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Yamareco

記録ID: 887444
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ハイキング
妙高・戸隠・雨飾

道迷い多発の妙高山

2016年05月29日(日) [日帰り]
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GPS
11:55
距離
12.3km
登り
1,595m
下り
1,582m

コースタイム

日帰り
山行
8:20
休憩
0:00
合計
8:20
8:00
70
9:10
20
9:30
30
10:40
10
10:50
10
11:00
90
12:30
30
13:00
40
13:40
0
13:40
110
15:30
10
15:40
ゴール地点
GPS忘れたため、コースは手書き。時間は写真から転記
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
燕温泉日帰り無料P
7時現在で8割ほど駐車中
コース状況/
危険箇所等
長助池をめぐる燕新道は残雪・藪漕ぎで不明瞭です。
2回も道迷いしてしまいました。
その他周辺情報 黄金の湯(無料)
この写真に収めた地図だけが頼りです。。。
この写真に収めた地図だけが頼りです。。。
←妙高山をみて一安心
←妙高山をみて一安心
下山したら絶対に浸かりたい「黄金の湯」
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下山したら絶対に浸かりたい「黄金の湯」
公明滝と称明滝
公明滝を真上から
公明滝を真上から
称明滝を真下から。
ここまで赤マークあるもこの先行き止まり。
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称明滝を真下から。
ここまで赤マークあるもこの先行き止まり。
天狗堂で小休止
頂上見えましたがまだまだ遠い
頂上見えましたがまだまだ遠い
顔を地づけてみました。ひんやりとします。
顔を地づけてみました。ひんやりとします。
いよいよ鎖場
振り返って上から。結構高度感あり。
振り返って上から。結構高度感あり。
一気に視界が広がります。
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一気に視界が広がります。
もちょっと。
頂上前の岩場を登りながら振り返って
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頂上前の岩場を登りながら振り返って
はい。山頂です。
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はい。山頂です。
南峰〜北峰の途中にある日本岩
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南峰〜北峰の途中にある日本岩
北峰山頂
下山途中の雪渓です。これを降り切った付近が分岐だったようです。
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下山途中の雪渓です。これを降り切った付近が分岐だったようです。
長助池が見えていますが。。。
長助池が見えていますが。。。
一向に下る気配なく崩落斜面をトラバース。この辺でルートミスに気がつかない自分も自分ですが、外人さん御一行様がかなり軽装で山頂方面へ向かわれます。
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一向に下る気配なく崩落斜面をトラバース。この辺でルートミスに気がつかない自分も自分ですが、外人さん御一行様がかなり軽装で山頂方面へ向かわれます。
あらら。ミスった気配満々が事実として判明!
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あらら。ミスった気配満々が事実として判明!
あわてて引き返し、ようやく長助池に到着
あわてて引き返し、ようやく長助池に到着
ここの水芭蕉は点在していますが、
ここの水芭蕉は点在していますが、
ちょっと下ったところに群生していましたー。
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ちょっと下ったところに群生していましたー。
大倉谷を流れる急流を徒渉したところで振り返って。
このあと2回目の道迷いです。
大倉谷を流れる急流を徒渉したところで振り返って。
このあと2回目の道迷いです。
ようやく下山。

