明神ヶ岳ー金時山
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.1km
- 登り
- 1,363m
- 下り
- 1,013m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
復路:箱根仙石原からバスで箱根湯本迄、小田急線で新宿迄 |
写真
感想
秋晴れの行楽日和、新松田の駅から富士山が見えている。最乗寺からの縦走コースは初めて。新宿発7:00小田急電車で新松田で下車、最乗寺まで3千円を奮発してタクシーを利用したので8:45には歩き始める事が出来た。登山口には大きな下駄が置いてある。昔の安全祈願のシンボルだろう。登り始めは少しきつい岩場もあるが、総体的に歩きやすく整備もされている。明神ヶ岳山頂との中間点に神明水と言いう水があるのも好都合。約2時間で明神ヶ岳の山頂。
山頂は広々して眺望も360度見通せる、東は遠く相模湾を望み南の眼前にはガスを噴き出しているのが箱根の大涌谷だろうか。裾野に広がる箱根の町やゴルフ場。どこの山も紅葉に包まれている。西には稜線の彼方に金時山の特徴ある山頂が突き出ている。惜しむらくはその先にある富士山が雲に隠れて見えなかった。北にも青空の下遥かに山なみが連なっている。
金時山に続く稜線はここより低いので、ここからはっきり見えるし、見るとかなり距離があるのが分かる。地図上でもここに来るより少し長いし、最後の登り返しは結構きつそう。なので、休憩はそこそこに再び歩き始める。稜線歩きといっても1,000mに満たない高さなので、背丈を超える笹藪が生い茂る道が続いて眺望はきかない場所が多い。しかし幸いな事に丁度12時頃、一つのピークに出た。陽射しも出てきたし、周りの笹藪も途切れているので立ち止まると、富士山が顔を出している。誰も通らない道端で休憩しながら、弁当を使う事にした。最高のビューポイントだ。
昼飯の後少し降ると矢倉沢峠、ここから山頂迄1時間強の急な登りになる。既に1時を回っているので下山する人の方が多い。天気が変わらない事を祈りながら2時少し過ぎに山頂に到達。富士山は里との中間に雲がたなびいているが、冠雪している地点から上はすっきりとした姿を見せている。一幅の絵を見るようである。
帰りは金時山登山口のある箱根の仙石原迄、約1時間。3:20の箱根湯本行きのバスのちょうど間に合う筈である。仙石原は紅葉狩り観光客で大賑わい。バスも予定通りには運航できず出発も遅れ、湯本到着も遅れたが、車窓から箱根の紅葉を存分に楽しんだ。余裕を見て帰りの電車は16:47を予約しておいたので、湯本の駅で30分ゆっくりお茶を飲む事が出来た。
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