ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 526600
全員に公開
ハイキング
槍・穂高・乗鞍

念願の奥又白池から5・6のコルを経由して、涸沢でのんびりと

2014年10月10日(金) ~ 2014年10月11日(土)
 - 拍手
GPS
14:38
距離
26.9km
登り
1,917m
下り
1,905m

コースタイム

1日目
山行
7:10
休憩
1:10
合計
8:20
6:15
7
上高地BT
6:22
6:22
37
6:59
7:00
38
7:38
7:50
10
8:50
8:51
124
10:55
11:48
100
13:28
13:31
64
5・6のコル
2日目
山行
4:53
休憩
0:47
合計
5:40
7:10
55
8:05
8:08
17
8:25
8:27
13
8:40
8:50
10
屏風の頭
9:00
9:00
14
屏風の耳
9:14
9:20
74
10:34
10:34
31
11:15
11:40
37
12:17
12:17
33
12:50
12:50
0
12:50
上高地BT
天候 両日共に快晴
過去天気図(気象庁) 2014年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
 長野自動車道の松本ICで下車して国道158号線を西進して沢渡へ。
沢渡バスターミナル下の第3駐車場に車を止める。1日500円です。

 ここからは、バスで上高地へ。往復2050円です。
コース状況/
危険箇所等
ポストは、沢渡バスターミナルにありましたので、ここで提出しました。

<中畠新道分岐〜奥又白池>
 中畠新道分岐から、松高ルンゼからっも行けますが、その横にある尾根から取り
つきます。岩場に緑色のプレートが付いていますので、それが取付きの目印となり
ます。いきなりの急登で始まり、所々で息抜きができる傾斜が緩い箇所もあります
が、基本は急登が延々と続きます。尾根沿いのルートからルンゼ沿いのルートに
変わり、視界が開けてくると間もなく分岐がありますので、ここを左へ。正面に
見える稜線の先が目的地の奥又白池です。踏み跡はしっかりとありますが、基本の
三点指示は必須です。

<奥又白池〜5・6のコル〜涸沢>
 登ってきたルートを一旦下り、先程の分岐を左へ進みます。この季節だからこそ
だとは思いますが、木々の葉が落ちて踏み跡はかなり明瞭。ナナカマドの木々の間
を抜ける箇所にはピンクのテープが付いています。ルンゼまで下るかなり急な箇所
があり、ここは緊張しながら下降。この先、ルンゼをトラバースしますが、よく
見るとマークがありますが、安全を考えて早めに対岸にトラバースし、急登を上る
と右手の尾根に取り付く踏み跡に出合います。しばらくは尾根沿いに急登を登り、
岩壁に突き当たりますので、左にトラバースして5mほどの急な岩場の登りとなり、
ここも緊張した箇所。しばらく尾根沿いに進むと噂のトラバースが待ち構えている。
た確かに右側は切れ落ちているが、思ったほどではない。後は、5・6のコルに向けて
踏み跡をたどるだけ。コルに飛び出ると大展望が待ち構えている。5峰の岩壁は昨年
登ったばかりで懐かしく、もう一度登ってみたいものだ。後は涸沢に向けて岩場を
下るだけだが、途中からはルートも不明瞭となり、とにかく下を目指して下るのみ。
浮き石はあるが何となく解るので、歩き易そうなルートを選択する。

