奥又白池 鏡のような池に写る前穂東壁と紅葉のコラボに圧倒される! 徳沢テント泊(テントを新調)

- GPS
- 11:46
- 距離
- 23.4km
- 登り
- 1,046m
- 下り
- 1,044m
コースタイム
- 山行
- 1:35
- 休憩
- 0:06
- 合計
- 1:41
- 山行
- 8:33
- 休憩
- 2:50
- 合計
- 11:23
| 天候 | 1日 曇り、夕刻にわか雨。徳沢19時9度(徳沢園の寒暖計)。 アメダス柰川(1068m)19時11.7度。 2日 快晴、5時の徳沢1度(徳沢園の寒暖計)。16時の明神池12度(明神池入口の寒暖計)。 アメダス柰川(1068m)5時5.4度。16時15.8度。 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
松本10:10ー10:40新島々 710円 現金 発車オーライネット 新島々10:50−11:55上高地 3000円 要予約 復路 上高地17:55−新島々乗り換(メール提示で切符をもらう)ー19:54松本 3710円 要予約 松本20:10(あずさ60号)ー22:45新宿 4620円(大休ジパング割引) 発車オーライネット↓ https://secure.j-bus.co.jp/hon/Route/Highway?dpcd=16&apcd=16&dtym=202510&dtdd=1 交通費:片道8330円。ちなみにバスタ新宿ー上高地はスタンダードで12000円からです。夜行便は相当早く予約を入れないと席が取れません。 徳澤園0263-95-2508(7:00〜18:00) 食事 8:00〜14:00ラストオーダー 手作り窯焼きピザ、山の手作りカレー、野沢菜チャーハン 喫茶・売店(みちくさ食堂) 7:00〜19:00 ーーーーーーーーーーー 直行バス さわやか信州号 ハイウェイバスドットコム 新宿ー上高地 12000ー14000円 https://www.alpico.co.jp/traffic/sawayaka/route/kamikochi/shinjuku/ 毎日アルペン号 竹橋ー上高地 12000ー14000円 https://bus.maitabi.jp/ |
| コース状況/ 危険箇所等 |
中畠新道分岐から先は破線コースです。北アの破線は危険なガレ・岩場・崖に面した路肩の弱いトラバースがどがあります。奥多摩・高尾ではただ単に道標がないだけで一般道と同等の破線コースなどもあるので、そこは一線を画していると思います。 三大急登(整備が行き届いている)を遙かにしのぐ急登の連続で、行程の半分以上はブッシュ・木の根・岩などをつかんで登る感じです。ただ踏み跡は明瞭で1本道です。 危険箇所は松高ルンゼとほぼ同高度になるあたりの岩場(傾斜は緩い)の登り。特に下山時はホールドが丸いので要注意!その先のトラバース、左側(松高ルンゼ側)はブッシュがあるが切れている。崖側で踏み抜かないこと! 藪漕ぎは笹メイン、下に明瞭な踏み跡があるので苦にならない。ガレも六百山のように崩れることはないので、難儀することはない。 中畠新道分岐から奥又白池は高低差600m程で、距離も1km程と短く地図で見ると短時間で簡単に行けそうに見えますが、「らくルート」で往復4時間50分(私は4時間)となってます。 数年前、涸沢からパノラマ新道を下山したが、そこより1ランク以上難易度高いです。派手さはないが、大キレット(実線で良く整備されている)より難易度・危険度は高いと思いました。踏み跡は濃く六百山のように難儀する箇所はないです。 |
写真
感想
今回の目的は奥又白池に行くこと。できれば紅葉の奥又白池から前穂東壁を見られたら良いなと思ってました。2つめはテントを新調したのでそのテスト。よく使っていたテント(ゴアライトX)は100日近く使い、テント内の縫い目シールが剥がれ、糊の粉がテント内に散乱し始めたので、寿命と思い廃棄しました。
奥又白池は快晴、そして紅葉の最盛期に当たったみたいで、奥又白池に着いた途端、あまりの絶景にワオ!と大声で叫んでしまいました。噂どうり人は少なく湖畔には先行者が3人いただけでした。
1日目は予報より天気が良く、雨に降られたのはテント設営時から1時間くらいだけでした。2日目は午前中は快晴で予報通り午後には稜線がガスに覆われてしまいました。中畠新道分岐から先で下草に霜が降りてました。
奥又白池の景色に言葉はいりません!
画像を見て頂けたらと思います!
