西国街道を歩く (8) 初秋の安芸周防 広島→錦帯橋→周南

2025年09月27日(土) ~ 2025年09月30日(火)

• GPS: --:--
• 距離: ---km
• 登り: ---m
• 下り: ---m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:31
• 休憩: 3:17
• 合計: 7:48

距離 23.2km 登り 38m 下り 29m

9:45 広島駅
9:50 9:51 猿猴橋町電停跡（前回歩き忘れ区間ここから）
9:52 9:53 猿猴橋
9:54 10:01 駅前通り
10:11 銀山町商店街（前回歩き忘れ区間ここまで）
10:14 10:15 銀山町電停
10:19 10:21 薬研堀通北交差点歩道橋
10:25 10:30 八丁堀交差点
10:31 10:34 八丁堀西交差点
10:39 10:45 紙屋町交差点
10:57 11:03 広島中央公園の東で広島城を望む
11:13 11:15 原爆ドーム
11:15 11:22 元安橋（西国街道ここから）
11:32 11:58 土橋電停東のお好み焼き「カープ」
12:00 12:35 土橋電停
12:51 己斐橋東詰
12:56 己斐橋西詰
13:00 13:19 西広島駅
13:21 13:22 広電西広島駅南
13:53 13:54 古江(広電宮島線 古江 電停）
14:07 14:14 JR草津踏切
14:20 14:33 広電草津電停西踏切
14:39 14:50 広電草津南電停東踏切
14:55 15:00 広電荒手車庫
15:06 15:09 JR新井口駅
15:20 15:27 小己斐島
15:51 15:53 八幡川の八幡橋
15:56 15:57 五日市駅入口
16:14 16:17 海老薗一丁目で撮り鉄
16:25 16:37 海老橋
16:50 佐方本町の一里塚跡
16:59 17:09 廿日市天満宮
17:21 廿日市市役所前電停
17:33 宮内串戸駅

2日目

• 山行: 7:43
• 休憩: 1:33
• 合計: 9:16

距離 32.5km 登り 511m 下り 511m

5:17 宮内串戸駅
5:37 専念寺前の一里塚跡
5:57 畑口橋交差点（四郎峠入口）手前で通行止め看板を目にして引き返す
6:04 6:15 宮内工業団地入口交差点のファミマ（代替路入口）
6:37 6:38 広島岩国道路跨道橋（街道再合流）
6:53 6:57 疣（いぼ）観音堂・中山バス停
7:30 7:31 高庭駅家跡
7:58 8:00 大野浦駅
8:19 宮浜温泉の石畳入口
8:24 8:26 宮浜温泉海望の源泉地
8:46 8:38 残念社
8:50 8:58 三県一望の地
9:08 9:09 広島岩国道路脇の峠
9:23 9:25 鴨川の石畳
9:28 9:30 元安橋から七里目の一里塚跡
9:34 9:35 JRトンネル入口の真上
9:47 9:48 玖波宿高札場
9:56 9:58 恵川の橋
10:30 10:31 小方地区の鍵の手
10:44 11:07 セブンイレブン大竹御園店
11:18 11:19 広島岩国道路のガード入口
11:29 苦の坂峠旧道への仮設階段
11:34 11:35 苦の坂の峠（西国街道）
11:47 11:49 長州の役戦跡「苦の坂」
12:16 12:23 小瀬川の両国橋（安芸・周防の境）
12:38 旧道入口
12:44 旧道出口
12:54 関戸峠
13:12 13:13 関戸宿本陣跡
13:15 関戸交差点（街道から一旦離脱）
13:17 13:18 関戸バス停
13:53 14:11 錦帯橋
14:25 川西駅

3日目

• 山行: 7:19
• 休憩: 2:19
• 合計: 9:38

距離 33.5km 登り 350m 下り 323m

6:20 関戸バス停
6:54 6:55 御庄大橋
7:00 御庄橋跡
7:13 7:19 御庄郵便局・錦川鉄道ガード
7:25 7:40 清流新岩国駅
8:12 柱野駅入口
8:12 8:44 下市橋（撮り鉄）
8:53 市集落南側
9:11 一軒屋
9:26 二軒屋
9:46 9:47 中峠
9:54 9:55 欽明寺峠
10:03 10:04 山陽道の欽明路橋
10:30 10:38 欽明路駅
11:00 11:04 セブンイレブン玖珂八幡下店
11:12 11:13 玖珂駅前交差点
11:24 11:38 筑豊ラーメン山小屋
11:54 12:10 岩徳線の千束第一踏切（撮り鉄）
12:30 12:31 東川橋
12:39 12:44 高森本陣跡
12:54 12:55 島田川の天神橋
13:07 13:08 米川橋
13:48 13:52 米川駅
14:00 14:04 中山峠入口交差点
14:26 14:27 中山峠
14:53 14:55 今市宿・正覚寺下
15:06 15:22 �眇絮�
15:33 15:35 呼坂本陣跡
15:40 15:42 古市坂
15:58 勝間駅

4日目

• 山行: 4:46
• 休憩: 1:36
• 合計: 6:22

距離 23.8km 登り 108m 下り 135m

7:00 勝間駅
7:20 遠見地区の行き止まり
7:36 7:38 大河内駅
7:59 周防久保駅北
8:13 8:25 久保市宿
8:55 9:04 生野屋駅＆駅前セブンイレブン
9:21 9:31 花岡宿の法静寺＆福徳稲荷
9:55 9:56 下松市清瀬町の末武川の橋
10:37 11:06 遠石八幡宮
11:11 11:12 影向石
11:22 11:40 横浜家系ラーメン京いち屋徳山店
12:03 12:17 徳山駅
13:04 富田川の音羽橋
13:16 新南陽政所郵便局（街道ここまで）
13:22 新南陽駅

天候

27日……曇り時々晴れ。蒸し暑い！
28日……曇り一時雨。但し幸いにして少々濡れただけ。気温はややひんやりながらも湿度はMAX！
29日……雨のち晴れ。早朝は線状降水帯が瀬戸内に発生し、岩国駅周辺は早朝まで土砂降り、朝6時に駅前からバスに乗る時にも本降りながらも、錦帯橋周辺から西はギリギリその外側で、歩き始める頃には雨が止み、朝8時台には急速に晴れる。その後は秋らしい天気ながらも蒸し暑い。
30日……朝方は最高に涼しい秋晴れ！　昼頃には暑くなり、湿気も増え始めるも、27・29日ほどの蒸し暑さではない。

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

27日……広島駅から、JR山陽線・宮内串戸駅まで。
途中広島電鉄の停留所を随所で利用できます。

28日……JR山陽線・宮内串戸駅から、JR岩徳線および錦川鉄道の川西駅まで。
途中、JR山陽線の大野浦・玖波駅と、いわくにバスの関戸バス停・錦帯橋バスターミナルを経由します。