感想

【道迷い多発の妙高山】
初めての山なのに装備不備にも関わらず計画を強行した結果、不明瞭な下山道で赤リボン見誤い、余分な歩きを強いられた何とも後味の悪い山行きとなりました。
いつもGPSに頼りきりで登山地図も持たず山に入っていた自分への戒めとなったようです。
【登山口からちょっと不安に】
燕温泉日帰りPに車を止め準備したところでスマフォを忘れたことに気がつきました。すなわちGPS無しです。本日の計画は、登り:燕登山道で滝めぐり、下り:燕新道で水芭蕉見学を計画しており、これまでのレコ情報から下りで使う燕新道は不明瞭とのことで分かっていたのでGPS必須を心がけていたのですが。。。
先ずは温泉街を抜けたところから登山道らしき道に取り付きます。直進と左に分岐していますが、明確な「妙高山→」看板が見当たりません。
全体地図からは時計回りなので先ずは左方面に歩を進めますが、初めから不安な気持ちを拭えずスタートです。
(あとで分かりましたがどっちにいっても合流しているようです)
【舗装された林道と登山道】
間もなく「黄金の湯」があり安心するも、登山道と思えないコンクリート舗装された車幅の林道をひたすら登ります。途中、温泉関係者か山菜狩りの方に出会ったので確認したところ、これが登山道で間違いないようです。
林道終点で草むらに隠れた「妙高山→」看板を見つけ、ようやく確信を持って登山道に取り付きますが、依然、一人分の幅の舗装された道が源泉管理まで続きます。
途中足元が切れ落ちた崖を右下に見ながら、踏み外したら相当ヤバイ状況になること間違いなしの舗装路を進みます。
【広々した山頂】
源泉過ぎから本格的な登山道になり、高低差のある二つの滝を間近で見学。
赤マークあったのでそのまま登山道かと思いきや、2つ目の滝で行き止まりになり、
ちょっと戻って胸突き八丁の急登りに差し掛かかると残雪も現れ始めますがアイゼンつけるほど無く、天狗堂で小休止します。
続き鎖場を通過しながら森林帯を抜けると、遠く北アルプス方面の眺望が一気に開けました。鎖場それほど難しくはないのですが、高度感あり、足元狭いトラバースありで緊張感を強いられます。
急な岩場を攀じ登るとやがて山頂に到着です。
南峰〜北峰の山頂領域は、長野方面の高速道からみた急峻な妙高山からは想像がつかないほど縦長に広々しています。火打山と北アルプス方面や遠く八ヶ岳方面まで見渡せる山頂は、多少の風はありますが火照った体には心地よく、しばらくマッタリとしていきます。
【GPSないけど。。当初計画実行】
北峰から燕新道方面を覗って見ますと、しっかりとした下山道で赤リボンもちゃんとあります。これならば大丈夫だろうと、新道に歩を進め下山開始です。
やがて雪渓が現れるも、好天続きで腐りかけの雪とそれほど傾斜も強くないので、アイゼンなしでグリリながらもサクサク下ります。
【第一のルートミス】
踏み跡を見ながら気持ちよく下っていきやがて何の疑いなく赤リボン方面に雪渓を抜けます。
ここからは、「燕温泉→」分岐があるだろう下山道を注意深く観察しながら途中数名のハイカーとすれ違います。外人さんだったので分岐を確認することもできないまま、崩落した斜面や小雪渓を赤リボンに従いトラバースしていきますが、分岐案内版どころか下山方面への道が現れません。
下方には長助池が見えてはいますが、一向に下がる気配がないどころか登り始めてしまい、ルートミスったことを認識するも気がつけば稜線まで出ちゃったのです。アララ。
下山開始して初めてみる道標が「←長助池分岐1050m」と「黒沢池ヒュッテ→ 620m」の分岐でしたー!すなわち、燕温泉方面への分岐を発見でず1050mも行き過ぎたことがここに事実として判明です。
あわてて引き返し、途中山頂で写真を撮って頂いた2名のハイカーさんに確認させていただき雪渓を過ぎたところから下方向に踏み跡があったとのこと。
どうやら雪渓過ぎの何の疑いもなく赤リボンに誘導されたところが分岐だったようです。そこまで戻り、1時間程度ロスしてようやく燕温泉方面へ歩を向けることができました。
【第二のルートミス】
長助池では立派な見学台もありましたが、それほどゆっくりもせずに、ここから4KM超の燕温泉までひたすら下山です。
途中、見事な水芭蕉の群生もあり、これを見たいが為にこっちの登山道を選んだのも理由のひとつなのに、それよりも笹藪の群生を藪漕ぎするほうが今の自分に与えられた使命。木道も点在しますが基本泥道のなか果敢に攻めていきますと、大倉谷を流れる急流に出ました。
橋もなく注意深く観察すると赤→方面に2,3の大きな岩で川を渡る部分があります。失敗したら全身ズブ濡れ覚悟で岩の乾いた部分目掛け、飛び越えるように渡り無事徒渉。
続いて赤リボンに誘導されて歩を進めるも何か様子がおかしい。
これまでも藪漕ぎだったのでそこは気にしなかったのですが、足元はそれまでのはっきりとした登山道ではなく小川が流れるような道に変わっていきます。
そしてついに左は激流、右は絶壁となり行き場無くなったところでまたもやルートミスに気がつきました。
先ほどの徒渉した付近まで戻り確認すると、確かに赤リボンは左方向についているも、登山道は右斜め上方向に登っているではありませんか!
何故こんなところで間違えたのか未だに不明ですが、どこか気持ちが焦っていたのでしょか。
【まいったまいった】
一度ならず二度までもミスった自分に腹立たしく、2度目のミスでは泥流に足を取られブーツが泥だらけになりながらも、やっとの思いでつり橋が見えるところまで下山。若干の観光客の姿を目にしたとき、右往左往した山行きに終止符が打たれました。たぶんGPS忘れなかったら、もっと早くルートミスに気がついたでしょうし、焦りはなかったでしょう。
道迷いの挙句、泥だらけの足と疲労困憊の姿を見て傍目からはどのように写ったのでしょう?
温泉街の観光客のおばちゃんに妙高登山ですか。日帰りですか。凄いですねー。
の労い?の言葉をかけられ、「黄金の湯」で疲れを取りながら、ちゃんと戻ってこれてよかったーと心底思う自分が白い湯船に浸かっていました。
【反省とお礼】
残雪残る初めての山。無理したらいけません。欲を出したらいけません。
燕温泉からの渓谷は「北地獄谷」との名称です。ほんとに地獄行きにならなくってよかったです。
下山途中、黒沢池方面に向かわれた2名のハイカーさんにはほんとにありがとうございました。この場をお借りしお礼申し上げます。
天気と山頂からの眺望には大満足でしたが、下山は大変不満の残る山行きとなってしまいました。

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