白馬岳で小屋泊

まつも
その他5人 - GPS
- 32:50
- 距離
- 26.7km
- 登り
- 2,318m
- 下り
- 2,329m
コースタイム
- 山行
- 6:34
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 8:04
- 山行
- 7:57
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 8:38
| 天候 | 1日目は曇りのち雨。2日目は晴れのち曇り。 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
2日目は栂池高原駅から八方バスターミナルまでアルピコ交通の特急バスを利用。 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
大雪渓は殆どが秋道を歩き、設計は300m程。気を付ければアイゼン無しでも歩けるだろうけれど、ところどころの割れ目を超える時などに足が滑ると危ないのでチェンスパや軽アイゼンは有った方が良いです。 2日目の下山時も天狗原以降は前日の雨で岩や木の階段がツルツルになってました。 |
| その他周辺情報 | 八方バスターミナル駐車場に温泉有り。その他、近くにノースフェイスやパタゴニアの直営店、好日山荘など有り。 |
写真
感想
※いつものように自分で見返して色々思い出せるように、めっちゃ長文でっせ。
9/19(金)〜9/22(月)で西穂→槍ヶ岳縦走予定だったが、9/20・21の天気が思わしくない…。
ジャンダルムなど危険ルート予定だったので断腸の思いで中止にしたところ、山友さんに白馬行きのお誘いが…。
捨てる神あれば拾う神あり!
天気予報では9/21(日)は午前中に雨、午後からは曇り予報で、9/22は晴れ。
気温はかなり低く山頂付近では一桁台。
9/21の夜から9/22の明け方にかけては0℃〜-1℃の予報…。めっちゃ寒い!
けど、今回は白馬山荘での小屋泊とのことで大丈夫だろうと決行!
【9/20(土)】
京都から待ち合わせの千里中央まで移動し、そこから山友さんの車にお邪魔。
21:00頃出発で9/21 3:00頃に白馬八方バスターミナル駐車場へ到着。
0:00頃の豪雨がすごかった…。
【9/21(日)】
05:00頃までは車中泊。が、やっぱり車中泊は難しい…。
白山に続き、今回も一睡も出来ず。
06:00に予約していたバス乗車予定だったが、なんと直前で運休のお知らせ…。
そこへたまたま客を探しにきていたタクシーをGETするも、駐車場から少し先の二股ゲートが封鎖中で途中下車(1700円)。
どうやら前日の降雨量が多くて一時閉鎖されていたみたい。
徒歩なら進むことは可能(二股ゲートから猿倉まで約5辧砲世辰燭里如他数組の登山者と徒歩で登っていると、30分くらいしてからゲートの閉鎖が解除されたようで続々とタクシーで追い越していく他の登山者…。
この5劼1時間半かかったぞ!
僕は武奈ヶ岳で比良駅からイン谷口までの4劼舛腓い鯤發なれているから全然苦にならんかったけど、他の山友さんにはけっこう堪えた様子…。
猿倉山荘で登山可能かの情報を確認後、少し休憩してから出発。
バスターミナルから白馬尻小屋くらいまでは小雨が降ったり止んだり。
折り畳み傘を持って行ってたのでそれで充分なくらいだったけど、そこから先は時折強い雨が降ったり風が強くなってきたりでレインウェアへチェンジ。
大雪渓は300mくらいしか無いのでほとんどが秋道を上るだけやけど、ガスガスの中でも渓谷の景色は格好良かった。
雪渓途中、標高2300mくらいからは風が強く、雨も強く降ったり弱まったりの繰り返し。
さらにたった1か所の渡渉ポイントが増水のせいで確実に足が濡れる程の状況で、全員シューズ内まで浸水…。
手もグローブがないとすぐ痛くなるし、なかなか過酷な状態やったですわ。
しかも、これも白山の時と同様やけど寝不足で歩きながら寝そうなくらいフラフラになった時もあったり…。
村営頂上宿舎直下の急登はずっと道が川みたいになってるし、頂上宿舎から白馬山荘までの稜線は爆風。
ホント、距離が短くて助かった…。
白馬山荘に到着後はすぐに着替え、乾燥室に色々ぶっこんだ後、夕食までの間スカイプラザ白馬でティータイム。
外は真っ白で景色は全然無いけど、雰囲気はとっても良かった。
夕食も美味しかったし、今回の相部屋が僕らの6人パーティーで1室やったから、めちゃ久しぶりの修学旅行気分を味わえてとっても楽しかった。
部屋は暖房も無く驚く程寒かったけど、意外と寝具がしっかりしていて寒さを感じずに寝れました。
【9/22(月)】
翌朝は予報通り氷点下になってたみたいで、トイレの水が凍って流れなかったり、トイレ周辺が昨日の雨で濡れてたところが凍り、小屋内で転倒者続出…。
僕らのパーティー内でも2人、トイレ出た時にコケて腰を強打したり足首を痛めたり…。
今シーズン初の氷点下日だっただろうからしょうがないかもしれないけど、小屋の方も予報は出てたんやし、もう少し気を配ってくれたらいいのに…。
朝食後、6:00過ぎに山荘を出発し、10分ちょいで白馬岳山頂に到着。
小屋方面から山頂を見ると尖った先端で岩々してそうだったけど、裏側(登山道)は危険個所も無く気軽に登れるくらいで一安心。
この山頂から小蓮華岳へ続く稜線が景色も良くて最高!
昨日の悪天候の中を頑張って登ってきた苦労が報われた瞬間…。
気温は低かった(山頂付近で2〜3℃)けど、進むにつれて徐々に暖かくもなってきたし、みんなと和気あいあい、とても楽しく歩けました!
小蓮華岳付近からはガスも出始め、白馬大池が見えるくらいからはガスガスになったり少し晴れたりの繰り返し。
白馬大池山荘で昼休憩をした後、乗鞍岳を経由して栂池ビジターセンターへ下山。
大池山荘から乗鞍岳、そこから天狗原までは大き目の岩場を歩くコース。
特に乗鞍岳からの下りは真っ白であまり景色が見通せなかったけど、見える範囲は全てゴロゴロした大岩が多くて壮観でしたね。
晴れてたらもっと壮観やったんかなぁ。
天狗原からはずっと濡れた岩、濡れた木、ぬかるんだ泥道ばかりでめっちゃ気を使って歩く…。
コケまではしないけど、何度も滑ってホント気疲れした…。
今回は悪天候やガスで景色が良かったのは一部のみやったけど、その一部がとっても良い場所やったし、大人数でわいわい歩けたのはホントに楽しかった。
いつものソロでも十分楽しいけど、大人数も違った楽しさがあるね。
ただ、少し反省点も。
人数が多くなるとどうしても1人1人の体力・歩行速度に差が出てしもてバラバラになりやすくなる。
2日目は僕が先頭を歩いたんやけど、健脚2人・お疲れ1人・トイレ転倒でゆっくり1名+そのサポート1名だとどうしてもお疲れ1名だけが孤立しやすくなる…。
健脚2名の速度を少し抑えつつ、適度に止まって孤立を都度解消するくらいしかできんかった〜。











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