大峰奥駆(天川川合から前鬼)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 33.3km
- 登り
- 1,929m
- 下り
- 2,187m
コースタイム
- 山行
- 6:05
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 7:25
- 山行
- 6:50
- 休憩
- 1:55
- 合計
- 8:45
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・川合からR309は工事中のため発電所まで左岸の迂回路。 ・前鬼への下りは沢のゴーロで所々道が切れる。注意すればOKだが暗いとわかりづらいか。 |
写真
感想
30年以上前、高校の冬合宿で前鬼から縦走した。凍結した恐ろしい岩稜の記憶しかないので、行ってみることにした。交通不便だがやっぱ縦走してみたい。カナビキ尾根は幕営装備に急登が足にこたえる。シャクナゲが数株。急登が終わり、緩やかなレンゲ道を行く。八経往復後、好きな場所の明星のピークへ。神仙平や七面山を望みながら奥駆路を行く。楊枝ノ森周辺は枯木と草原で眺めの良い稜線だ。楊枝ノ宿では満月が終夜煌々とテントを照らす。翌朝は朝日を浴びながら、仏生の美しい森を登ってゆく。孔雀覗きは絶景で、伯母谷覗きに似るがより南画調な眺めだ。疎林と草原、時に現れる岩峰を一歩一歩、釈迦ヶ岳に近づいてゆく。楽しい稜線歩きだ。釈迦頂上で巨大なお釈迦様に手を合わせてから、周囲の山々を眺める。南方稜線に点々と赤い花が咲いている。派手なピンクの花に交じり、白いのも咲いている。赤白が同時に咲き誇っているのを見るのは初めて、とても目出度い気分だ。(アカヤシオ、シロヤシオと思っていたが、赤いのはアケボノツツジらしい。姿も種類も非常に似ているとのことだが)桃源郷のような神仙ノ宿を過ぎ、太古ノ辻で楽しい縦走も終わり。昨夜神仙ノ宿にテン泊されたソロの方と楽しくお話しさせて頂きながら前鬼に下りた。バスまで時間があるので前鬼でテントを乾かし昼めしを食べゆっくりさせて頂いた。ここは行場の宿坊だが、山に囲まれ南向けで明るくのどかな良いところ。また泊まりに来てみたい。長い林道を前鬼口まで下り、長々とバスと電車を乗り継ぎ家にたどり着いた。春の奥駆け縦走、何と楽しいことか。
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