戸隠山 早春の修験道

2016年04月24日(日) [日帰り]

• GPS: 06:47
• 距離: 11.9km
• 登り: 995m
• 下り: 991m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:39
• 休憩: 1:08
• 合計: 6:47

距離 11.9km 登り 999m 下り 991m

7:46 スタート地点
8:01 随神門
8:15 8:27 戸隠神社奥社
9:39 9:55 蟻の戸渡
10:11 10:13 八方睨
10:24 10:27 戸隠山
11:11 11:19 九頭龍山
12:09 12:29 一不動（避難小屋）
12:52 12:58 帯岩
13:43 ゲート
13:50 弥勒尾根コース分岐
13:57 13:58 戸隠牧場入口
14:03 戸隠キャンプ場
14:33 ゴール地点

天候

曇り、ガス

アクセス

利用交通機関：

自家用車

上信越道、信濃町ICでOUT。戸隠キャンプ場方面に向かう。

コース状況／危険箇所等

ほぼ全ルートが危険箇所です。

その他周辺情報

八方睨までは無雪ですが、それ以降のコース上は残雪（約30�僉砲任后�

写真

4/24 7:43

戸隠神社奥社入口駐車場に車を停めさせてもらう。

4/24 7:45

奥社鳥居前にて。

4/24 7:46

随神門に向かう。

4/24 8:00

随神門。

4/24 8:01

随神門から見る杉並木が神々しく映る。

4/24 8:02

朝靄の静寂な雰囲気の中、杉の参道を進む。

4/24 8:17

奥院にて登山の安全を祈願する。

4/24 8:25

しめ縄をくぐり、登山道へ。

4/24 8:39

2SMCって2合目って意味ですかね。どなたかわかる人いたら教えて下さい。

4/24 8:53

最初の鎖場。ここはまだ序の口。

4/24 9:02

二番目の鎖場だったと思う。

4/24 9:03

五十間長屋にて。

4/24 9:04

またまた鎖場。

4/24 9:08

断崖絶壁の下を進む。上から何が落ちてくるかわからない。

4/24 9:10

百�猟慌亜�

4/24 9:10

このあたりから修験道の道らしくなる。

4/24 9:11

残雪をトラバース。

4/24 9:17

悪路を進む。

4/24 9:18

長ーい鎖場登場。

4/24 9:18

垂直に近い。

4/24 9:25

再び現れた難関の鎖場。

4/24 9:30

必死なT川さん。

4/24 9:32

息つく間もなくまた難関の鎖場。

4/24 9:35

ここもまたナイフリッジな鎖場。

4/24 9:36

足場の狭いトラバースな鎖場。

4/24 9:40

まだまだ続く鎖の道。

4/24 9:44

またまた現れたロングな鎖。

4/24 9:51

ついに来ました、蟻の戸渡り！

4/24 9:53

挑みます。

4/24 9:53

バランスをとって！

4/24 9:53

4/24 9:53

クリアです。

4/24 9:54

蟻の戸渡り、渡り切った後の怪しい舳先。

4/24 10:00

T川氏もここは立って渡る。

4/24 10:00

落ちるなら写真左が良さそう。

4/24 10:00

4/24 10:00

危なかしいが

4/24 10:01

無事、渡り切った。

4/24 10:01

更に続く修験道。お次は「剣の刃渡り」！

4/24 10:02

4/24 10:03

おっと、T川氏は、跨ぎで渡るようだ！

4/24 10:03

4/24 10:11

いやあ、なんとか無事に難所をクリアしました。八方睨にて。

4/24 10:12

さ、戸隠山頂に向かいます。ここからは残雪になります。

4/24 10:14

東側からは終始ガスが立ち込めます。

4/24 10:22

戸隠山頂登頂！隊長は余裕のようだ。

4/24 10:22

当人の私は、ビビリなのでここまででかなり弱っている。

4/24 10:23

難関の戸隠山登頂記念です。

4/24 10:23

西側のガスがとれ、展望が少しずつ開けてきた。

4/24 10:39

九頭龍山へ向かう。東側の絶壁も見下ろせるようになってきた。

4/24 10:44

写真だと臨場感が伝わらないです。

4/24 10:44

