両神山
- GPS
- 09:15
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 1,553m
- 下り
- 1,589m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
17:10中双里=バス=18:00三峰口駅=電車=18:30西武秩父 |
コース状況/ 危険箇所等 |
剣ケ峰から中双里方面のルートは踏み跡が少なく、一部ルートが不明瞭な所あり。 |
感想
14日0時に西武秩父に集合。遅刻もなく、まずは一安心。ジャンボタクシーに乗り日向大谷口に向かう。週末の朝方は登山口に向かうマイカーですれ違えないほど混むのそうだが、この時間には一台とも出会わなかった。40分ほどで登山口の駐車場に到着。シュラポンするにはちょうど良い東屋があったのでそこで就寝とした。想像していたよりは暖かく、快適に寝ることができた。
翌朝は5時過ぎに起き出し朝食を取り準備する。上級生をまねて朝の体調チェックやオーダー発表、体操なんかをしてみる。私たち新人にもだんだんワンゲルが染み付いてきているなと感じる。トイレなどを済ませ6時前に出発する。日はまだ出ていなかったが、長袖一枚でいけるほどである。初めはエレキ行動となったが、登山道がしっかりあるので迷うことはなかった。トップは赤羽だったが、ペースも丁度良い。両神山という名前の通り道の途中には鳥居や神様の石像が何個もあった。吉村はカメラが好きらしく、写真やらムービーやらをとりまくっている。吉村が竹内に歌をふるがなかなか歌ってくれない。新人だけでは恥ずかしいのか…?歌ではあまり盛り上がらなかった。2本目の途中で、トップの赤羽が沢をはさんで反対側に黒い動物を見つける。向こうもこちらを見ているようだ。…熊か…?何度か笛を吹くが動かない。後ろから他の登山客も来て、熊鈴を鳴らしてくれたが、動かない。熊がいる方向には行かないので笛を吹きながらそのまま進むこととした。もっと近くだったら引き返すという判断も考えられただろう。遠目であったが、何とも怖い体験をした。その後は清滝小屋を通り、何カ所かの鎖場もありつつ、無事に剣ケ峰に到着。頂上は少し雲が晴れ、周りの山々も臨むことができた。そして写真をとったり差し入れのプリンや私が持って来たの卵などを食べたりとのんびり過ごす。時間に縛られないと存分に山頂を満喫できる。橋下と内山はジュースを差し入れていた。なかなかやるな。橋下は、ヘッドもコッヘルもないのになぜかEPI缶も持ってきていた。
下山は内山がトップで出発。中双里に向かうルートは分岐のところでロープがはられていた。しかし、ルートはあるということなので、くぐって先へすすむ。一気に踏み跡は少なくなり、それに加えて大量の落ち葉で、道が分かりづらくなっていた。途中の看板も倒れていたり、文字が読めない箇所があった。テープを見落とさないように確かめ合いながら進む。秋合宿で読図をみっちりやったので、見るべきポイントなどが分かり、自信をもって進むことができた。白井差峠まではアップダウンが続く、ハードなコースである。時間にも余裕があるためゆっくり休みながらのんびり歩く。紅葉はほとんど終わっていたが、さくさくと落ち葉の上を歩くのもなかなか楽しい。そして白井差峠から中双里までの下りも急で単調な道が続いた。今回は下りだったので良かったが、正直逆のコースでは行きたくないと思った。中双里の登山口も民家の裏手にあり、看板などもなく、逆からだったら多分見付からなかっただろう。バスの時間まで2時間ほどあり、バス停の周りも民家しかないため、バス停で待つことにした。夕方なので結構寒い。赤羽、尾形と私はUNOで盛り上がっていたが、その横で他の4人は寝ていた。吉村と橋下はシュラフも持ち出し、ぐっすり眠っていた。17時頃にバスが来て、バスで三峰口駅へ。そこから電車で西武秩父駅に向かい、そこで解散とした。
長い行程であったが、無事に歩き通すことができた。普段7人揃うこともなかなかないので、今回協力して新人ワンダリングを成功することが出来て良かった。今後も同期でワンダリングなどを出して、お互いの成長した部分、足りない部分などを共有していきたいと思う。
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