雪彦山 / 垂直クサリ場の恐怖!!


- GPS
- 05:47
- 距離
- 5.0km
- 登り
- 758m
- 下り
- 748m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
無料駐車場有 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ロープ・クサリなど有。特に天狗岩〜虹ヶ滝の裏登山道は難易度の高い岩場。 |
その他周辺情報 | 雪彦温泉まで登山口より車で10分程度。 |
写真
感想
雪彦山へは一度行ってみたいとは思っていた。しかし時期を間違えばヤマビルがウジャウジャいる山域だという。行くならなるべく早い時期がよさそうだ。
さらに今年はいよいよ大キレットへの挑戦を計画している。岩場の練習もかねて今シーズンの開幕は雪彦山へ登ることにした。
義妹を迎えに行って一路兵庫へ。中国道ババ混み。うへえ。
西宮名塩SAに立ち寄って朝メシ。すると迷彩服を着た自衛隊と思われる一団に遭遇。どうやらこれから被災地へ災害派遣に向かうようだ。任務ご苦労様です。
予定よりも大幅に遅れて登山口に到着。まだ時期には早いとはいえ念入りにジョニーを靴やらスパッツに振りかけて出発。
登り始めからいきなりの急登。ヒイヒイ言いながら登って30分ほどで雪彦山(洞ヶ岳)の威容が迫力満点の展望岩に到着。
それからオーバーハングな出雲岩、くっそ狭いセリ岩(横に迂回路あります)、馬の背などバラエティに富んだ数々のポイントを通過して出発から1時間40分ほどで大天井岳に到着。素晴らしい眺め。
そこからさらに北に進路を取り雪彦山三角点まで足を伸ばす。本来なら鉾立山まで行って天気が良ければ氷ノ山も見えると言う展望を楽しみたかったのだが、時間がなかったため泣く泣くあきらめる。
鹿ヶ壺分岐で昼メシを食い、天狗岩分岐まで戻って下山にかかる。
裏登山道の上級コースに入るといきなり垂直のクサリ場。おおうこれはガツンとくるぜ。ただ落ち着いて探せばスタンスもホールドもあり、身体を起こせば足元の岩はグリップも効くので、三点確保を確実に行いながら慌てず通過すれば行けないことはない。
下りていくと高度感のある長いクサリ場で立ち往生しているパーティーが。リーダーらしき壮年1人とヘルメット&ザイル確保のご婦人2人。最初に下っているご婦人はかなりのへっぴり腰で壮年からの指示を受けながらも見るからにパニクっている。ハラハラしながら通過を待つ。焦らせて事故られても困るので気にせずゆっくり下りるようには言うものの正直だいぶ時間ロスした。
岩場の下で最初のご婦人と話をしたところ、今日が初めての山登りだというガチの初心者で、一番最初に連れてこられたのが今日この雪彦山のこのルートだそうな。ヒュー。チャレンジャーにもほどがあるぜ!!
そこからも危険個所の連続。前述のパーティーには先行させてもらったが、虹ヶ滝までコースタイム40分のところを1時間半もかかってしまった。途中の地蔵岳は行きたかったが諦めてスルー。
虹ヶ滝まで下りてきたらストックを出しても大丈夫。沢沿いの道を下山することになるが、心配していたヤマビルなんかは全くおらず、ひるねが途中で川に落ちた以外は特に問題なく下山できた。
帰りは登山口から車で10分ほどのところにある雪彦温泉で汗を流して帰る。
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