絶壁の前に立つ隊長。

4/24 10:45

4/24 11:00

このあたりで高妻山が姿を現した。

4/24 11:13

九頭龍山。視界が悪いのでスルーで先に進む。

4/24 11:13

残雪でコースの見定めが難しい。

4/24 11:16

藪と残雪の合間を進む。

4/24 11:16

ガスの間から高妻山が山頂まで姿を現す。

4/24 11:25

標高差100mほどを一気に下る。

4/24 11:28

正面、屏風岩。

4/24 11:28

東側に牧場、飯縄山が見える。

4/24 11:37

屏風岩も結構な登りだ。

4/24 11:46

北ア方面が見えた。山座同定が出来ない…

4/24 11:51

飯縄山。

4/24 11:57

五地蔵岳。ここは次回にしよう。

4/24 12:03

高妻山。行きたくなった。

4/24 12:10

一不動避難小屋。このあたりで休憩。

4/24 12:11

小屋から見える牧場方面の風景。ガスってて遠くは見えません。

4/24 12:39

不動滝方面に下ります。

4/24 12:46

氷清水。

4/24 12:47

基本沢下りになります。このあたりはまだかわいい。

4/24 12:49

4/24 12:50

急流になる。脇の鎖を使って慎重に下りる。

4/24 12:50

ここは勇気を出して反対岸へ渡渉するしかない。

4/24 12:51

不動滝。雪解けで水量たっぷり。

4/24 12:52

急斜面のツルツル道を鎖を使ってトラバース。

4/24 12:52

4/24 12:54

ここで再び不動滝。

4/24 12:57

全景は木々に葉が生い茂ると見えなくなる。

4/24 13:02

完全に沢下りの様相となる。

4/24 13:05

激流の沢下り。隣の鎖が命綱。

4/24 13:06

激流に流されたらひとたまりもない。

4/24 13:08

激流を下ったら雪渓が待っていた！ここも踏み抜けば命の保障はない。

4/24 13:25

雪渓クリア安堵する。だがこの先も無数の渡渉が待っていた。

4/24 13:28

渡渉が連続する。

4/24 13:32

最後の渡渉を渡り切った。

4/24 13:32

下ってきた沢を振り返る。

4/24 13:33

ここからはビクトリーロード。道脇にはようやく花が咲き始めていた。

4/24 13:34

4/24 13:37

4/24 13:43

牧場へ。

4/24 13:44

白い花々が早春を彩どる。

4/24 13:48

振り返ると登ってきた戸隠の山々。

4/24 13:54

のどかな牧場の道を進む。

4/24 14:06

ここから遊歩道へ。

4/24 14:06

水芭蕉が最盛期だ。

4/24 14:07

今が丁度見頃になっている。

4/24 14:08

春の妖精がいっぱい。

4/24 14:10

森の雰囲気がとても良い散策路。

4/24 14:32

奥社入口まで戻った。

4/24 14:32

観光客が多い。GWは更に多くの人で賑わうのでしょう。

撮影機器：

TG-860 OLYMPUS IMAGING CORP.

装備

備考

一不動滝の下は渡渉多し。ゴアテックスの靴必需です。

感想

ricefieldspk

　今回は戸隠山にチャレンジ。我々にとっては過去最高レベルの難関の山だ。田中陽希のグレートトラバースを見て以来、好奇心が掻き立てられていた。
　鎖場の連続からの「蟻の戸渡り」。ガスっており、下が見えないのが幸い。ビビリながらもなんとか渡った。渡った後は大量の変な汗をかいていた。小心者の自分を改めて再確認…まだまだ修行が足らないということを痛感した。
　実は不動滝からの沢下り。これが今日の核心だったかもしれない。蟻の戸渡りがこの山のハイライトであるということは疑いないのだが、この沢下りは、事前情報がなく、予想外のアドベンチャー体験となってしまった。雪解け水が激流となるこの時期ならではのスリル体験となった。素人ひとりでは決して行かないほうが良いだろう。
　GW前の閑散期で、我々のほかは2人しか会わなかった。天気はややイマイチではあったが逆にガスってたせいで信仰の山らしく感じられて良かったのかもしれない。終始恐怖の連続、根性試しの修験道登山という感じだったが、生還後は妙な達成感があり、印象に残る楽しい山行となった。