札内岳 ピリカペタヌ5の沢
- GPS
- 32:44
- 距離
- 16.5km
- 登り
- 1,649m
- 下り
- 1,640m
コースタイム
- 山行
- 6:21
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 6:39
- 山行
- 9:12
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 9:59
天候 | 1日目 晴れのち雨 2日目 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
4の沢出合いに車一台分の駐車スペースあり。それ以上は入れません。 |
写真
感想
前々から行きたかった残雪期の札内岳。
初めて崖の沢・スキー沢をラウンドしたときの感動は眺望を見たときに再び蘇ってきた。
仲間にも天候にも恵まれ忘れがたい山行となった。
ピリカペタヌ林道はアメダス付近の堰提付近までしか車で行けない。
今回は更に200メータ先まで車を乗り入れて準備を始める。
五の沢出会いで期待した埋まった雪渓はなかったが、堰提が出てきて驚く。
しばらくはなんとなく沢登りのアプローチみたいになる。
目の前にボロボロの雪渓が出てきて、渡渉もめんどくさそうなので、作業道に乗るがこれが大失敗。日の当たる斜面で雪もなく強烈な藪漕ぎになる。
雪のある対岸をみると素敵な作業道が見て取れたが「隣の芝生」だろうか?
やっとの思いで925三股に降りて、左に進路を取る。
ここから日高らしい雪渓となるが斜度はそれほどきつくなく、このころからガスに突入。
少し切れたガスの先に稜線が見えてきたと思ったら、雷鳴とともに雨が降り出し、稜線直下のここをテン場とする。
結果的には、とても快適なテン場であった。
翌日、多少霞がかっているがきれいな朝焼けに恵まれた。
準備に多少手間取って予定より30分遅れでテン場を出る。
稜線に出ると日高幌尻岳やエサオマントッタベツが見え、しばらくすると十勝幌尻・カムイエクウチウシ山・1839峰・ピラミッド峰を眺めながらの稜線歩きとなる。
これがこのルートの醍醐味だと思う。
頂上に出ると日高山脈の荘厳な雰囲気に圧倒される。
思わず全員で万歳三唱。
一眼持ってくればよかったと後悔しながら下山を開始。
体重増の私がズボズボと埋まり、足を引っ張るなか、テン場を撤収。
相変わらずズボズボと埋まり、悪態を付きながらくだんの渡渉点へ。
予想どおり、一人を除いて全員プラブーツ沈没。
ものすごい勢いで消えていく雪に驚きながらスタート地点に戻った。
長かったが楽しい二日間であった。
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