シャクナゲを求め、拘留孫岳、烏帽子岳、三国岳、焼尾山

2016年05月08日(日) [日帰り]

• GPS: 08:45
• 距離: 15.6km
• 登り: 1,277m
• 下り: 1,285m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:57
• 休憩: 0:40
• 合計: 8:37

距離 15.6km 登り 1,287m 下り 1,285m

7:27 長楽寺
7:49 7:57 狗留尊岳登山口
8:39 8:44 狗留尊岳
9:15 9:18 烏帽子岳 最高点
11:04 三国岳
11:10 11:34 三国岳最高点
12:39 焼尾山
16:04 長楽寺

天候

晴れ（霞が激しい）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

最初は長楽寺から三国までのピストンを考えていました。

大杉登山口という表示がありましたが・・・

結構荒れているので…もう少し進むと・・・

「クルソン登り口スグ」という小さな標識が現れ・・・

確かにすぐに「「クルソン登り口」という赤い文字の標識に従い山に入りました。（さらに奥にも尾根道を登るコースがありそうです。）

この神社方向には

神社の跡があるだけで、戻ることになりました。（少々ですが）

すぐに新緑の森となり、気持ちよく上がります。

おっしゃるとおりでした。

傾斜もきつくなく、気持ちの良い山道です。

頂上は切り開かれ、烏帽子岳が見えます。

山名標識前で。「狗留孫」とは、梵語の音訳で「実に妙なる成就」を意味することばであるといわれ、別の説では、仏陀がお釈迦様になる前の名前であるともいわれています。

反射板があるので、ほかの山からピークらしい形としてはあまり目立たないのですが、場所ははっきりとわかります。

鈴北岳から鞍掛峠へ降りる道。

庭園のような趣があります。
さあ、烏帽子に向かいましょう。

「あっ、シロヤシオだ」

うれしいな！

花も素敵ですが、葉のふちが赤くふちどりされていました。

今度はシャクナゲです。

色の濃い方が新しいものです。

一見花と見間違える赤い新芽。

両仙の稜線

奥は伊吹でしょうか？

シャクナゲは終盤らしくなんとかまにあったかんじです。

烏帽子山頂では4人の方と会いました。でも山名標識がなく、なんだか登った気がしません。

シロモジの多い山です。

烏帽子から三国は、地図では破線になっています。あまり良い道ではありません。がけの多い道ですのでゆっくり行きます。

シャクナゲも楽しんで・・・

今日は鉄塔とたくさん付き合うことになります。人工物は嫌なものですが、地図を読む際に助かります。

振り返って烏帽子岳です。

狗留尊の反射板

レンゲツツジ

危ない地域を通過すると素敵な新緑の森になりました。

フンコロガシの・・・

オオセンチコガネ

ヌタバ

日本のフンコロガシは糞をころがさないそうです。

烏帽子からだいぶ来ました。

イワカガミ

ググッと登って三国岳。ここが岐阜、滋賀、三重の境です。さらに進むと

石積みの三国最高点。ここでカメラバッグを持った方に出会いました。この先のシャクナゲはもう終わりだそうです。「焼尾山は登りはいいが下りはルート探しが難しいだろう」って

妻は焼尾まで行って戻ろうと言いますが・・・

焼尾まで行ったら何度も山登り尾することになります。

GPSもあるので周回することにしました。

確かに終わったシャクナゲも多いけど・・・

まだまだ楽しめます。

来てよかった。

三国、烏帽子

先ほどのカメラマンは裏年ではないかと

来年どこで堪能しましょうか・・・

ここはコースではありません。

御池側

焼尾山

大きな花株

つぼみもまだありました。

ここからは基本下りです。

鉄塔が位置特定を助けてくれますが・・・

撃たないでください。

最初は鉄塔巡視路がしっかりついていました。

ここも道はしっかりありました。

見晴らしの良いところも・・・

シロヤシオが咲いているようです。

急に道が細くなりました。GPSに入れてきた軌道上を歩いているのですが・・・

再びオオセンチコガネ

ここからがてこずりました。作業用の道程度になってしまいました。

おまけにヒル！4ヒル中3吸血。妻は2ヒル0吸血。でもパニック！

目標の貯水池に降りられました。

まだ吸血していないヒル。

川と貯水池の間に降りられました。

舗装路をとぼとぼ

篠立PAでトイレに寄り。

みんかの花を観賞し・・・「あっオダマキだ！」

長楽寺に帰ることができました。

感想

ベッカム

長楽寺〜狗留尊岳　なだらかな良い道
狗留尊岳〜烏帽子岳　なだらかで気持ちの良い道
烏帽子岳〜三国岳　結構危ないところあり
三国岳〜焼尾山　はっきりした道
焼尾山〜下山　巡視路は良い　きっと最後まであるのだろうがはずしてしまった。

コメント

やまさん

ヒル…
私は今まで4月以降に里山に入りませんでした
このヒルの写真を見て、ますます里山が怖くなりました…
5月はドクターストップですので…
6月からは白山か御嶽で足慣らしをしたいと思います。

ベッカム

Re: ヒル…
なかなか興味深い生物です。血を吸わなくても結構生きているようです。やまさんの内出血の血を吸いだしてもらうと早く治るかも・・・ごめんなさい。悪乗りしました。

やまさん

Re[2]: ヒル…
ヒルが身体に良いということは解りました！（笑）
ところでヒルのシーズンは何時までなのでしょう？

ベッカム

Re[3]: ヒル…
5月下旬〜10月上旬の気温25℃以上と書いてありました。２５度以上を好むそうです。すごいところでは上から降ってくるそうです。

ルピモさん

御嵩発山歩き(♂)
ヒルの時期ですか！
益々鈴鹿は遠のきます。
今日はT社が休みのため、南木曽岳に登りました。シャクナゲまだ早かったです。
今あららぎ温泉で山菜の天ぷらにノンアルコールでくつろぎながら、コメントしています。
仕事中に申し訳ありません。

ベッカム

Re: 御嵩発山歩き(♂)
シャクナゲって時期が難しいですね。南木曽もシャクナゲの山でしたか。今度行ってみます。「ヤマビルファイター」というヒル忌諱剤を持っていたのに今日は寒いからいそうもないと使用していませんでした。ふもとは暑かったからでしょう。写真がぶれてないのをほめてください！ハハハ！（前回は怖くてブレブレでした・・・）

ベッカム

ヒルと言えばこのページ
http://www.geocities.jp/tokaigakko/page-hiru.siru.html
ヒルにはこんな長所も！
　血の凝固を防ぐ力があることから、古来より瀉血などの医療用としても用いられてきた（英語版Wikipedia：ヒルの医療利用）。漢方では乾燥したヒルの生薬名を水蛭（すいてつ）と呼ぶ。滋養強壮に効果があると言われ、ヨーロッパでも古くから薬用とされてきた。1884年にイギリスの生理学者ジョン・ヘイクラフト（英語版）が、薬用ヒルの唾液腺からペプチドで構成される血液抗凝固成分であるヒルディンという成分を発見した。日本では水蛭やヒルディンを使用した製品に薬効を謳うことは許可されていないため、健康食品として販売されている。ヒルは悪い血を吸い出すものとして、インドのアーユルヴェーダなどでデキ物などにたからせて血を吸わせるなどの行為が行われた。また、ヒルの唾液は、膝関節症に効果があるという[1]。現在は外科医療用のヒルとして、接合した四肢の端部に大型の無菌化したヒルを付けて血を吸わせ（ヒルは数時間毎に交換）、血管の再生を促す治療法がイギリスを始めとして用いられつつある。