記録ID: 8607994
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ハイキング
京都・北摂
自然に戻りつつある!? 鳶ヶ城趾（京都・木津川市）
2025年08月26日(火) [日帰り]
京都府
pine-village
体力度
2
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 03:44
- 距離
- 11.3km
- 登り
- 341m
- 下り
- 340m
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| 天候 | 晴れ 時々 くもり |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 自家用車
※ スタート地点へは始発電車が動き始める前にバイクでアクセスしています。出来るだけ涼しい時間帯に行動するためです。 ※ 「棚倉」駅前には無料の自転車、バイク置き場有り。 ●ゴール地点： JR大和路線「加茂」駅 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
「神童子」（じんどうじ）集落から「鳶ヶ城趾」（とびがじょうあと）への林道へ入る所は、少々ややこしいのですが道標などの道案内は有りません。GPSが有ると心強いと思います。林道に入ると明瞭な道が長く続くので、迷うことなく山頂付近へ達します。 山頂は登山道からやや外れた所に位置しており、道標と踏み跡が有ります。周囲はこの時期だからなのか？広く下草が伸びており、三角点も見つけにくい状況でした。 山頂から「海住山寺」（かいじゅうせんじ）もほぼ明瞭でよく踏まれた山道が続いています。道標も定期的に付いており、安心して歩けました。 全体になだらかで歩き易く、険しい箇所は見当たりません。ハイキングに相応しいコースだと思います。 |
| その他周辺情報 | ●神童寺（じんどうじ） https://www.city.kizugawa.lg.jp/index.cfm/8,28751,36,421,html ●海住山寺 https://www.city.kizugawa.lg.jp/index.cfm/8,28741,36,421,html ●恭仁宮跡（くにきゅうせき） https://www.city.kizugawa.lg.jp/index.cfm/8,28716,36,420,html |
写真
まだ夜が明けきらぬ「木津川市」へやって来ました。本日登る「鳶ヶ城趾」のシルエットを正面にアプローチ。
左の一段高いのは「三上山」ですかね...
1
8/26 5:20
まだ夜が明けきらぬ「木津川市」へやって来ました。
本日登る「鳶ヶ城趾」のシルエットを正面にアプローチ。
左の一段高いのは「三上山」ですかね...
本日登る「鳶ヶ城趾」のシルエットを正面にアプローチ。
左の一段高いのは「三上山」ですかね...
「棚倉」駅前から歩き始めます。
傍らに無料駐輪場や公衆トイレがありました。
傍らに無料駐輪場や公衆トイレがありました。
「木津川市観光MAP」
まずは線路沿いの車道を南下し、東方の「神童子」集落へ向かいます。
まずは線路沿いの車道を南下し、東方の「神童子」集落へ向かいます。
「魚亀」さんと「公民館」の間を抜けて、Uターンする感じでお山へ向かいます。「神童寺」が直ぐ先に有りますが、拝観時間前の早朝なので参拝はパス...
1
8/26 6:15
「魚亀」さんと「公民館」の間を抜けて、Uターンする感じでお山へ向かいます。
「神童寺」が直ぐ先に有りますが、拝観時間前の早朝なので参拝はパス...
「神童寺」が直ぐ先に有りますが、拝観時間前の早朝なので参拝はパス...
林道に飛び出しました。
どうやら地図に載ってない林道が延びているようなので、そちらを辿って入山した方が明瞭なのかも...
どうやら地図に載ってない林道が延びているようなので、そちらを辿って入山した方が明瞭なのかも...
此処で初めて「神童寺 ⇔ 海住山寺」の道標を発見！
林道に沿って進みます。
林道に沿って進みます。
林道上でサルの群れに遭遇。
まだ青いクリを朝食にしていたようです。
クマでなくて良かった...😅
まだ青いクリを朝食にしていたようです。
クマでなくて良かった...😅
初めてテープを見掛けましたが、広幅の明瞭な道が山頂付近まで続いており、あまり必要性は感じませんでした
竹林は結構長く続いていました。
「南山城」では多いのかもしれません。
「南山城」では多いのかもしれません。
標識が沢山付いた場所に到ります。
「鳶ヶ城 →」に従い、右方の高みへの踏み跡を辿ると...
