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記録ID: 6285541
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ハイキング
赤城・榛名・荒船

安中アルプスのヤブ尾根歩きと群馬八幡の古墳めぐり

2023年12月17日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:19
距離
23.6km
登り
639m
下り
816m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:30
休憩
0:49
合計
6:19
8:00
58
8:58
8:58
28
9:26
9:28
13
9:41
9:51
108
11:39
11:55
92
13:27
13:36
1
天候 晴れ、強風
過去天気図(気象庁) 2023年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
コース状況/
危険箇所等
安中アルプスは稜線をつなぐ登山道とかはありません。一部は激ヤブになってます。
本日は高崎駅でまず切符を購入 
安中榛名まで新幹線🚄💨 
所要わずか10分の乗車
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本日は高崎駅でまず切符を購入 
安中榛名まで新幹線🚄💨 
所要わずか10分の乗車
で、安中榛名で下車 
新幹線はトンネルに吸い込まれていきました
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で、安中榛名で下車 
新幹線はトンネルに吸い込まれていきました
新幹線の秘境駅とも言われる安中榛名駅だけど、朝の一番列車からは2、30人が下車しました
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新幹線の秘境駅とも言われる安中榛名駅だけど、朝の一番列車からは2、30人が下車しました
地下道をくぐって駅の裏手の道を山へ
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地下道をくぐって駅の裏手の道を山へ
山林を切り開いてソーラーパネルが置かれてるが・・
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山林を切り開いてソーラーパネルが置かれてるが・・
地盤が崩れちゃってますね 
こんな施工で大丈夫か?
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地盤が崩れちゃってますね 
こんな施工で大丈夫か?
ここを左に入ります
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ここを左に入ります
そのまま登ると石尊山だがここを右へ 
この先未踏ルートです
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そのまま登ると石尊山だがここを右へ 
この先未踏ルートです
地形図上では黒線の道だけど完全にヤブ化してます
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地形図上では黒線の道だけど完全にヤブ化してます
462mピーク 
ヤブの中に大山祇命の石碑がありました 
右にあるのは石祠の屋根の部分
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ヤブの中に大山祇命の石碑がありました 
右にあるのは石祠の屋根の部分
その先に三角点
三等三角点 
点名は熊ノ谷(くまのかい)
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三等三角点 
点名は熊ノ谷(くまのかい)
さらにヤブ道を進むと梅林に出ました
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さらにヤブ道を進むと梅林に出ました
南面が開けて好展望 
正面に御荷鉾山
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南面が開けて好展望 
正面に御荷鉾山
遠くに御座山
妙義の山々
梅林から先は林道が尾根通しに続いてます
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梅林から先は林道が尾根通しに続いてます
ただしアップタウンが激しい💦 
近年整備された様子もなし
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ただしアップタウンが激しい💦 
近年整備された様子もなし
林道わきにひっそり石仏
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林道わきにひっそり石仏
その横に三角点を発見
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その横に三角点を発見
四等三角点 
点名は一本松
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四等三角点 
点名は一本松
古里公園の案内
その上が里見御岳山
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その上が里見御岳山
おびただしい数の石碑が立ってます
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おびただしい数の石碑が立ってます
中心はやはり御嶽山座王大権現
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中心はやはり御嶽山座王大権現
こちらは北側の展望よし 
目の前にドーンと赤城山
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こちらは北側の展望よし 
目の前にドーンと赤城山
その奥に雲をかぶった武尊山
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その奥に雲をかぶった武尊山
お狗さまにまたがった神様?の石像 
かなり細かく彫り込まれています
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お狗さまにまたがった神様?の石像 
かなり細かく彫り込まれています
同じ枝に咲いた紅白の冬桜
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同じ枝に咲いた紅白の冬桜
ここの右側が雉子ヶ尾峠の切通し
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ここの右側が雉子ヶ尾峠の切通し
この階段を降りて切通しの車道に出ました
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この階段を降りて切通しの車道に出ました
反対側にも階段があり、これを登ります
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反対側にも階段があり、これを登ります
が、その先に道はなし 
ヤブの中に目印がありました
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が、その先に道はなし 
ヤブの中に目印がありました
地形図上の364mピークは密ヤブの中
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地形図上の364mピークは密ヤブの中
ピークの先で作業道に出ました 
廃小屋あり
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ピークの先で作業道に出ました 
廃小屋あり
地形図上の作業道はすぐにヤブに飲み込まれてしばしヤブ漕ぎ
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地形図上の作業道はすぐにヤブに飲み込まれてしばしヤブ漕ぎ
ヤブを抜けたら突然梅林に出ました
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ヤブを抜けたら突然梅林に出ました
梅林の端っこを少し歩かさせていただきます
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梅林の端っこを少し歩かさせていただきます
次の三角点ピークまでの稜線を行こうかと思ったが、さすがにこの激密ヤブを見たら心が折れました💦
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次の三角点ピークまでの稜線を行こうかと思ったが、さすがにこの激密ヤブを見たら心が折れました💦
で、いったん車道へ避難
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で、いったん車道へ避難
ヤブの薄いところを見つけて再突入
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ヤブの薄いところを見つけて再突入
登りきって三角点発見
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登りきって三角点発見
二等三角点です 
点名は猪ノ毛山
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二等三角点です 
点名は猪ノ毛山
ここは城跡らしく、段地形が残ってます 
→ 帰宅後調べたら、雉郷城という城の跡らしい
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ここは城跡らしく、段地形が残ってます 
→ 帰宅後調べたら、雉郷城という城の跡らしい
で、作業道に出たが、アメリカセンダングサの猛攻を受けました
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で、作業道に出たが、アメリカセンダングサの猛攻を受けました
被害状況・・・ 
くっつき虫だらけです
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被害状況・・・ 
くっつき虫だらけです
手袋も・・・ 
こいつを取るのがまた大変なんだよな〜
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手袋も・・・ 
こいつを取るのがまた大変なんだよな〜
いったん車道に出て・・
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いったん車道に出て・・
この先のちょいヤブを抜けると・・
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この先のちょいヤブを抜けると・・
浅間山直下に出ました