29日……岩国駅から、いわくにバス・錦帯橋経由新岩国駅行きに乗り、関戸バス停にて下車。JR岩徳線、勝間駅まで。
途中、山陽新幹線の新岩国駅、錦川鉄道の清流新岩国駅、JR岩徳線の柱野～高水間各駅を利用できます。

30日……JR岩徳線の勝間駅から、徳山駅を経て、JR山陽線の新南陽駅まで。
途中、JR岩徳線の大河内～周防花岡間各駅を利用できます。

なお今回は、岩国駅前のホテルを拠点とし、朝夕に列車・バスを利用しました。

コース状況／危険箇所等

以下の場所は未舗装の悪路です。最低限歩きやすいスニーカー、出来ればトレッキングシューズ必須！

＊2日目、対厳山と大野東中の真西の交差点から、大野体育館の北、新幹線に出て来るまで。

＊2日目、宮浜温泉一丁目北の石畳入口から、宮浜温泉海望の源泉地まで。

＊2日目、宮浜温泉海望の源泉地から少し歩いたところの広島岩国道路ガードから、残念社・三県一望の地を経て、再び広島岩国道路脇に出て来るまで。
【この区間、旧街道としては特A級の極悪路！】

＊2日目、廿日市市と大竹市の境を過ぎてから、玖波8丁目住宅街南の山陽本線トンネル上を経て玖波宿に出て来るまで。
【この区間、一里塚跡から南西側は、地元自治体により通行非推奨。倒木の上をやっとこさ通ります。JRトンネル真上で距離はごく短いながらも狭いトラバースがあり、うっかりすると線路に転落します。玖波側の登り口は不明瞭です。この区間も旧街道としては特A級の極悪路！】

＊2日目、大竹市御園から木野にかけての「苦の坂峠」越え……広島側は広島岩国道路のためルートが変わっており、まず峠への入口を見落としやすいので注意（自動車道沿いに真っ直ぐ行き過ぎないよう）。その後、林道が不法投棄対策で通行止めになっている位置に、苦の坂峠旧道に登る仮設階段がありますが、雨天時は滑りやすいので注意。峠道そのものは普通の峠道ですが、木の根に足を取られやすいです。

＊2日目、小瀬川の両国橋を渡ってから関戸峠に向かう途中の旧道……距離は長くないですが、かなりきつい傾斜ないうえに草の繁茂が凄まじく、脱出後は下半身がくっつき草の種まみれになります（苦笑

＊4日目、岩徳線・勝間～大河内駅間、遠見地区の線路南側の旧道は、どちらから入っても途中まで進めますが、途中から茂みがひどく通行不能ですので、大人しく国道2号を進む方が良いです。

総じて、宮島の西から岩国にかけては、アップダウンがかなり激しく、道も悪いため、西国街道歩き屈指の過酷さの連続です！
それ以外の区間は、舗装された細道から大都会の大通りまで様々ですが、基本的に歩きにくいということはないです。しかし狭い道に車が多数走っている区間や、歩道がなく路側帯しかないところにトラックがバンバン突っ込んで来る区間もあり、常に前後左右に注意し、横断時には細心の確認をすることが大事です。

写真

10/3 10:29

001. 既に広島まで到達していた西国街道歩き、次は徳山近辺まで到達するのに4日あるとちょうど良いと思いつつも、その4日連続の休みを確保するのが難しく……。ところが9月中旬に、出なければならない会議が一つ消えたとの報せが入りました。
そこで、酷暑と多忙と坐骨神経痛に悩まされ、全然歩きたいように歩けず、体力低下とフラストレーションに襲われ続けた今年の夏を完全に過去のものとするべく、すかさず新幹線と宿の予約を入れ、いざ出陣！　
往路の新幹線、富士川を越えるまでは余り良い天気ではなかったものの、静岡を過ぎると好天になり、稲刈りの季節の本州大縦断となりました。

9/27 9:37

002. 広島駅の改札を出て南北自由通路を抜けると、をを！開業ホヤホヤの広島電鉄・ニュー広島駅！！
駅ビルの中に路面電車が乗り入れるこの新感覚！！
ここでヤマレコMapをオンにして、いよいよ歩き始めます！

9/27 9:50

003. 広島駅から歩いてすぐの、猿猴橋町電停跡にやって来ました。
現在、電停と線路の撤去作業前状態……。
前回の西国街道歩きは、ここから猿猴橋を渡るべきところ、うっかり……というか広島電鉄の廃線予定区間に釣られて、一つ南の的場橋を渡ってしまいましたので、ここからしばし、きっちりと歩き直しです w

4/28 15:37

004. 去る4月下旬に広島に到達した段階では、こんな感じで路面電車がひしめいていました……諸行無常！

9/27 9:52

005. というわけで、西国街道の猿猴橋を渡ります！

9/27 10:00

006. 広島電鉄・駅前大橋線を行く電車。
道が広すぎて撮りづらい……(汗

10/3 23:21

007. ひとしきり、前回歩きそびれた橋本町の街並みを歩きます。西国街道の表示もちゃんとありますので、やっぱ歩かないわけには行かない……w

9/27 10:15

008. 銀山町界隈にて、西国街道を横切るカープ電車。

9/27 10:11

009. 堀川町の通りに出て穴埋め終了！
ここから先、元安橋＝原爆ドームまでは既に歩いていますので、再び銀山町電停まで戻り、撮り鉄しながら大通りを進みます。

9/27 10:21

010. 薬研堀通北交差点の歩道橋からの眺め！
路面電車とバスがジャンジャン行き交う広島、マジ大都会でスゲー！という感じです☆

9/27 10:33

011. 広島を代表するデパート・福屋の八丁堀本店は、現存する被爆建物の一つ。
その目の前を路面電車が行き交います。平和の有り難み・・・

9/27 10:45

012. JR西日本とのコラボで、広島の227系電車の色をまとった5101編成キターッ！
しかしながら、これは後追い撮影……。こちらに向かってくるシーンはクルマにかぶられました（号泣

9/27 11:00

013. 広島城の復元天守！
西国街道の旅では姫路・岡山・福山の天守閣を間近に眺めましたので、広島城も見とかないわけには行かんな、と。

9/27 11:13

014. 原爆ドームのすぐ脇に至ると、急に日射しが！
今回も完歩出来そうな気分になってきました。

9/27 11:18

015. とにかく願うのは世界平和！
そんな思いとともに、元安橋からいよいよ本格的に西国街道へと踏み出しました。

9/27 11:23

016. 平和記念公園は世界中からの観光客で静かに賑わっています。

10/3 10:35

017. 本格的に歩き始めて早々ですが、昼飯時となりましたので、最初に現れたお好み焼き屋「カープ」に入り、アツアツのお好み焼きウマー！！

9/27 12:06

018. 土橋（どばし）電停界隈にて、撮り鉄のため35分間の大休止 w
画面左奥が元安橋・京都羅生門の方向です。

9/27 12:53

019. 己斐橋を渡ると……をを！宮島ってこういう風に見えるのか！！
（38年前に修学旅行で訪れたときは、所詮観光バスで宮島港に乗り付けるだけで、途中どこをどう走っていたのかよく分からん……。今回は実地に歩いて、位置関係や見え方を正確に把握したいな、と）