<屏風のコル〜耳〜頭>
 踏み跡はしっかりして、屏風の耳の手前に急な岩場があります。耳と言うだけ
あって、双耳峰となっていて、ここまでは普通に来ることができますが、その先の
屏風の頭まで、コルまでの下りがかなりシビアです。山頂からは2通りのルートが
あり、頭に向かって右のルートはハイマツのトンネルを這わなければ進めないような
コースで、軍手とヘルメットは必須。左側のルートは、かなり急な上に左側が切れ
落ちていて、手掛かりはハイマツのみとなりますので、枝がしっかりとしているか
確認しながら後ろ向きに慎重に降りましょう。コルから先、頭まではハイマツで
足元が見難くなっているところもありますが、普通の岩稜歩きです。頭からは、
耳からでも味わえない絶景が待ち構えています。
その他周辺情報 下山後の温泉は、竜島温泉せせらぎの湯へ。
510円と安価ですが、お湯はツルツルの気持ちのいいお湯です。
テント泊のため、久しぶりにグレゴリーを引っ張り出しました
そう言えば、山行でのソロテン泊は初めて
2014年10月10日 05:28撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
10
10/10 5:28
テント泊のため、久しぶりにグレゴリーを引っ張り出しました
そう言えば、山行でのソロテン泊は初めて
もっと多いかと思ったけど、意外に人が少ない上高地バスターミナル
2014年10月10日 06:14撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
1
10/10 6:14
もっと多いかと思ったけど、意外に人が少ない上高地バスターミナル
定番の河童橋
2014年10月10日 06:17撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
3
10/10 6:17
定番の河童橋
明神に到着
すごくいいペースですので、休憩入れずに先に進みます
2014年10月10日 06:59撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
10/10 6:59
明神に到着
すごくいいペースですので、休憩入れずに先に進みます
紅葉
2014年10月10日 07:29撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
2
10/10 7:29
紅葉
右手前のピークの裏側が最初の目的地
2014年10月10日 07:29撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
2
10/10 7:29
右手前のピークの裏側が最初の目的地
今回、楽しみにしていたブルーベリーチーズケーキは売り切れ
2014年10月10日 07:39撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
2
10/10 7:39
今回、楽しみにしていたブルーベリーチーズケーキは売り切れ
初めて新村橋を渡ります
2014年10月10日 08:00撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
3
10/10 8:00
初めて新村橋を渡ります
この分岐は左だけど、最初は間違えて右に行ってしまいました
(この分岐にも道標が欲しい。現に、この日お会いした2パーティーがここを右へ進んだそうです)
2014年10月10日 08:07撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
2
10/10 8:07
この分岐は左だけど、最初は間違えて右に行ってしまいました
(この分岐にも道標が欲しい。現に、この日お会いした2パーティーがここを右へ進んだそうです)
やっと登山道らしくなってきました
2014年10月10日 08:18撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
1
10/10 8:18
やっと登山道らしくなってきました
慰霊碑
2014年10月10日 08:29撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
3
10/10 8:29
慰霊碑
前穂高岳北尾根の大岩壁が見えてきました
2014年10月10日 08:43撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
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10/10 8:43
前穂高岳北尾根の大岩壁が見えてきました
中畠新道分岐、奥又白方面は正面の松高ルンゼからも行けますが、安全を考えて横の尾根から取りつきます
2014年10月10日 08:48撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
4
10/10 8:48
中畠新道分岐、奥又白方面は正面の松高ルンゼからも行けますが、安全を考えて横の尾根から取りつきます
中畠新道分岐
2014年10月10日 08:50撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
3
10/10 8:50
中畠新道分岐
岩壁にある緑色のプレート(写真ほぼ真ん中)が目印
2014年10月10日 09:02撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
3
10/10 9:02
岩壁にある緑色のプレート(写真ほぼ真ん中)が目印
プレートをズーム、これも慰霊のプレートでした
2014年10月10日 09:04撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
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10/10 9:04
プレートをズーム、これも慰霊のプレートでした
こんなところを登っていきます
2014年10月10日 09:12撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
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10/10 9:12
こんなところを登っていきます
あのコルの先に一つ目の目的地が
2014年10月10日 10:38撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
2
10/10 10:38
あのコルの先に一つ目の目的地が
念願の奥又白池に到着
2014年10月10日 10:56撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
12
10/10 10:56
念願の奥又白池に到着
青空を写して
2014年10月10日 10:56撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
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10/10 10:56
青空を写して
のんびりとコーヒータイム
2014年10月10日 11:07撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
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10/10 11:07
のんびりとコーヒータイム
このままずっといたいけど、ビールが飲みたくなったので5・6のコル経由で涸沢へ
2014年10月10日 11:11撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