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浅間山直下に出ました
山頂の浅間神社 
ここでさっきのくっつき虫を取って参拝
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山頂の浅間神社 
ここでさっきのくっつき虫を取って参拝
参道の長い階段を下りてきました  
振り返って一礼
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参道の長い階段を下りてきました  
振り返って一礼
またしばし車道歩き 
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またしばし車道歩き 
地形図では稜線に道があるようなので辿ろうと思ったが、立ち入り禁止の看板があったのでやめました
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地形図では稜線に道があるようなので辿ろうと思ったが、立ち入り禁止の看板があったのでやめました
で、天神山の登山口です
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で、天神山の登山口です
天神山の案内板 
ここも昔は砦だったようです
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天神山の案内板 
ここも昔は砦だったようです
天神山山頂とうちゃこ
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天神山山頂とうちゃこ
苔むした石仏
関東平野が一望
筑波山が意外に大きく見えました
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筑波山が意外に大きく見えました
ここで関東平野を見下ろしながら昼メシとします
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ここで関東平野を見下ろしながら昼メシとします
こちらは隣の前天神 
三角点があります
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こちらは隣の前天神 
三角点があります
四等三角点 
点名も天神山
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四等三角点 
点名も天神山
ここで安中アルプス歩きは終了 
下ります
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ここで安中アルプス歩きは終了 
下ります
あとは住宅地を歩くだけだが思ったよりアップタウンがあるな
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あとは住宅地を歩くだけだが思ったよりアップタウンがあるな
ここからは古墳めぐり 
ダウンロードした地形図に古墳の位置を赤くマーキングしてきました 
これを頼りに歩きます
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ここからは古墳めぐり 
ダウンロードした地形図に古墳の位置を赤くマーキングしてきました 
これを頼りに歩きます
八幡霊園 
この中に遺跡や古墳があります
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八幡霊園 
この中に遺跡や古墳があります
縄文時代の遺跡
霊園のほぼ真ん中に峯林古墳 
霊園にマッチするよう整備されてます
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霊園のほぼ真ん中に峯林古墳 
霊園にマッチするよう整備されてます
むき出しになった石室
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むき出しになった石室
霊園全体が若田原遺跡となっているようです
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霊園全体が若田原遺跡となっているようです
こちらに二基の古墳
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こちらに二基の古墳
楢ノ木古墳
若田大塚古墳
霊園を出て浄水場の横を進む
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霊園を出て浄水場の横を進む
剣崎長瀞西古墳 
地形図ではこの上に三等三角点があるのだけど、立入禁止で確認できず
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剣崎長瀞西古墳 
地形図ではこの上に三等三角点があるのだけど、立入禁止で確認できず
解説板 
出土品も多いようです
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解説板 
出土品も多いようです
荒れ地にポツンと高まり 
剣崎町大塚南563所在古墳 
所在地番がそのまま古墳名になってます
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荒れ地にポツンと高まり 
剣崎町大塚南563所在古墳 
所在地番がそのまま古墳名になってます
整備されてないようだけど石室らしきものがありました
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整備されてないようだけど石室らしきものがありました
隙間から覗いて未整備の石室を確認
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隙間から覗いて未整備の石室を確認
こちらは大島原G号古墳
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こちらは大島原G号古墳
鉄柵で囲まれた石室があったが、今は荒れ放題といった感じ
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鉄柵で囲まれた石室があったが、今は荒れ放題といった感じ
バス通り横に物見塚古墳
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バス通り横に物見塚古墳
頂部に石室の名残とみられる大石
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頂部に石室の名残とみられる大石
交通量の多い通りを歩いて・・
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交通量の多い通りを歩いて・・
本日最大の観音塚古墳
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本日最大の観音塚古墳
国指定史跡となってます
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国指定史跡となってます
石室開口部
石室内に入ってみる 
かなり広くて天井高さは2m以上あります
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石室内に入ってみる 
かなり広くて天井高さは2m以上あります
奥から入口を見る
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奥から入口を見る
頂部にも登ってみる
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頂部にも登ってみる
祠の屋根には土器片が置かれてました
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祠の屋根には土器片が置かれてました
次、資料館へ
観音塚考古資料館
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観音塚考古資料館
土器、埴輪などが展示されてます
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土器、埴輪などが展示されてます
観音塚古墳から出土した鉄器類
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観音塚古墳から出土した鉄器類
耳環類など
資料館近くの平塚公園にある平塚古墳 
墳丘は竹藪に覆われてよく見えないが、埴輪のモニュメントが置かれてます
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資料館近くの平塚公園にある平塚古墳 
墳丘は竹藪に覆われてよく見えないが、埴輪のモニュメントが置かれてます
本日最後の古墳は八幡二子塚古墳
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本日最後の古墳は八幡二子塚古墳
発掘作業中みたいで中には入れませんでした
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発掘作業中みたいで中には入れませんでした
解説板 
ここからも色々出土したようです
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解説板 
ここからも色々出土したようです
で、八幡神社に向かう途中、地形図に三角点マークがあったので探してみたら・・
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で、八幡神社に向かう途中、地形図に三角点マークがあったので探してみたら・・
こんなところにありました
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こんなところにありました
四等三角点 
点名はその名も八幡神社
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四等三角点 
点名はその名も八幡神社
で、最後に八幡神社に参拝します
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で、最後に八幡神社に参拝します
彫刻がすごい
天井絵は消えかけてるけどこれはこれで味があります
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天井絵は消えかけてるけどこれはこれで味があります
去り際に山門に一礼し、駅に向かいます
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去り際に山門に一礼し、駅に向かいます
駅に向かう道沿いにも古そうな石仏やらがさりげなくおりました
5
駅に向かう道沿いにも古そうな石仏やらがさりげなくおりました
本日の終点、群馬八幡駅にとうちゃこ 
5
本日の終点、群馬八幡駅にとうちゃこ 
あとはこの電車で帰ります
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あとはこの電車で帰ります