9/27 13:03

020. 西広島（己斐）界隈にて、信号待ちの広電3950形をどアップで！

9/27 13:29

021. 西広島駅西のJR踏切を渡った直後に踏切が鳴り、カメラを構えてみたところ……貨物列車ドンピシャでキターッ！

9/27 14:08

022. 間の宿があった草津界隈へ入る手前の踏切で、227系電車を激写！

9/27 14:17

023. 線路と旧街道に挟まれた小さな神社で道中安全を祈願しました。

9/27 14:19

024. 古い家並みが残る草津界隈でもとりわけ圧巻なのが、厳島神社の神酒を造っている造り酒屋・

9/27 14:20

025. 草津電停を発車する宮島ゆき電車！
路面電車な車両がふつうの民鉄風の線路を走る光景、なかなか萌えます♪

9/27 14:35

026. 草津の街並み。

9/27 14:40

027. 住宅街の谷間を行く広島電鉄の超低床電車〜。

9/27 14:51

9/27 15:32

029. 新井口（しんいのくち）を過ぎ、JRと広島電鉄が並走するところで、いったん踏切を渡って寄り道します。

9/27 15:28

030. 小己斐島。
住宅街にポッコリと現れる不思議な存在ですが、かつてこの辺は海で、周りが埋め立てられたのでしょう。

9/27 15:52

031. 五日市界隈に着き、八幡川の八幡橋を渡ります（来し方を振り返る）。

9/27 16:17

032. 佐伯区役所の西にて……かつて西国街道はこのへんで、線路に対して斜めに通っていたと思われますが、角度が急すぎて線路が敷かれたときに消えてしまったのでしょう。

9/27 16:21

033. 楽々園界隈に残る街道の松。

9/27 16:37

034. 広電・楽々園電停の西にて、岡の下川にかかる鉄橋（撮り鉄名所）を渡る電車♪
旧街道はこの鉄橋のすぐ南の人道橋を渡ります。

9/27 16:41

035. ひとしきり岡の下川の河口部に沿って進む……空が何とも秋らしい♪

9/27 16:58

036. 廿日市宿界隈に着くと、何とも凄い位置に天満宮がありますので、寄らないわけには行きません！

9/27 17:03

037. 本殿前は格好の休憩スポットとなっており、嗚呼！瀬戸内の穏やかな大パノラマ！

9/27 17:02

038. 宮島もこんなに近くなりました！
廿日市界隈にビルやマンションが立ち並ぶようになる前、天満宮からの眺めは極上の宮島ビューだったのでしょう！

9/27 17:16

039. 夕暮れ迫る廿日市宿界隈を行く。

9/27 17:21

040. 広電の廿日市市役所前電停を過ぎると、イキナリ旧街道は道幅が狭い坂道になり、新たなステージが始まる（錦帯橋界隈に至るまでのアップダウン連続編！）ことを予感させます。

9/27 17:26

041. 黄昏迫る街並みを眺めつつ、JRを跨ぐ歩道橋を渡り、宮内串戸駅へ坂道を下ります。

9/27 17:37

042. 宮内串戸駅にゴール！
今回は途中の宿の少なさと行程を総合的に考えて、岩国駅前に3連泊することにしましたので、電車に乗ってしばし前進します。
（個人的旧街道歩きマイルールでは、宿泊は必ず到達した街、または既に歩いた街まで戻ることとしているのですが、さすがに首都圏から遠すぎ、しかも宿があまりない区間ゆえ、止むを得ない……）

10/3 10:52

043. 岩国駅前の岩国シティービューホテル（やや古いものの清潔で超快適で大浴場もあり、観光客大杉ではないため安い！）に投宿し、夕食も初日に入った宿至近のインド料理店が気に入って、3日連続で夕食はインドでした w
（いやホント、旧街道歩きにインド料理って、ガッツリスパイシーでドンピシャなんですよ・・・）
肉も野菜もうまく摂れるケバブセット（1,800円）を基本に、カレーと飲み物を日々変えるというスタイルです。初日は野菜カレーとマンゴーラッシー！

10/3 11:00

044. 2日目は今回のうちアップダウンが最も多い一日で、しかも午後は鉄ヲタメニューとして錦川鉄道に乗りたいため、なるべく早く行動開始。岩国発の初電で宮内串戸に向かい、まだ暗い5時20分に歩き始めました。

10/4 23:04

045. 宮内地区の専念寺まで来ると、一里塚の跡あり。この頃から夜明けの明るさに変わりました。

9/28 5:47

046. こんな感じの近郊の道をジワジワと登って行きます。
まさか、この後ここ（宮内工業団地入口）まで戻って来るとは……。

9/28 5:52

047. さらに「ここどう考えても旧道でしょう」という感じの田舎道をしばし登ります。

9/28 5:56

048. 再び2車線路に合流し、いよいよT字路を左に折れて四郎峠への最後の登り……という手前に立て看あり。
な、何ぃぃぃ〜？！　全面通行止めにつき代替路を進めだとぉぉ……？
仕方なく画像046の界隈まで戻りました orz

9/28 6:37

049. 工業団地の迂回路を登って行き、広島岩国道路の跨道橋を渡ります。
向かいに見える本来の道を望むと……あれれ？クルマが普通に行き交っているとは一体何事……？
跨道橋を渡りきったところにある立て看を見たところ、【夜間】全面通行止めとありました。
おいコラ地元自治体！ちゃんと登り口にもそう書いとけやゴルァァ！！（怒
しかし、本来の道を下ってからまた戻って来るには相当な距離で……結局、あくまで指示に従って代替路を歩いてきたので問題ないので、本来の道は省略・諦めとしました orz orz

9/28 6:41

050. 四郎峠。
立ち止まる場所はなく、タイムロスもありますので、そのまま通過（汗

9/28 6:53

051. しばらく下ったところにある「疣（いぼ）観音堂」から先は二車線路と分かれ、静かな田舎道の下りとなります。
このあと山裾を必死に進む経小屋山の雄姿が奥に見えます。