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10/10 11:11
このままずっといたいけど、ビールが飲みたくなったので5・6のコル経由で涸沢へ
A沢への踏み跡
2014年10月10日 11:46撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
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10/10 11:46
A沢への踏み跡
さようなら奥又白、今度は泊まりに来たいですね
2014年10月10日 11:46撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
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10/10 11:46
さようなら奥又白、今度は泊まりに来たいですね
5・6のコル方面へ
2014年10月10日 11:49撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
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10/10 11:49
5・6のコル方面へ
紅葉には出遅れたけどいい景色
2014年10月10日 11:51撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
2
10/10 11:51
紅葉には出遅れたけどいい景色
このガレをトラバース
2014年10月10日 12:11撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
2
10/10 12:11
このガレをトラバース
ここもトラバースしますが、早めに対岸に渡ってガレ場を登ります
2014年10月10日 12:18撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
3
10/10 12:18
ここもトラバースしますが、早めに対岸に渡ってガレ場を登ります
踏み跡はありますが、一歩進む度に落石を発生させます
2014年10月10日 12:21撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
3
10/10 12:21
踏み跡はありますが、一歩進む度に落石を発生させます
振り返ると、歩いて来たルートがよく解ります
2014年10月10日 12:43撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
1
10/10 12:43
振り返ると、歩いて来たルートがよく解ります
ここの上りが結構いやらしかった
2014年10月10日 12:47撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
3
10/10 12:47
ここの上りが結構いやらしかった
ここが噂のトラバース
2014年10月10日 13:14撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
3
10/10 13:14
ここが噂のトラバース
ここもかなり緊張します
2014年10月10日 13:16撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
6
10/10 13:16
ここもかなり緊張します
5・6のコルに到着
2014年10月10日 13:28撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
8
10/10 13:28
5・6のコルに到着
懐かしの5峰
(カメラのレンズ、きたね〜)
2014年10月10日 13:28撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
7
10/10 13:28
懐かしの5峰
(カメラのレンズ、きたね〜)
奥穂
2014年10月10日 13:28撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
10
10/10 13:28
奥穂
北穂高岳と槍ヶ岳
2014年10月10日 13:33撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
5
10/10 13:33
北穂高岳と槍ヶ岳
涸沢に向けて下ります
2014年10月10日 13:31撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
2
10/10 13:31
涸沢に向けて下ります
このガレ場を延々と下ります
2014年10月10日 14:05撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
2
10/10 14:05
このガレ場を延々と下ります
大盛況の涸沢ヒュッテ
(涸沢小屋は1枚の布団に3人だったそうです)
2014年10月10日 15:06撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
6
10/10 15:06
大盛況の涸沢ヒュッテ
(涸沢小屋は1枚の布団に3人だったそうです)
ビールとおでんで乾杯
2014年10月10日 15:06撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
16
10/10 15:06
ビールとおでんで乾杯
本日の我が家(初ソロテン泊)
2014年10月10日 16:02撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
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10/10 16:02
本日の我が家(初ソロテン泊)
ガスにアーベントロートでいい感じ
2014年10月10日 17:34撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
10
10/10 17:34
ガスにアーベントロートでいい感じ
奥穂高岳とお月様
2014年10月11日 03:57撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
4
10/11 3:57
奥穂高岳とお月様
朝の涸沢小屋とテン場の灯
2014年10月11日 05:04撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
1
10/11 5:04
朝の涸沢小屋とテン場の灯
奥穂とお月様
2014年10月11日 05:52撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
10/11 5:52
奥穂とお月様
残っていた紅葉
2014年10月11日 06:03撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
4
10/11 6:03
残っていた紅葉
モルゲンロートを期待して多くの人がテラスで待ち構えています
2014年10月11日 06:03撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
4
10/11 6:03
モルゲンロートを期待して多くの人がテラスで待ち構えています
陽が当たりだしましたが、赤くなることはありませんでした
2014年10月11日 06:09撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
1
10/11 6:09
陽が当たりだしましたが、赤くなることはありませんでした