裏剱用の小屋2泊分の3万円でテントを買うことにしました、ちょうどモンベルでテント30%ポイント還元セールをしていたので、そのポイント(10000ポイント)と手持ちのポイントでフライシートを買いました。
テントはステラリッジ1です。釣り下げ式なので設営が簡単!フライシートは白(アイボリー?)を選びました。理由は他のテントとかぶらないからです。案の定、徳沢で白は誰もいませんでした。
全体的なインプレッションは、よくできるな、でした。使い勝手もよく、フライとペグ込みで1300gでゴアライトX(フライ含む)と同じ重量です。嵩はゴアライトXより少ないです。定着、もしくは1泊の縦走で積極的に使ってみたいテントだと思いました。
徳沢園の寒暖計で早朝1度まで下がったのと(実際は3〜4度では。中畠新道分岐あたりの下草に霜)、前日夕立があったせいか、さすがに早朝にはテント内が少し結露しました(たれてくる程ではない)。ゴアライトXだったら結露の水滴が内布を伝い底に小さな水たまりができたかも。やはり前室があると便利ですね!
次回の山行は、10月中から下旬。車中泊1〜2泊で新潟を予定しています。
備忘録:徳沢から奥又白池往復で水は2L使用。中畠新道分岐から先の出会いは9人。
靴はスポルティバのローカット。温度計忘れた。ふりかけが意外にうまかった。
徳沢までなので余分の物を持った。出発時ザック11kg(水含まず)、帰り9.5kg(水含まず)。ローカットは靴の脱ぎ履きが大変なのでサンダルを持参。
翌日筋肉痛にならず。ウルトラライトダウン+#3。ズボンは春秋もの。
ケン




正に別天地、天国を思わせる景色です
涸沢の喧騒とは無縁の、孤高の眺めと静けさが感じられます
新調されたテントも、仰る通り良い感じですね
柔らかな日差しがテント越しに見える様な雰囲気です
上高地の河童橋と明神の辺りは観光客が凄かったですが、山は山が好きと思われる人だけだったのでとても楽しかったです
又来年も北アルプスを訪れたいと思います
おっしゃる通り正に別天地、天国を思わせる景色でした。
紅葉には少し早いかなと思ってただけに、感動はひとしおでした。
フライシートを白にして正解でした。白は少ないので自分のテントがすぐに分かります。そして何より、テント内で料理に変な色がつかないのがいいです。
観光客のほとんどは明神までで、そこから先は人は多いですが山に登る方たちだけになるようです。
北アルプスは南アルプスと違い営業小屋も多く、人も多く、アクセスもいいのでお勧めです。
コメントありがとうございます!
現役のころはBCとしか考えていなかったので汚い池としか思っていませんでした。
後輩たちを縦走させるために登攀具4人分をキスリングに詰め込んで急な道を降りて横尾に着いてザックをおろしたら無重力状態でした。
しかし穴場ですね。
奥又白の紅葉は予想を超えてました!
登攀具4人分とは相当な重量ですね、当時はハーネスでさえ今みたいに軽くはなかったですからね(当時は確かゼルプストと行ってたと記憶)。キスリングは横に長いので藪にひっかっかって大変だったでしょう。
あの界隈は涸沢や岳沢が有名で、紅葉の時期は大混雑ですが、奥又白は静かで、ほんと穴場だと思います。下山時パノラマ新道を下ってきた人たちとお話したら、奥又白自体知らなかった。
コメントありがとうございます!
とても懐かしい写真、ありがとうございます。
1,980年に同じルートで登り奥又白池で定着、周りは所狭しとテントで賑わっていました。己松高を(当時は登山靴)登り、私は次の山の約束で下山。その翌年に涸沢から己北条新村〜東壁右岩稜古川〜北壁Aフェース〜滝谷第姑根(この時代あたりから運動靴)とノンデポ、ノンサポートで継続しました
本当に思い出のある風景をありがとうございます!
今の自分の膝では奥又白には行けるかどうか、いつも励みになっています
私はクライマーではないので詳しくはないのですが、前穂東壁に関しては以前ほど登られてないような気がします。1991年7月 雲稜ルート大量遭難事故以前は池の畔はクライマーのテントが数多く張られていたと聞きましたが事実だったんですね。
予想を超える景色に感動しまくりでした!
東壁は見るからにアプローチを含め、落石が多そうで、あそこを登るなんてすごいなと思いながら見てました。
湖畔にいた男性はクライマーで今でもそこそこ登る方はいますと言ってました。
コメントありがとうございます!
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