9/28 7:05

052. 稲刈りを控えた田んぼを眺めつつ。

9/28 7:13

053. さらに下るとクルマ進入不可のトレイルとなりますが、地元による道標が充実していますので、安心して進めます。

9/28 7:13

054. 小さい秋。

9/28 7:17

055. こんな細道かよ w と思いつつ、左に宮島、足許に彼岸花を眺めつつ前進。

9/28 7:21

056. 小さな神社の傍らをさらに進みます。

9/28 7:25

057. これはホントに濃いぃハイキングコース ww

9/28 7:30

058. それでも、律令時代の駅家の跡が現れますと、やはりここは由緒ある道なのだということを確認させられます。

9/28 7:58

059. やがて市街地の道となり、大野浦駅に到着〜。ここからはジリジリと住宅地を登って行きます。

9/28 8:16

060. さらに宮浜温泉が近づくと激坂に！

9/28 8:18

061. をを、牡蠣の生け簀がたくさん浮かぶ宮島の海がすぐ目の前に！

9/28 8:21

062. さらに短距離ながらも石畳が現れます（来し方を振り返る）。

9/28 8:26

063. 宮浜温泉の源泉地から海を見下ろす。
手前の建物などで眺めはイマイチで（一番マシな部分を切り取り）、余り天気は良くないですが、晴れていればビカビカ逆光ですので、まぁこれはこれで良いかと……。
さらにひとしきり広島岩国道路に沿って歩き、ガードをくぐると……

9/28 8:31

064. 残念社（神社）に向かう極悪路に突入！！

9/28 8:39

065. ヤマレコユーザーな方にとっては、まぁありがちなバリエーションルートというレベルですが、とにかく蜘蛛の巣地獄で、枯れ枝をひたすら振りながら必死の前進が続きました orz
また、一部ぬかるみも……（来し方を振り返る）。
枝繁茂で見通しは悪いですが、ピンクリボンを見落とさず、ヤマレコマップ画面で逐次確認すれば、まぁ迷子にならずに進めるはずです……。

9/28 8:41

066. 途中からこんな感じで歩きやすく（？）なりますが、蜘蛛の巣地獄は相変わらずです orz

9/28 8:48

067. 残念社にやっと到着！！
この一帯は幕末維新期の長州戦役の舞台で、長州側が優勢となった第二次戦役の際、和議を模索して長州側に向かっていた幕府側の使者を長州側が誤って攻撃してしまい、使者は「残念！」と叫びつつ落馬し死んだとのこと。そんな史実を悼んでの神社……。

9/28 8:50

068. 残念社から少し進むと「三県一望の地」！
木が茂ってそれほど眺めは良くないですが（汗）、必死こいて極悪路を進んで来ただけに、休憩できるベンチがあるのはありがたや！

9/28 9:00

9/28 9:08

070. さらにしばらく広島岩国道路の脇を進むと、ちょっとした峠になっており、ここからの眺めが最高！
とりあえず宮島の画像のみ貼りますが、ここは天気が良ければ爽快！

9/28 9:14

071. 大竹の化学コンビナートを眼下に望みつつ激坂を下ります。

9/28 9:17

9/28 9:21

073. いよいよ西国街道は廿日市市から大竹市へ。
玖波宿の手前でちょっとした峠越えです。
（埋め立て前はこのあたりまで海だったのでしょう）

9/28 9:25

074. 短距離ながら石畳の激坂を登り、さらにしばらく進むと一里塚跡がありますが、その先は地元自治体非推奨。
しかし踏み跡はあるため、まぁ何とかなるだろうと思いつつ進むと……

9/28 9:30

075. だんだん倒木や蜘蛛の巣地獄が増え、ついにこの眺めで万事休す！引き返し不可避……と思われましたが、枝が細いため、上から踏めば何とかなるレベルでした。
ここを突破すると、しばらくは普通のバリルート並みでしたが・・・

9/28 9:36

076. JRのトンネルの真上をトラバースし（柵あり）、さらに画面右側、JR下り線のすぐ脇をトラバースするあたりは、危険と言うほどではないにしてもかなり細く、転落すれば線路に真っ逆さまですので要注意！

9/28 9:44

077. やっとこさ住宅街に出た後、玖波宿を進みます。大きな建物は造り酒屋。（HPが見当たらず、やってない？）

9/28 9:57

078. 玖波の街を抜けて清流を渡り、再び激坂を登ります。

9/28 10:05

079. 登りきったところで、宮島をぼかして彼岸花。

9/28 10:31

080. 再び下って、小方（間の宿？）の鍵の手を行く。（来し方を振り返る）

9/28 10:38

081. バイパス工事で道が大きく変わった場所を指示通りに進み、JRをくぐったところで、ひとしきり通り雨。
この先、御園地区のセブンイレブンで大休止しているうちに、次第に雨が弱まりました。
天気予報ではかなり降る予想でしたので、この程度で済んで良かった！！

9/28 11:23

082. 御園地区のセブンイレブンからひとしきり登ったのち、さらに広島岩国道路建設以来つけ変わった道を登って行きます。

9/28 11:29

083. 苦の坂峠への最後の登りは旧道が残っており、仮設階段で一気に登って行きますが、雨で濡れたばかりで滑りそうでイヤ〜ン（汗

9/28 11:35

084. 苦の坂峠。
ここから小瀬川へと下る一帯は、長州戦役の激戦地……。

9/28 11:41

085. 木の根に足を取られそうになりつつ下ります（来し方を振り返る）。

9/28 11:44

086. 緑のタイムトンネルのその先へ……！

9/28 11:48

087. 下りきったところに咲く彼岸花は濡れたばかりで、いっそう古戦場の陰鬱な雰囲気を伝えていました。

9/28 12:05

088. 安芸と周防を分ける小瀬川に沿って進んで行くと（対岸は周防）、ついに両国橋が見えて来ました。

9/28 12:16

089. 両国橋を渡り、ついに広島県から山口県に突入！！
（既に山口県内＝岩国に泊まってますが。汗）
しかし山口県もデカく、ここから先、下関まではまだまだ遠い！
晴れではないものの、山水画のような風景の中を進むのは、これはこれで実に風流です……！

9/28 12:38

090. 関戸峠へ登る途中、ショートカットの旧道がありますので、当然突っ込んで行きます。

9/28 12:40

091. しかし！歩行者がほぼ皆無なため、草が繁茂しすぎ！！（滝汗
草を掻き分け、濡れ濡れになりながら必死に前進しました orz

9/28 12:41

092. 誰に見られることもなく、露に濡れて咲き誇る彼岸花の紅が、実に印象的でした……。

9/28 12:54

093. 関戸峠に到着！
さぁ、いよいよ錦帯橋は近い！

9/28 13:12

094. 坂を下りきって関戸宿本陣跡に到着〜！

9/28 13:20

095. 国道2号線に出たところで、2日目の西国街道歩きはおしまい。錦川に沿って錦帯橋へのラストスパート！
岩国城の山の眺めが何とも見事です……。

9/28 13:33

096. 何とも幽玄な雰囲気で、これはこれで実に印象深い！

9/28 13:49

097. ついに錦帯橋に到着！！
ここも38年前に高校の修学旅行で来て以来です。
宮島と同じく、貸切バスに揺られるだけで、どこをどう走って着いたのか全く印象に残っていないため、実地に歩いて「なるほど岩国城って西国街道と瀬戸内海の両方を見下ろす天然の要害だな！！」ということを確認しました。