穂高小屋の横に沈むお月様
2014年10月11日 06:10撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
15
10/11 6:10
穂高小屋の横に沈むお月様
完全に陽が射しました
2014年10月11日 06:22撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
2
10/11 6:22
完全に陽が射しました
下山はパノラマ新道から
2014年10月11日 07:11撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
2
10/11 7:11
下山はパノラマ新道から
振り返って涸沢
2014年10月11日 07:16撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
1
10/11 7:16
振り返って涸沢
槍の穂先が
2014年10月11日 07:24撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
3
10/11 7:24
槍の穂先が
ロープを頼らなくても十分歩けます
2014年10月11日 07:29撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
4
10/11 7:29
ロープを頼らなくても十分歩けます
行く先は
2014年10月11日 07:39撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
3
10/11 7:39
行く先は
このロープも使わずに下ります
2014年10月11日 07:42撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
2
10/11 7:42
このロープも使わずに下ります
コルに出ましたが、屏風のコルはもう少し先
2014年10月11日 07:51撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
2
10/11 7:51
コルに出ましたが、屏風のコルはもう少し先
前穂8峰
2014年10月11日 07:53撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
10/11 7:53
前穂8峰
屏風のコルに到着。
ザックをデポして屏風の耳へ
2014年10月11日 08:04撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
2
10/11 8:04
屏風のコルに到着。
ザックをデポして屏風の耳へ
岩場の登り
2014年10月11日 08:18撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
2
10/11 8:18
岩場の登り
屏風の耳山頂
2014年10月11日 08:26撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
5
10/11 8:26
屏風の耳山頂
三角点がありました
2014年10月11日 08:26撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
2
10/11 8:26
三角点がありました
奥穂&北穂
ん〜、いい眺め
2014年10月11日 08:26撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
6
10/11 8:26
奥穂&北穂
ん〜、いい眺め
涸沢を
2014年10月11日 08:27撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
1
10/11 8:27
涸沢を
屏風の頭へは耳から2ルート(?)
右のルートはハイマツをかい潜って進みます
2014年10月11日 08:31撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
10/11 8:31
屏風の頭へは耳から2ルート(?)
右のルートはハイマツをかい潜って進みます
屏風の頭
2014年10月11日 08:34撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
2
10/11 8:34
屏風の頭
屏風の頭山頂
2014年10月11日 08:41撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
4
10/11 8:41
屏風の頭山頂
屏風の頭から前穂北尾根
ここからしか見えない稜線
2014年10月11日 08:43撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
9
10/11 8:43
屏風の頭から前穂北尾根
ここからしか見えない稜線
2014年10月11日 08:43撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
4
10/11 8:43
遥か下方
2014年10月11日 08:45撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
5
10/11 8:45
遥か下方
大キレット
ここにも綺麗なカールが
2014年10月11日 08:46撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
7
10/11 8:46
大キレット
ここにも綺麗なカールが
北穂高岳をズーム
2014年10月11日 08:46撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
4
10/11 8:46
北穂高岳をズーム
屏風の耳への上り(左ルートの片側は切れ落ちています)
2014年10月11日 08:54撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
1
10/11 8:54
屏風の耳への上り(左ルートの片側は切れ落ちています)
パノラマ新道の下り
2014年10月11日 09:22撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
1
10/11 9:22
パノラマ新道の下り
黄葉と前穂
2014年10月11日 10:06撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
10/11 10:06
黄葉と前穂
中畠新道分岐に戻って来ました
2014年10月11日 10:33撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
1
10/11 10:33
中畠新道分岐に戻って来ました
新村橋と前穂
2014年10月11日 11:05撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
10/11 11:05
新村橋と前穂
ブルーベリーチーズケーキは帰りも売り切れ
もうひとつ食べたかった、野沢菜チャーハン
2014年10月11日 11:29撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
9
10/11 11:29
ブルーベリーチーズケーキは帰りも売り切れ
もうひとつ食べたかった、野沢菜チャーハン
明神と前穂
あのピークの裏手に昨日はいたんだな〜
2014年10月11日 11:44撮影 by  Canon PowerShot SX700 HS, Canon
3
10/11 11:44
明神と前穂
あのピークの裏手に昨日はいたんだな〜
撮影機器:

感想

 最近、終末にかけての出張が続いて思うように休みが取れず、これからも続くで
あろう出張の合間に休みをいただき、毎年恒例となっている秋のソロ山行に行って
きました。
 当初は白根三山を歩く計画を立てていたが、会社の始業前のコーヒータイムに
同好会のメンバーと話をしていた時に、『涸沢で紅葉』という言葉に思わず反応して
しまい、山行先を急遽変更。南アルプスをやめた理由の一つには、バスのスタートが
8時とかなり遅く、回りたいコースを歩くにはかなりハードになりそうだったことが
理由のひとつである。かたや、平日といってもこの時期の涸沢は激混みは目に見えて
いる。ならばということで、激混みも気にならないテント泊で行くことに。キャンプ
程度のソロテント泊は何度も経験しているが、山歩きをしながらのソロテント泊は
今回が初めて。久しぶりにグレゴリーのザックZ65を引っ張り出して荷物を詰める。
ヘルメットに多少のシュリンゲとカラビナを入れても余裕で入り、水と食料を入れて
13kgに納めることができた。
 前夜、沢渡出前の道の駅『風穴の里』で車中泊をし、ここで水を調達して沢渡バス
ターミナルへ。こちらのバスも始発が5時40分と普段よりかなり遅い出発だ。上高地
には6時10分に到着し、準備運動をして出発。明神まではかなりいいペースで歩く
ことができたので、休憩は入れずにそのまま徳澤へ。以前から気になっていた、
ブルーベリーチーズケーキは残念ながら売り切れ。帰りに食べれることを期待して、
最初の目的地の奥又白池を目指す。新村橋を渡り林道を進むと分岐があるが、ここ
には道標がなかったため、迷わず右の広い道を進むが、やがて川を渡る仮設橋が見え
て来たので地図を確認すると、いきなりのルートミスのようだ。先程の分岐まで戻る
と、後続の方もこちらに向かってきて、この方達もルートミスする直前だった。その
先、慰霊碑が並んでいるところがあったが、ここにあるはずの『ナイロンザイル事件
の原点の碑』のプレートがなくなっている。中畠新道分岐から先は急登の連続で、
奥又白池手前まで続く。奥又白池は何とも言えない時間が止まったような空間。時間
が経つのも忘れてのんびりとしてしまいました。ここで泊まっても良いとは思いまし
たが、やっぱりビールで乾杯したくなり、5・6のコル経由で涸沢へ。踏み跡は明瞭
だが、ガレ場では落石が怖いので、長時間停滞しないようにルートを選択しながら
進む。涸沢に到着してテントを設営後は、お目当てのビールで乾杯。思わず、2杯も
いただいてしまい、夕食後はバタンキュー。夕方はガスが降りてきて星空を期待して
いなかったが、夜中に目覚めて外を見ると月明が明るすぎて星があまり見えずに少し
残念ではあったが、テントから顔だけを出して夜空を楽しむ。
 翌朝、モルゲンロートを期待するも肝心な時に陽が遮られたようで、全く赤くなる
ことなく朝のショーは終了。早々にテントを片付けて下山を開始する。屏風のコル
までは危険箇所もあるが、昨日のことを考えるとほんの序の口。屏風のコルから耳
までは特に危険箇所もないが、頭に向かう最初の下りは右のハイマツ帯から下り、
登りで反対側から登ることをお勧めします。頭からの絶景は、ここからでしか味わえ
ない絶景が。もっとのんびりとしたかったが、荷物をデポしてきてしまったため、
水の補給もできず、早々にコルに戻る。ここからは急な下りとトラバースが待ち構え
ている。中畠新道分岐まで戻り、徳澤のブルーベリーチーズケーキ目指して下るも、
この日も売り切れ。これは来年への持越しということで、もう一つ食べたかった
野沢菜チャーハンを食べる。想像通りの味で、これも今後の定番となりそうだが、
10時から14時までの時間限定料理のため、この時間にここに来ることができるかが
最大の課題だ。家へのお土産にブルーベリージャムを購入し、上高地へ。最近のTV
番組で徳澤も紹介され出したため、かなりの観光客の方がみえていたが、明神まで
来ると完全に観光地化している。上高地は言わずと知れた状態なので、写真だけ撮影
してバスターミナルへ。
 念願だった奥又白池とそこから5・6のコルへのルート。そして屏風の頭と徳澤と
涸沢を繋ぐルートを、快晴の中、ピークを踏まずにのんびりと歩くことができて
いい思い出となりました。そろそろ残った西穂から奥穂へのルートへ行きたいな。

