アドベンチャーコースで岩と鎖を体験しよう 摩耶山
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 745m
- 下り
- 663m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
山の会のクリーンハイクや例会で何度も登っている摩耶山。大分馴染みが出てきたと思っていましたが、今日は初めてづくしの一日となりました。
JR新神戸駅集合、広場でストレッチ、市が原で小休止、いつも通りのスタートです。そして初めての地蔵谷へ。可愛い沢に椿の谷。時折聞こえてくるウグイスの聲に春を感じます。名前の通り何処かにお地蔵様が? と見渡すものの見当たらず。実は岩陰に6体くらい並んでいるのでは? とキョロキョロ。
今はまだ寒くて入りたくないけれど「夏に沢を歩くと気持ちよさそう」と盛り上がる私達に「夏場はほとんど水が枯れてしまう」とCL。それは残念。水のない夏の谷は過酷そうです。沢に沿って歩いていくといくつか現れる立派な堰堤、都度巻いて進みます。
沢を離れ登りに入ると、道の両サイドに並ぶツバキ。大半の花は落ちてしまっていましたが、地面の上はまるでツバキ柄絨毯を敷いたよう。満開のときはさぞ見事だったことでしょう。ツバキを愛でながら話題は椿油の天ぷらへ。鬢付け油が有名ですが食用利用もされているという椿油。揚げ物は軽く仕上がり冷めても絶品、高級料亭やこだわりのお店でしか頂けない貴重さとか。これは帰ったら調べてみなくては。
天ぷらに思いを馳せて歩いて行くと日時計のある緑と風の丘へと出ました。こんな素敵なスポットがあったのですね。展望よし、黒岩尾根を望んだ後は昼食。風が吹くと日陰はまだまだ寒い3月です。
アドベンチャーコースを経て天狗道を抜け、いつもは通り過ぎる摩耶山頂へ。実は三角点を見たのも今回が初めて。近くには天狗岩大神。天狗が封じ込められたといわれている天狗岩が祀られていました。だから天狗道なのかと一人納得。修験道の修行場だった摩耶山では、山伏を天狗に見間違えた話も残っているそうで興味深いです。
お馴染み、掬星台では満開の梅に皆の笑顔もこぼれます。思い思い楽しんだ後は、これまた私にとって初めての山寺尾根を通っての下山。整備はされていますが、なかなかの急坂に足元注意の連続。前の人との間隔をあけ慎重に下ります。長峰台との分岐を杣谷峠方面へと、次週行われるステップアップ講座・安全確保の下見に一同同行させて頂きました。どのようなことを教われるのか楽しみです。
護国神社へ向かう途中、灘丸山公園入口の桜が余りに見事で、皆誘われるように公園内へ吸い込まれていきました。花の力は凄いです。満開は過ぎ、少し散り始め、葉が覗いていました。日当たり良好なせいか早いですね。桜の下でストレッチして解散。初めてづくしの摩耶山、楽しい1日でした。(TE)
<コース状況>山寺尾根は急坂です。
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