芦生・ブナノ木峠
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2010年11月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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コース状況/ 危険箇所等 |
多少林道もありましたが、ほとんどが踏み跡もないバリエーションです。道標・テープもほとんどありません。 今回は初心者向けの地図読みの勉強会でした。 地図の読み方、コンパスの使い方などを実地で勉強しながら歩いたため、コースタイムは参考になりません。 |
写真
感想
本日は、初心者向け地図読みの講習会でした。
まずは、地図から地形を読み取るコツはコンパスの使い方などの説明を受け、地図読み1年生の私とSACHIさんが先頭を歩かせていただきました。
手元の地図にはA、B、Cと通過地点が書いてあるだけです。
どこを通っていくかは自分で判断します。
尾根への取り付き、行くべきところが分かっているのだから、コンパスの方向にとらわれすぎず、上りやすいところから登ればいいこと、
尾根に登ると、コンパスの当て方の講習。
細かく正しい方向を取ること。コンパスを磁北線にきちんと合わせて方向を取ること。5度も間違っていたら違ったところへ行ってしまうこと。
みんなで何度かを確認し、中間を取って全員で同じ角度にしてコンパスを持つこと。
尾根の分岐点には地図に表わされていなくても小ピークがある可能性があること。
前方に表れてくる景色を思い浮かべて歩くこと。
現在地の確認方法は、周りの地形、前や後ろを見て角度が正しいか確認すること。
推定されるコースはいくつかある場合があり、歩いていければどれも正解だけど、地図には表れない小崖があったり、やぶがあったり、行ってみないとわからないことも多々あること。
林道の場所を特定するのは意外と難しく、谷や尾根を数えながら歩くと現在地が把握しやすいこと。
ここだろうと思っても、バリルートに入る場所に自信がないときは、間違っていてもそれを最小限に抑えるため、出てくる地形を頭に描き、どれだけ行ってみて違えば戻るかを決めて出発する。この場合、高度計が有効。
微妙な方向転換が必要な場合は、下りるべき高度をチェックし、そのあたりに行けば、微調整をして方向を変えるといいこと。
また、初心者は尾根の芯を外しやすいけれど、近くばかりに目をやらず、木の生え方を見れば尾根が分かることなど。
数えきれないほどのテクニックを実地で教えていただきながらの山行でした。
すごく勉強になりました。本当にありがとうございました。
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