9/28 13:58

098. というわけで、310円を払って対岸まで一往復！

9/28 13:59

099. 今のところ台風に激しく煽られていない今年の本州……錦帯橋界隈でもゆっくり穏やかに秋色が増しつつありました。

9/28 14:09

100. 晴れてはいないものの、来て良かった！錦帯橋！！
またいずれ訪れる際には山上の岩国城に登ります！

9/28 14:37

101. 岩徳線＆錦川鉄道の川西駅に到着して本日の行程終了！
鉄ヲタ・エクスカーションとして、赤字国鉄ローカル線の岩日線（津和野の少し北の日原 [ひばら] に到達する予定だったものの途中で建設断念）を第三セクター化した錦川鉄道に乗ります！！

9/28 15:54

102. 終点の錦町に着くと……烏山線色のキハ40イターッ！！
（栃木県を走るJR烏山線の車両が電車となり、余ったキハ40のうち1両がイベント列車用として錦川鉄道に）

10/3 21:46

103. 錦川鉄道あれこれ。
錦川の清流の美しさは圧倒的です……。
帰路は団体利用でもう1両増結され、社員お見送りつきでした w
岩徳線が戦前の一時期に山陽本線だったときの岩国駅だった西岩国駅、素晴らしい洋館です……。

10/3 21:56

104. インド料理の夕食、2日目はカレーをサーグチキン（サーグ＝ほうれん草）、ドリンクをマンゴージュースとしました。
激闘続きだっただけにウマーッ！！

9/29 6:01

105. 3日目は……未明に凄まじい豪雨の音で目が覚め、スマホで雨雲レーダーを見ると、岩国から南東は真っ赤……。
しかし錦帯橋から北西側は6時過ぎに雨が止むという予測ですので、予定した通り、岩国駅6時1分発の新岩国駅行きバスに乗りました。
いわくにバス（岩国市交通局バスを市が100％出資して会社化）、既に残り少ない岩国市交通局色の車に当たったーッ！！☆
これは何とも幸先が宜しい！！

9/29 6:25

106. 雨に濡れる錦帯橋を車内から眺めつつ、関戸バス停にて下車し歩き始めると……すぐに雨が止みました。
夜が明けたばかりの関戸宿の来し方を撮って前進します。

9/29 7:00

107. 国道2号線のそこかしこに出来た巨大な水たまりの脇を歩くタイミングで車と鉢合わせしないよう細心の注意を払いながら山裾を進み（下手すりゃトラックが撥ねた水でズブ濡れ w）、やっとこさ錦川の御庄大橋を渡った後、廃橋となった旧道の御庄橋を撮っていたところ、ちょうどOne Piece Shinkansenが来ました w

9/29 7:18

108. さらに、ただの住宅街となって久しい御庄宿を進み、錦川鉄道のガードにてディーゼルカーをパチリ！！
列車本数が少ないだけに、撮れて最高の記念！！

9/29 7:23

109. 御庄宿の中心地だったと思われるあたりにある岩国市の支所＆公民館。味のある昭和の建物です。

9/29 7:29

110. 錦川鉄道の清流新岩国駅に寄り道し、コンテナ車掌車を改造した待合室に萌え！
新幹線の新岩国駅との間は徒歩300mほどで、高架の新幹線と、田舎駅のこのギャップ！　
そもそも新岩国駅から錦帯橋や岩国中心街へのアクセスも、いわくにバスの方がはるかに本数が多く便利なわけで、数ある新幹線駅の中でも最も使えない在来線連絡ですが、昨日は何と、ここから乗って岩国駅に向かう外国人観光客がいました（滝汗

9/29 7:40

111. 新岩国駅脇の留置線で出番を待つN700A。
これほど間近で留置中の新幹線を眺められる場所はなかなかないはず……。
（立入禁止区域の外側から撮影）

9/29 7:54

112. 朝の通学生輸送で2両編成となった錦川鉄道の岩国行き。

9/29 8:08

113. 錦川鉄道の鉄橋をくぐると、欽明路峠から流れ下ってきた川が見えて来ます。

9/29 8:39

114. 柱野駅前を過ぎ、岩徳線の鉄橋をくぐってしばらく進むと、「市」集落に進む橋に着きます。
この位置で岩徳線を撮るとイケそうですのでひと休みし、西国街道の真上を走るキハ47を激写☆

9/29 8:43

115. 天候が回復し、日が差し込み始めた美しい山里……。そんな風景の中にキハ40がやって来ました♪

9/29 8:49

116. 往時の雰囲気が残る「市」集落を抜けたところで、来し方を振り返りました。

9/29 8:50

117. 露に濡れた彼岸花がキラキラ！

9/29 8:53

118. 嗚呼！最高に爽やかな秋空になって最高！
いよいよ欽明路峠へ向けて傾斜がジリジリときつくなります。

9/29 9:11

119. 一軒家集落を行く。

9/29 9:14

120. 山里の棚田。

9/29 9:26

121. 二軒屋集落を行く。

9/29 9:35

122. 清冽な水が脇からドバドバと！

9/29 9:37

123. 道沿いの流れもいよいよ源流っぽくなり……。

9/29 9:39

124. カーブの激坂はいよいよキツい！

10/5 17:18

125. 中峠に到着！！
いったん緩く下り、また緩く登り返すと最高点の欽明路峠ですので、東から来る旅人にとっては中峠の方がツラい印象かも。
左は京都方、右は下関方です。

9/29 9:54

126. 欽明路峠到着！！
欽明天皇にちなんだ由緒ある峠の割には表示も何もなく（汗）、そのまま通過しました。
ちょっとは感慨を抱けよ……と言われそうですが w、西へ下る途中の方がもっと良かったですので（笑

9/29 10:03

127. 欽明路バイパスの跨道橋から、欽明路峠界隈の山並みを望む！！
いや〜ホント、秋空の峠越えです♪

9/29 10:10

128. さらに下ると彼岸花ワラワラ！

9/29 10:13

129. 欽明路の集落を進む！

9/29 10:19

130. 彼岸花咲き乱れる来し方の眺め……ホント良いタイミングで旅しています☆

9/29 10:20

131. 超高密度でワラワラ！

9/29 10:36

132. 岩徳線の欽明路駅にちょこっと寄り道し、来し方の山並みを振り返る。

9/29 10:37

133. 進む先の山並みは、首都圏界隈とはだいぶ違った雰囲気……本当に遠くまで来たものです。

9/29 11:10

134. 玖珂宿を進みます（駅からも少し離れ、歯抜け状態……）。

9/29 11:16

135. 今では岩国市に合併されましたが、玖珂町だった頃に立てられたアーチがやけに健気でした……。
やっぱ市町村合併で中心地でなくなってしまうと、街の歯抜けも加速しちゃうよな……と。

