【二百名山 能郷白山】中腹は紅葉最盛期

- GPS
- 03:57
- 距離
- 6.2km
- 登り
- 643m
- 下り
- 654m
コースタイム
| 天候 | 晴れましたが、山頂付近はガス |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
温見峠からの登山道は前半はかなりの急登が続くものの、ハシゴの設置や笹の刈払いなど、とても良く整備されており、危険な箇所はありません。地元の関係者のご苦労に感謝です。ただし、急斜面の下りで浮き石に靴を乗せてしまい、一度転倒しました。幸い大事には至りませんでしたが、事故は下りに起きやすいので、注意が必要だと改めて思いました。 |
| その他周辺情報 | 登山前日は、荒島IC近くの道の駅「越前おおの 荒島の郷」にて車中泊しました。弁当やビール、おつまみなどが購入でき、土産物も豊富。モンベル越前大野店が併設されており、登山用品の購入が可能です。下山後にも立ち寄って、フードコートで鯖カツ+キノコご飯+豚汁セット(980円)を食べましたが、カツは注文後に揚げるので、アツアツでとても美味しかったです。温見峠までは約36km、クルマで約1時間弱ほど。 入浴は、大野市健康保養施設「あっ宝んど」(大人700円)を利用しました。広々としたお風呂と露天風呂、サウナ、食事処、休憩室などがあって、ノンビリできます。 |
写真
感想
北陸遠征の3日目は、日本二百名山の一つである能郷白山に温見峠から登りました。能郷白山は、白山の開祖である僧泰澄によって、西暦718年に白山妙理権現を祀って開かれたとされる山だそうです。この一帯は両白山地と呼ばれますが、北の白山と南の能郷白山がその名の由来とのことで、今回の登山は、山岳仏教の長い歴史に思いを馳せる良い機会となりました。
温見峠に到着したのは、午前6時前。まだ周囲は薄暗く、ほかにクルマも見当たらなかったので、少々心細かったです。でも登山届出をポストに投函してブナの急登を登り始めると、徐々に明るくなってきて、東の空からはきれいな朝陽が昇ってきました。紅葉も今が見頃のようで、山の斜面はとてもきれいに色づいていました。鉄製のハシゴが連続する「下のガラガラ坂」をクリアし、「上のガラガラ坂」の登りから来し方を振り返れば、標高1,302mピークの先に冠雪した白山やその手前の荒島岳を望むことができてちょっと感動。
標高1,492mのコロンブスピークを過ぎれば傾斜が緩み、笹原の快適な登山道となって余裕も出てきます。そのとき、一人の男性登山者が後方からすごい勢いで登ってきて、私にご挨拶。私よりも3歳ほど若い同年代の方で、やはり二百名山・三百名山の登頂を目指しているとのこと。この方とは、山頂でも、これまで登った山の話でとても盛り上がって楽しかったです。
能郷白山の山頂には、午前7時57分に到着。スタートから1時間40分ほどかかりました。山頂到着とほぼ同時にガスがかかり始め、残念ながら展望はあまり良くありませんでしたが、それでも途中の展望地からは良い展望が得られたので良かったです。
山頂で自撮り撮影をしたり、奥の院を往復して戻ってこられた先ほどの登山者と会話したり、20分ほど休憩したのち、私も5分ほど先の奥の院へと往復してみました。すると、奥の院の社には御朱印札が納められていて、自由にお持ち下さいとの記載があったので、お賽銭を奉納して有り難く頂戴しました。良い記念になりました。
山頂に戻ってすぐに下山を開始すると、標高1,560m付近の尾根の展望地からは良い展望が広がっていたので、ここで写真撮影を兼ねて食事休憩。白山や、北アルプス〜乗鞍岳〜御嶽山の展望を目に焼き付けた後、紅葉を楽しみながら下山しました。
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りきまる













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