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コメント

静かな穂高を楽しむ
奥又に5・6、涸沢に屏風と正に満喫ですね。
奧又からの前穂東壁見てみたい!それと屏風の頭からの絶景、あれは忘れられんですね。お疲れ様でした。
西穂から奧穂をやって、飛騨尾根そして天狗のコルから岳沢へなんてのもいいかな。
2014/10/12 22:38
Re: 静かな穂高を楽しむ
tokageさん、こんにちは

この辺りを思いっきり満喫することができました。
やっぱ、ここから見る前穂東壁の大迫力は言いようがありません。
是非、行って見て下さい。やめられませんよ。
2014/10/13 12:41
良い天気でしたね〜!!
お疲れ様でした。
当初心配された週末の天気、真逆と言っていいほどの快晴でしたね
しかも良いルート、僕もいつかトレースしたくなりました。

テント泊で13圓任垢…。僕だとそこから+5圓漏亮造覆鵑任垢茲諭
2014/10/12 23:15
Re: 良い天気でしたね〜!!
 gomatさん、こんにちは。

 2日間とも快晴で、またまた黒くなってしまいました

 たまにはピークを踏まずに、のんびりしたいところでのんびりとするのも
いいもんですね。小屋泊だと時間に縛られるところがありますが、それを気に
しないのもテント泊のいいところかな?新しい山域に行く場合は、山小屋での
出会いを大切にしたいと思いますが、行きなれた山域に行くときは、今後テン泊
が増えそうです
2014/10/13 17:39
奥又白池
おはようございます。
素晴らしい天気でしたね。奥又白池,素敵ですね。
山の中の池は,一種独特な雰囲気があって大好きです。
快晴の中,景色を堪能できたことと思います
この時期のテン拍だと,かなり寒いのでしょうね!
2014/10/13 7:05
Re: 奥又白池
 totokさん、こんばんは。

 奥又白池、静かでいいところでしたよ。
奥又だけのピストンであれば、totokさんの脚力であれば十分日帰りが可能だと
思いますが、逆に帰る時に寂しさを感じてしまうかもしれませんね。

 この日はそこそこ暖かかったようで、朝の涸沢で2,3℃くらいだったのでは
ないでしょうか?シュラフ自体、モンベルのNo.1を持っていきましたので、
私としては暑すぎて短パンTシャツで寝ていました。隣のテントの方は、No.3で
ちょうど良かったと言われていました。

 山の上では、もう、冬ですね〜
2014/10/13 17:46
良いルートですね♪
kameさん こんにちは!

いいルート、いい景色、綺麗な池・・・
どこを見ても、GOODな北アルプスの展望ですね

私達には、到底無理なコースなので
写真 だけで、行った気分で
拝見致しました。

そして、地元の食べ物、お土産・・・いいですねぇ
2014/10/13 16:07
Re: 良いルートですね♪
 suzunobuさん、こんばんは。

 奥又白の静けさと涸沢の騒然とした雰囲気には、かなりのギャップを
感じてしまいましたが、テント泊だっとこともあって、小屋泊ほどの
騒然感はありませんでした。
 剣岳を登られたことのあるsuzunobuさんでしたら、奥又白池までの
ピストンであれば、十分行けると思いますよ

 ブルーベリージャム、とにかくおいしいです。お勧めです。
宣伝しているわけではありませんが、徳澤園にお立ち寄りの際は、是非
ブルーベリーバタートーストを食べてみてください。病み付きになること
間違いないと思います
2014/10/13 17:56
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利用交通機関: 電車・バス
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