9/29 11:20

136. 玖珂宿の西の方で来し方を振り返る。

10/3 22:03

137. 昼時となりましたので、線路の北側にある「筑豊ラーメン山小屋」に寄り道し、味噌豚骨ウマーッ！！
食い過ぎると歩き心地に支障すると思い普通盛りにしたものの……やっぱ大盛りにしておけば良かった（汗
しかしまぁ、ラーメンは普通に1K越えの時代になってしまいましたね……（滝汗

9/29 11:44

138. 造り醤油屋の建物が立派☆

9/29 12:02

139. 昼間は滅多に来ない岩徳線が周防高森で交換するタイミングで近くを歩いているということで、どこか撮り鉄に良い場所はないかと思いつつ歩いていたところ、線路に出る小径を発見！　人しか通れない踏切の脇に陣取って、まずは徳山行きを激写！

9/29 12:07

140. そして岩国行きを激写！
玖珂・高森界隈の美しい山並みと一緒にキハ40を記録する、実に思い出深いひとときとなりました☆

9/29 12:11

141. デカきのこ w

9/29 12:27

142. 天高く美しき日本の秋！

9/29 12:30

143. 高森の東川を渡る。

この上流に、高級日本酒として近年名を馳せる「獺祭（だっさい）」の酒蔵があります！
安倍元首相推奨の酒とのことで（私は必ずしも安倍ファンではないです）、てっきり長州の酒なのかと思いきや、同じ山口県内でも周防の山奥で醸しているとは……。今まで馴染みが薄かった西国街道沿いをじっくり歩く中で初めて知る事実は沢山あります。

9/29 12:42

144. 高森宿本陣跡の前でしばし小休止〜。
高森宿も往時の雰囲気はほとんど残っていませんが、本陣跡が明示されているのは嬉しい♪

9/29 12:54

145. 高森宿を出ると、しばし島田川の畔を進みます。

9/29 13:02

146. 陰影に富んだ風景の中を進む印象深いひととき……！

9/29 13:11

147. ヤバい雲発生 w
（露出を思いきり切り詰めて撮影）
まさか雷雨になったりしませんように！とヒヤヒヤでしたが、幸いにして一過性のものでした。

9/29 13:28

148. 高森界隈の山並みがしみじみと美しく、何度も振り返り別れを惜しんだのでありました……。

9/29 13:42

149. 米川駅近くの棚田の集落。

9/29 13:48

150. 米川駅。
本当にローカルです……。

9/29 14:16

151. 中山峠への登りに入ります。

9/29 14:17

152. 振り返る山並みと揺れる秋桜。

9/29 14:26

153. 玖珂町から熊毛町、あらため岩国市から周南市へ！

9/29 14:45

154. 中山峠は舗装路ですので軽快に下り、しばし岩徳線に沿って進みます（来し方を振り返る）。

9/29 14:55

155. 今市宿に到着！
（来し方を振り返る）

9/29 14:58

156. 今市宿もすっかり静かな田舎街です。
（来し方を振り返る）

9/29 14:59

157. 竹林の上を漂う秋の雲♪

9/29 15:06

158. �眇絮愿�着！
3日目は少なくともここまで着けば御の字でしたが、岩徳線の時間まではあと1時間以上あり、翌4日目の予定がラクになることもあり、呼坂宿を経て勝間駅まで進むことにします。

9/29 15:30

159. 呼坂宿の入口にある和菓子屋「鶴声軒本舗」……とても美味しいそうで、おやつに是非と思いつつも、残念ながら閉まっていました orz

9/29 15:34

160. 呼坂宿本陣。立派です！

9/29 15:35

161. 呼坂宿中心部。
往時の雰囲気が少しでも残っていることがご褒美です！

9/29 15:38

162. 呼坂宿の西の外れで来し方を振り返る……午後の秋空が本当に印象的でした。

9/29 15:42

163. 古市坂の激坂をやっとこさ登ると、呼坂宿の界隈が眼下に広がっていました。

9/29 15:43

164. 呼坂宿の北に聳える山並み。

9/29 16:13

165. 勝間駅にゴールし、岩国行きのキハ47にのんびり揺られつつ、今日歩いた道中をしみじみと眺めました……。

10/3 22:13

166. インド料理3日目は、まずキングフィッシャー（インドのビール）を開けて、今回のあらゆる峠道を歩き終えたことを祝賀！
そしてカレーは茄子とトマトのカレーをオーダー。これが美味かった！！