「鳶ヶ城 →」に従い、右方の高みへの踏み跡を辿ると...
幾つか標識も付いており、どうやら此処が「鳶ヶ城趾」の山頂のようです。
最初は通り過ぎてしまうほど、下草に覆われており...
最初は通り過ぎてしまうほど、下草に覆われており...
こんな状態の三角点を見つけるのに、少々時間を要しました。
二等三角点
点名「神童子」
標高 318.2m
二等三角点
点名「神童子」
標高 318.2m
なお、通り過ぎた先はさらにヤブっぽくなっていましたが、「木津川」が覗くスポットが有ります
其処に落ちていた標識も、もはや半分朽ちた状態...
山頂全体が自然に戻ろうとしている感じでした。
山頂全体が自然に戻ろうとしている感じでした。
分岐点へ引き返し、北東方へ延びる尾根を辿って「海住山寺」へ向かいます
此処も重要な分岐点。
右は「恭仁神社へ下る」と表示されています。
左へ進みました。
右は「恭仁神社へ下る」と表示されています。
左へ進みました。
その後、倒木の迂回でややこしい箇所も有りましたが、尾根を外れないように進むと、ルートはやや明るい雰囲気になってきます
進行方向に「三上山」の雄姿を望むスポットも有り、なかなか心地良い区間です
このあたりでは立派な道標に何度か遭遇。
「山城町森林公園」への道が延びているようですが、惑わされずに「海住山寺」へ向かいます。
「山城町森林公園」への道が延びているようですが、惑わされずに「海住山寺」へ向かいます。
重要分岐点。
「三上山」へ向かう道を左下に見送り、直進すると...
「三上山」へ向かう道を左下に見送り、直進すると...
お寺の境内にはちょっとした展望台が有り、「木津川」や「奈良市街」方面の眺望や...
本堂の傍らに入山料を投入する箱が置かれています。
山中にもかかわらず境内が綺麗で心地良く、訪れた甲斐が有りました。
山中にもかかわらず境内が綺麗で心地良く、訪れた甲斐が有りました。
折角なので、「恭仁宮跡（山城国分寺跡）」にも立ち寄ってみました。奈良時代末期のまぼろしの都「恭仁京」。
現在は広々とした跡地が広がっているだけですが...
1
8/26 8:51
折角なので、「恭仁宮跡（山城国分寺跡）」にも立ち寄ってみました。
奈良時代末期のまぼろしの都「恭仁京」。
現在は広々とした跡地が広がっているだけですが...
奈良時代末期のまぼろしの都「恭仁京」。
現在は広々とした跡地が広がっているだけですが...
巨大な礎石が残されており、この上に建っていたとされる七重塔をイメージすることができます
撮影機器：
装備
| 個人装備 |
日よけ帽子
サングラス
フェースカバー
防虫剤
雨具
ヘッドランプ
食料
飲料
モバイルバッテリー
スマホ
|
|---|
感想
「神童子」集落から「鳶ヶ城趾」へはヤマレコの山行記録が少なく、あまり歩かれていないようでしたが、しっかりした道が続いており意外に楽に上れました。林道歩きのごとく単調で、ハイキングとしてはやや面白味に欠けるのが歩かれていない理由かもしれません。
「鳶ヶ城跡」は「木津川」を見降ろす絶好の山稜に位置し、過去に戦略上の拠点として山城を建てたのもうなずけます。しかしながら、現在の山頂は展望もほとんど無く、下草が伸びて自然に戻りつつある感じ。山城の跡も覆い隠されていきそうです。芭蕉の「夏草や...」ではありませんが、人の営みのはかなさや自然の逞しさを思い知らされました。
下りに辿った「海住山寺」方面は比較的明るい尾根上のコースで、所々に展望も有るので、上りの「神童子」方面よりも面白い山歩きが楽しめるかもしれませんね。
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