ブラタモ気分で岩殿山
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.9km
- 登り
- 526m
- 下り
- 517m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
山でお花見を。ということで、山梨県の岩殿山に行ってみました。
戦国時代、小山田氏の居城であった岩殿城があった場所です。今年の大河ドラマ「真田丸」では、岩殿城に向かう武田勝頼を小山田信茂が裏切るシーンが描かれました。難攻不落の山城がどんなものだったのかという興味もあり、今回の山歩きは楽しみにしていました。
大月駅からは時計回りに1周するコースを取りました。名勝、稚児落としは断崖絶壁でなかなかの迫力でした。途中にある鎖場も楽しみだったのですが、ちょうど逆方向から団体さんがやってきて大渋滞。僕らは巻き道を行くことにしました。ちょっと残念でしたが、あの渋滞を待っていたら何十分間の足止めになったかわからないので、今回はよかったと思います。
岩殿城への道は当然ながら狭く、他に登れるような斜面もありません。頂上付近からの眺めは抜群で、城からは敵の進行が丸見えです。本当に攻めにくい城だと実感しました。もし、勝頼が岩殿城に入城していたらどうなったのでしょうか。信長も攻めあぐねたのではないかと思いますが、既に手勢が少ない勝頼に何ができたのかということと、あの小谷城を落として浅井を滅ぼした信長のことですから、ここを落とすのも時間の問題ということになったのではないでしょうか。……などと想像をしながら歩く山もおもしろいものです。
また、岩殿山から見る大月の街にもおもしろい発見がありました。麓を流れる桂川が大地を削ってできた地形。それはまさに河岸段丘! 見事なものです。「ブラタモリ」をやっている気分になりました。
頂上から少し下りた丸山公園は桜がきれいでした。穏やかな日差しの下、お酒をいただきながらお花見を楽しみました。
草木は芽吹き、花が咲き、鳥がさえずり、蝶やトカゲも姿を見せ、山にも春がやってきました。今年もいよいよ、本格山シーズン・インです。
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