9/30 5:52

167. あっという間の最終日……岩国駅を6時前に出る岩徳線に乗り、朝の西国街道沿いを眺めました。

9/30 6:25

168. 欽明路駅停車中の車窓風景……盆地の底がなかなかの雲海！

9/30 6:57

169. 通学生が大勢乗り込む勝間駅にて下車！
いざ徳山へラストスパート！

9/30 7:09

170. 凄い蔦に覆われた岩徳線トンネルの斜面（汗

9/30 7:17

171. 遠見地区の岩徳線沿い旧道、最初のうちは良い感じの石垣もあって良き……と思っていたのですが……。

9/30 7:19

172. やがて繁茂がひどくなり断念！（号泣
国道2号線に戻りました……。

9/30 7:37

173. 大河内駅に差しかかったところ、ちょうど徳山行きキターッ！
ここでも高校生を満載して発車するところを激写しました。

9/30 7:48

174. 垰（たお）を過ぎ、峠市集落をのんびりと進みます。

9/30 7:53

175. 周防久保駅東にて……下関まで、現代の新道でもあと115km……遠いっす（汗

9/30 7:59

176. 周防久保駅を遠望♪

9/30 8:12

177. 久保市宿界隈には、僅かながらも雰囲気ある建築が残っています☆

9/30 8:13

178. 久保市宿からは画面右側の坂を登って行きますが、つい道の太さに釣られて左側へ……（滝汗
ヤマレコマップで警告音が鳴り、またこの位置まで戻っていざ前進！

9/30 8:36

179. 工場街のすぐ脇ながらも感じの良い丘の道を行く♪

9/30 8:42

180. ちょっとした峠にて来し方を振り返る。
ここまで、実に秋らしく美しい道中でした……（しみじみ

9/30 8:58

181. 生野屋駅からは基本的に住宅街メインとなります。

9/30 9:22

182. 花岡宿界隈に入り、とても雰囲気が良い教静寺にて小休止しました。

9/30 9:26

183. 教静寺の境内には福徳稲荷。
神仏が今も共存するほっこり光景です♪

9/30 9:32

184. 花岡宿の造り酒屋「金分銅」。

9/30 9:50

185. 白い彼岸花が咲き乱れる場所があり、広島からの長い道中を労ってくれているかのようでした。

9/30 9:56

186. 末武川を渡り、来し方を振り返る。

9/30 10:04

187. 何のためにあるのかさっぱり分からない高さ制限バーをくぐりました w

9/30 10:16

188. ゆるゆると住宅街の中を下り、造り酒屋「防長鶴」の前を通過〜（来し方を振り返る）。

9/30 10:23

189. そしてついに！真正面に石油化学コンビナートの煙突！
徳山は近い！！

9/30 10:42

190. 遠石八幡宮に到着！

9/30 11:00

191. 平日の昼間で参拝客も僅少な中、ここまでの道中安全に感謝し、世界平和を祈念しました。

9/30 11:03

192. 境内から、鎮守の森の目の前を行く新幹線N700Sを激写！
徳山のコンビナートとの組み合わせも最高にそれっぽく！

9/30 11:11

193. 遠石八幡宮の元の由来である「影向石」……これは何とも不可思議なデカさ！

9/30 11:17

194. 徳山の中心部に入る手前にあるちょっとした旧道も、忘れずに踏んでおきました。

9/30 11:42

195. 画面左の道を進むと徳山駅に着きます。

10/3 22:20

196. その前に、歩道橋のすぐそばにある横浜家系ラーメンに入り、塩とんこつ大盛りマジウマ！！

9/30 11:58

197. 徳山駅手前のアーケードを進み……

9/30 12:16

198. 徳山駅に到着！
防長バス新旧塗装車の並びをパチリ！

徳山で終了とする案もありましたが、もう少々、新南陽駅まで進みます。

9/30 12:31

199. しばし面白みのない市街地歩きが続いた中、近くの踏切が鳴り出しましたので、ダッシュで踏切に向かい構えて貨物列車ゲット！
山陽本線・新幹線の向こう側が、徳山界隈の工業地帯となっています。

9/30 12:48

200. 山裾の道に進むと、田んぼも時折広がっています。

9/30 13:04

201. 蓬莱橋を渡ると、富田（とんだ）宿の界隈に入ります。

9/30 13:16

202. 新南陽駅入口にあたる政所郵便局の前の交差点で、今回の西国街道歩きは終了！
画面奥の風車は、永源山公園の本場オランダ仕込み大型風車だそうです。

9/30 13:43

203. 新南陽駅にゴール！！
ちょうど貨物列車が来ました☆

10/7 12:45

204. 帰りは徳山から新幹線に乗る……のではなく、鉄ヲタエクスカーション第2弾として、今回通らなかった瀬戸内海沿いを走る山陽本線の115系3000・3500番台を満喫しました☆

岩国〜下関間の115系もそろそろ置き換えが噂される中、日常の活躍を楽しむことが出来て何よりです！！
しかも瀬戸内の車窓風景も本当に素晴らしい……。

10/3 22:40

205. 広島駅に戻り、振り出しの広電広島駅をもう一度撮ってしみじみしたり、夕食のお好み焼きを食べたり……。
その後新幹線ホームに入ると、One Piece Shinkansenの青編成がちょうど走り去るところで、しまった！感 w
のぞみ54号に乗り、京都発車後はコーヒーをオーダーしました☆

10/3 22:48

206. 土産は超定番のもみじ饅頭！
そして、せっかく酒蔵の近くを歩いたということで「獺祭」を購入……早速飲んでみましたが、香りの立ち方がハンパない感！
好きな人は好きなのでしょう。

207. 今回のにゃんこ。
2にゃん揃って「ニャンだあいつは？！」とガン見されました w

208. うちのにゃんこ雪丸殿。
玄関でお出迎えのポーズもエラソーです w

撮影機器：

Canon EOS R6m2 Canon

iPhone 15 Apple

感想

ゆきまる@bobandou

去る新緑が美しい季節に広島に凱旋した西国街道歩き……その勢いを大切にしたいと思い、梅雨の中休み狙いで6月下旬に広島から錦帯橋、そして徳山に達する計画を立てて予約したものの、直前に坐骨神経痛をやらかしてしまい、しかも早すぎる梅雨明けと酷暑の報せで、残念ながらキャンセル……。今年の夏はひたすら仕事の多忙にヒーヒー言いながらリハビリするしかないという、何とも冴えないものとなってしまいました。

しかし、無事坐骨神経痛の地獄の痛みから脱出し、辛うじて4日連続の休みも確保出来たことから、遅い夏休みリベンジという意味も込めて、西国街道の旅を前へと進めることにしました。途中、2日目は天気イマイチではありましたが、幸いにして雨に降られたのは短時間で終わり、山水画のような風景を楽しむことが出来ましたし、何と言っても彼岸花のピークと重なって、空の青も彼岸花の赤も実に印象的な道中となりました！

ついに山口県に入り、ゴールの下関まで残り100km強となりましたが、山口県はデカく、こちらにもヒマはなし。次回は3日間を確保して、防府界隈を中心に晩秋の風情を味わい、下関凱旋と九州上陸は次々回（来年1〜2月？）とすることにしています。
以上、旧街道ロングウォークの記録ではございますが、ご覧頂き誠にありがとうございました m(_ _)m

コメント

しろくまん

ゆきまる殿ー☺️

遠征行ってらっしゃると聞いたのですが、西国街道の秋の旅だったのですね🍁
広島から錦帯橋を経て徳山駅へ…
観光地もバッチリ見られて、長閑な里山の風景もあり、侘び寂び効いた素晴らしい旅👏
途中の薮地獄、蜘蛛の巣地獄も辛さをお察しします(´>ω<｀)
そしてそして…
3日間連続夕飯はカレー🍛(笑)
でもカレーは美味しいし、種類も豊富で飽きませんよね
🍛( '-' 🍛 )ｶﾚｰ
今回も写真が本当に美しかったです
素晴らしいレコ、ありがとうございました🙏

ゆきまる@bobandou

＞しろくまんさま
おはようございます、コメントどうもありがとうございます！
（しかも早起きでいらっしゃる・・・）
いや〜西国街道の旅、ヤバめな場所が残る中山道・甲州街道・奥州街道と比べてもハードコアな場所が多いのですが、大都会・広島からそう遠くなく、電車もすぐ近くをジャンジャン走っているエリアで極悪路が繰り返し現れると、何というか「俺何やってんだ」感が凄くて心が折れそうなのでした。とにかく、観光地から田舎・山奥まで、変化てんこ盛りで歩き甲斐のある旅でした
ヤバい道に突っ込むときほど、スマホでパッと現在位置を確認出来るヤマレコの有り難さはハンパなかったですし！！
蜘蛛の巣、最初はご丁寧に下をくぐりましたが、それではいつまでも先に進めないと判断してからは、せっかく立派な巣をつくった蜘蛛の皆さんに泣いて頂きました・・・

それはさておき、おひとり様ですとどうしても、瀬戸内の海鮮をウリにした小洒落た居酒屋とか入りにくいですので（→チキン w）、気軽に入れてガッツリ美味くご馳走感もあるインド・ネパール料理は街道歩きの友です ww
何はともあれ、分量多めでしたが、じっくりご覧頂けて嬉しいです！

miketama

ゆきまるbobandouさん、西国街道おつかれさまでした♫

坐骨神経痛の痛みが引いたようで本当によかったです。
酷暑で歩くことも大変だったのですから養生期間に充てたということで、お後がよろしいようで(^^)

