赤城山(思わぬ拾い物、霧氷が桜のように咲いてました♪)
- GPS
- 02:25
- 距離
- 5.0km
- 登り
- 535m
- 下り
- 545m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・特に危険な箇所はありません。 |
写真
感想
11月3日に行きたいと思っていた山は谷川岳、しかし山岳天気予報ではほぼ曇り。ということで、あまり準備もせず、前日は飲んだくれという状態でした。
翌朝、何やらいつになく眩しい日差しに目を覚まし、ついこうしてはおれぬとばかり、気が付けば家を出ていました。
関越を下っていくと、西高東低の気圧配置でどこまでも澄んだ視程ですが、行きたいと思っていた谷川岳の山頂付近は厚い雪雲に覆われています。赤城高原SAで山々を見渡してひとしきり悩んだあげく、谷川岳に行きたいという趣旨からは離れてしまうものの、山頂まで晴れ渡って見える赤城山に向うことにしました。
赤城山は本年から始めた登山で2つ目の山ということで思い出深い山でもあります。前回と同じルートを辿ってみることにしました。
近づいていくと黒桧山山頂付近の樹木が白く薄化粧していました。寒そー!、そんな思いも一方でつのります。
黒桧山登山口からの登りは、前回も思いましたが、結構な急登、それも一段の段差が大きくなっています。しかし、前回登った時に記憶のある地点には、前回よりかなり短い時間で通過できているような気がします。
下から見た白い薄化粧の正体は雪ではなく、樹木の枝の一本一本にびっしりと貼りついた霧氷でした。枝の隅々まで白い霧氷が貼りついて、雪が積もった樹木の美しさと風情を異にした美しさです。ですから、地上の道には雪の痕跡は一切ありません。但し、気温の低い山頂付近では風で吹き飛ばされた霧氷が地面に落ちて、登山道が霧氷の破片で覆われているようなところがありました。
景色の良さも手伝って、前回ほど疲れることもなく山頂に到達。前回行かなかった山頂の先の展望台に行ってみます。右手をみると手前の木々と遠くの山々の木々が共に霧氷に覆われた姿は、まるで桜の満開時の山のようにも感じられます。その純白の透明感は私には桜を上回っているようにも感じられました。山頂は樹木に覆われて眺望がやや悪いのですが、先の展望台はほぼ360°の眺望が得られていました。しかも低めの樹木に霧氷がびっしりと貼りつき、後方の紅葉真っ盛りの山々や未だ緑盛んな山々とのコントラストがとても美しく、感動しました。手近なところで、拾い物をしたという感じです。
もう一つラッキーなことがありました。この展望台にはお二人の先客が居られ、大きな鍋を囲んで楽しげな様子。こんなデカい鍋を持ち込まれて凄いなーと思いつつ、近くで昼食&乾杯をしようとしていると、「芋煮はいかがですか?」と話しかけられ、思わず、遠慮なくご相伴に預かりました。芋煮の中には季節のキノコがたくさん入っており、大変美味しく頂きました。体も温まってとっても幸せな気分になれました。この場を借りて心よりお礼申し上げます。
ということで、今回の山行は、行き当たりばったりではありましたが、幾つもの拾い物のあった山行でもありました。
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