槍・穂高・乗鞍
中畠新道分岐(なかはたしんどうぶんき) / 中畑新道分岐
長野県
最終更新:papiban
基本情報
標高 | 1880m |
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場所 | 北緯36度16分55秒, 東経137度40分41秒 |
新村橋から屏風のコルを経て涸沢へ至る「パノラマコース」から、奥又白池へ登る「中畠新道」の分岐点。
分岐点近くには、1955年1月の前穂高東壁で起きた「ナイロン・ザイル切断事件」の慰霊碑がある。
井上靖の『氷壁』は、この事件を元に小説化され、朝日新聞に連載され、さらに映画にもなった。
昭和初期の前穂高岳東面の開拓に際して、旧制松本高校山岳部は、その前進基地に決めた奥又白池に上がるため、奥又白谷と中又白谷の間にある奥又尾根に食い込む明るく開けた小谷、いわゆる、「松高ルンゼ」を登降ルートとした。
しかし、重荷や雨天のときにはこのルンゼの登降は困難となるため、その後山案内人の中畠政太郎によりルンゼ左岸のやぶ尾根に登路がつくられた。これを中畠新道と呼ぶ。
分岐点近くには、1955年1月の前穂高東壁で起きた「ナイロン・ザイル切断事件」の慰霊碑がある。
井上靖の『氷壁』は、この事件を元に小説化され、朝日新聞に連載され、さらに映画にもなった。
昭和初期の前穂高岳東面の開拓に際して、旧制松本高校山岳部は、その前進基地に決めた奥又白池に上がるため、奥又白谷と中又白谷の間にある奥又尾根に食い込む明るく開けた小谷、いわゆる、「松高ルンゼ」を登降ルートとした。
しかし、重荷や雨天のときにはこのルンゼの登降は困難となるため、その後山案内人の中畠政太郎によりルンゼ左岸のやぶ尾根に登路がつくられた。これを中畠新道と呼ぶ。
分岐 |
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