毎度のことながらbobandouさんの鉄道今昔知識には関東在住者ですのに素晴らし過ぎです。
今回キハ40から広島市営交通、錦川鉄道、N700A&ONE PIECEまで。
新岩国駅考察に座布団三枚、
でもコンテナ改造の待合室、可愛いこと。
お仕事だって多忙を極めていらっしゃるのに情報収集とそれを記憶なさっているのでしょうか、きっちり出掛けて撮る、
見ているだけで楽しかったです。
偶然の通過、痛恨の通過、悲喜こもごもで再訪出来るかわからない土地の車両への愛を感じました。
4日間でこれは撮影旅行ではなくて街道歩きなのに沢山撮れていらっしゃること！
100km超えにも拍手拍手です。

秋の空、棚田、往時を偲ばせる建物と道筋、
さぁ、休みを取って出掛けましょうかね！

ゆきまる@bobandou

＞miketamaさま
こんばんは、コメントどうもありがとうございます！
坐骨神経痛、秋まで長引いたら「せっかく暑さも去ったのに長い距離を歩けないじゃないか！ムキーッ！」と精神衛生上よろしくなかったですので、無事治って本当に良かったです　応援して頂きお礼申し上げます m(_ _)m
鉄道今昔知識と情報収集……そりゃ〜生まれたときから鉄ヲタですし（先天性の病 w）、最近は「これはどうだっけ」と疑問に思えばピンポイント的にググって解決ですので、とくに素晴らしいということはないです
新岩国駅と清流新岩国駅（もと岩日線・御庄駅）の関係、錦川鉄道が必死に連絡駅として位置づけたがっているのですけど、高架駅と車掌車改造の待合室のローカル駅では違いがありすぎ、訪れていて目が点でした。面白すぎて写真いっぱい撮ってしまいましたし・・・

何はともあれ、広電も中国地方のJRも、今はホントに過渡期でありまして、昭和の車両が走っているうちに旧街道歩き鉄しなければ！という一念でヤマレコ赤線を延ばしてきましたので、まずは黄色い電車とタラコ色のディーゼルカー（どちらも昭和50年代モノ）が走っているのに間に合って本当にヤレヤレです
下関ゴールも、むかし常磐線も走っていた電車（415系）が関門トンネルを往復してきたところ、来年には今でも土浦から北で細々と走っている電車（E501系）が九州に譲渡されて関門トンネル用となるという驚天動地の展開となりましたので、なるべく早く到達しなければという感じです

ちなみに、ただの鉄ヲタ撮影旅行ですと、電車が来るまで撮影地で待ちぼうけでヒマなのですが、旧街道歩き鉄という新ジャンルを切り開いて w からは、何もせずヒマな時間というものが激減し、体力向上と撮り鉄が両立するという夢のような（？）展開になっています w

というわけで、既に甲州街道をコンプリートされたmiketama様の新たな旅を応援しております
次回の西国街道はもう宿を予約済みですが、ちょっと間隔が開いて来月末です

こめ百俵@kome100pyou

ゆきまる@bobandouさんこんにちは♪
西国街道　安芸周坊から周南まで長距離ハイクお疲れ様です。100km超えは小生は未経験ですよ〜
少し涼しくなったとはいえ　アスファルトの照り返しきつかったのでは
元鉄ヲタとしては関東では見れない115系にキハ47いいですね
レコありがとうございました。m(_ _)m

ゆきまる@bobandou

＞こめ百俵@kome100pyouさま
こんばんは、コメントどうもありがとうございます！
いやいや100km越えは、舗装路を嫌がらず足を前に出しさえすれば、ふつうのハイカーなら誰でも出来るかと思います
それよりも、こめ百俵様が山登りレースに参加されて、相当な標高差をあっという間に登られる方が全然スゴいです・・・私にはまずムリですので・・・
アスファルトの照り返しは季節を問わずありますので、日焼け止めは首回り・あごの下も含めて念入りに……ですね
西に残る113系がついに風前の灯火となり、岡山の115系もそろそろヤバい中、岩国から西で2扉の115系が走っているのは今のうちですし、それが置き換えられれば次は岡山と新山口のキハ40・47を・・・ということだと思いますので、とにかく「間に合った」という気分です

navecat

bobandouさん、こんばんは。

いろいろと見慣れた光景が展開され楽しく拝見させていただきました。

さすがはbobandouさんという感じで写真10/208の歩道橋上からというのはやはり目の付け所が鋭いですね。
写真30/208の小己斐島は昭和40年代後半に埋め立てられたのですが存在を現在に残し公園として市民に愛されています。
八幡川を渡った山陽本線・広島電鉄・国道2号線の海側に幼稚園・小学校・中学校と暮らしていました。
レコで楽々園とか岡の下川の文字を見れるとは驚きです。見入ってしまいました。
写真36/208にあたりから東へ7分ぐらいのところに今の実家があります。

広島に限定したコメントで恐縮ですがとても嬉しい思いになりました。

四日間の長距離の街道歩き、充実の内容でなによりです。おつかれさまでした！

ゆきまる@bobandou

＞navecatさま
こんばんは、コメントどうもありがとうございます！
広島ご出身の方にも楽しんで頂けて何よりです！　通った場所のそれぞれを思い出深く魅力的に紹介できるかどうか……それがヤマレコ赤線野郎としてのこだわりでもあります
ご実家が廿日市天満宮の東7分ほどということは・・・ちょっとしたアップダウンがあったり、カーブの街道松があったりする辺りですね！　普通の住宅街につき端折ってしまい恐れ入ります（街道松は入れるかどうか迷ったのですが ^^;）。
JRと広島電鉄の専用軌道が並行する初日午後の道中は、個人的には馴染みの薄いエリアだっただけに、キョロキョロしながら何とか雰囲気を把握しようとするばかりでしたが、山と瀬戸内海に挟まれた過ごしやすそうなベッドタウンだな〜という印象です。ちょこっと近くの山に登ると（今回は廿日市天満宮）、瀬戸内の穏やかな風景が広がるのには感動の嵐でした☆
小己斐島の辺り、やはり元々は海で、周りは埋立地なのですね……。しかし完全には埋めず、小己斐島の周りだけは水面を残し、如何にも風流な憩いの場としたのは、現代の街道ウォーカーにとってもありがたいことです。この界隈の西国街道は本来山の上を通っており、それが今では途切れて線路の脇を歩くようになっているのですが、なるほど線路脇の斜面まで波が打ち寄せていたということなのですね……。
何はともあれ広島界隈は、数百m台の山々と瀬戸内海と宮島に囲まれた、本当に美しい場所なのだなぁ〜と思いました。しかもお好み焼きが美味すぎ……　いずれ是非宮島や、今回歩いた西国街道のすぐ脇のピークにも登り、さらにダイナミックな瀬戸内ビューを楽しみたいと思っています