感想

群馬八幡駅近くの古墳群を訪ねてみようと周辺の地形図を見ていたところ、安中アルプスがすぐ隣にあることに気づいた。安中アルプスの石尊山から西は登山道もあって歩いたことがあるが、東の稜線は歩いたことがない。ので、午前中に安中アルプスを歩いて、その足で午後は古墳を探訪してみることにしました。

安中アルプスの東半分は、地形図に山名が載っている山だけでも御岳山、浅間山、天神山ががあり、他にも三角点ピークがいくつか連なっているので少しは踏み跡らしきものがあるかと思っていたが、一部林道のほかはほとんどヤブ尾根でした。激密ヤブで尾根通しに歩くのを断念した部分もあって手強かったです。それでも4つの三角点を確認できてまずまずの出来。

古墳のほうは霊園の中に保存されていたりして、比較的良く残っていると思いました。観音塚古墳の石室も思いのほか大きく、近くの資料館では立派な出土品もみることができて、午前中歩きの疲れた体でも来た甲斐がありました。

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コメント

こたっきーさんこんばんは!
安中〜高崎区間の探検お疲れ様でした!
安中アルプスはひとつひとつの山に登ってみたことがあるでけで通しで歩くことが無かったので興味深く拝見させていただきました。ここいらあたりは数はすくないですがまだ鹿も生息しているそうです。安中榛名駅から西にはクマ区間もあるそうですね。
八幡の古墳巡り、小学生の時に見学で行ったことがあるところが数か所出てきましたが、荒れているところは未だ見たこと発見したことがりません。これは歩いてみないとわからないですし、そこがこたっきーさんの冒険心の素敵な所ですね♡
太古の歴史を調べたことが無いんですが烏川と碓井川に挟まれたこのあたりの地形を見ると大昔はこのふたつの川ももっとおおきな川幅だったのかな?とも思います。
大変勉強になりました。
ありがとうございました!
2023/12/18 20:00
E-gunmaさん こんばんは😃🌃 コメントありがとうございます。

安中アルプスは手強いヤブ山でしたが、ひっそり祠や石仏があったり御岳山や浅間山も山頂に社殿や石碑群があって、昔から信仰対象の地元山という感じがしました。碓井川も烏川もよく見えましたが、確かに広い谷地形でした。今は河川改修で流路が決まってますが、昔は広い谷の中を自由に流れてた、なんてことを想像しながら地形を眺めるのもまた面白いですね。
古墳のほうはかなり下調べをしてから行くのですが、特にマイナーなやつは現地で実際見てみないとわからないことが多くて、それがますますハマってしまう結果になってます。群馬は古墳王国ですが、まだまだ行けてないところも多いので、山同様に探索を続けて行こうと思ってます。冒険心というか好奇心は確かに人より強いほうだと自分でも思いますが、この気持ちはいつまでも持ち続けたいですね(^o^)
2023/12/18 21:21
いいねいいね
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