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Yamareco

記録ID: 8974371
全員に公開
ハイキング
志賀・草津・四阿山・浅間

碓氷峠-旧軽井沢-旧碓氷峠-坂本宿

2025年11月22日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 群馬県 長野県
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
07:24
距離
18.1km
登り
361m
下り
922m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:12
休憩
1:12
合計
7:24
距離 18.1km 登り 360m 下り 921m
9:20
41
スタート地点
10:01
10:11
2
10:13
20
11:49
11:54
1
11:55
12:10
2
12:12
5
12:17
12:19
48
13:07
13:08
18
13:26
13:29
23
13:52
13:57
46
14:43
15:00
7
15:07
15:13
25
15:38
15:43
22
16:05
16:08
2
16:10
11
16:21
17
16:38
6
16:44
天候 霧のち晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
軽井沢の別荘地内の道を歩く。暫くはこんな感じの道が続く。
2025年11月22日 09:31撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
2
11/22 9:31
軽井沢の別荘地内の道を歩く。暫くはこんな感じの道が続く。
前回(先週)は六本辻まで。ここから旧中山道歩きが再開となる。先週と違い、まだ朝早いことと紅葉シーズンが終わりかけなこともあるのだろうか、人の数はだいぶ少なかった。
2025年11月22日 09:50撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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11/22 9:50
前回(先週)は六本辻まで。ここから旧中山道歩きが再開となる。先週と違い、まだ朝早いことと紅葉シーズンが終わりかけなこともあるのだろうか、人の数はだいぶ少なかった。
旧軽井沢の喧噪を抜けると軽井沢ショー記念礼拝堂がある。この教会は私がまだ10代の頃からその姿を変えずに佇んでいる。
2025年11月22日 10:24撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
2
11/22 10:24
旧軽井沢の喧噪を抜けると軽井沢ショー記念礼拝堂がある。この教会は私がまだ10代の頃からその姿を変えずに佇んでいる。
旧軽井沢の外れ。ずいぶん昔からここに公衆トイレがある。建物は建て直されているのかな。
2025年11月22日 10:25撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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11/22 10:25
旧軽井沢の外れ。ずいぶん昔からここに公衆トイレがある。建物は建て直されているのかな。
昔の別荘の跡。現在は利用されていないようだ。
2025年11月22日 10:30撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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11/22 10:30
昔の別荘の跡。現在は利用されていないようだ。
旧軽井沢を出て中山道を示す道標を初めて見た。写真の遊歩道方面を中山道とするサイトもあるが、実際にはこの道標の方向に直進する車道が正しいようだ。
2025年11月22日 10:34撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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11/22 10:34
旧軽井沢を出て中山道を示す道標を初めて見た。写真の遊歩道方面を中山道とするサイトもあるが、実際にはこの道標の方向に直進する車道が正しいようだ。
道路を直進し、緩く左カーブを描く地点にひっそりと中山道を示す標式がある。ここから旧中山道は車道を逸れ、谷を下って行く。
2025年11月22日 10:42撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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11/22 10:42
道路を直進し、緩く左カーブを描く地点にひっそりと中山道を示す標式がある。ここから旧中山道は車道を逸れ、谷を下って行く。
ピンクテープと踏み跡程度の中山道。幅員は狭い。これ以降の中山道遺構の幅員は結構広かったが、ここはご覧の通り狭い。車道拡幅によって埋まってしまったか、それともそもそもルートが違うのか。恐らく前者ではなかと考えているのだが果たして。
2025年11月22日 10:43撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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11/22 10:43
ピンクテープと踏み跡程度の中山道。幅員は狭い。これ以降の中山道遺構の幅員は結構広かったが、ここはご覧の通り狭い。車道拡幅によって埋まってしまったか、それともそもそもルートが違うのか。恐らく前者ではなかと考えているのだが果たして。
幅員の広い凹地が続いている。恐らく道跡(中山道跡)だとはおもうのだが標識の類は無かった。
2025年11月22日 10:49撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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11/22 10:49
幅員の広い凹地が続いている。恐らく道跡(中山道跡)だとはおもうのだが標識の類は無かった。
ややS字に曲がる凹地。自然にできた谷では無さそう。おそらくこれが中山道跡なのではないだろうか。この周辺の中山道がどの辺を通っていたか、出発前及び帰宅後も調べてみたが良く判らなかった。
2025年11月22日 10:52撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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11/22 10:52
ややS字に曲がる凹地。自然にできた谷では無さそう。おそらくこれが中山道跡なのではないだろうか。この周辺の中山道がどの辺を通っていたか、出発前及び帰宅後も調べてみたが良く判らなかった。
極力旧中山道を辿ろうとしたのだが、聖沢の馬頭観音群を飛ばしてしまった。実はこの先に馬頭観音があるとも知らず…しっていたのなら引き返して正規ルートを辿ったのに。写真左側が登ってきた道。本来は写真右側から来なければならない。下側に分岐がある筈なのだが全く気付かなかった。
2025年11月22日 11:06撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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11/22 11:06
極力旧中山道を辿ろうとしたのだが、聖沢の馬頭観音群を飛ばしてしまった。実はこの先に馬頭観音があるとも知らず…しっていたのなら引き返して正規ルートを辿ったのに。写真左側が登ってきた道。本来は写真右側から来なければならない。下側に分岐がある筈なのだが全く気付かなかった。
車道跡かと思ってしまうくらいに広い幅員。流石五街道の一つ、中山道。ただ、ずっとこの幅が続く訳ではなく、狭いヶ所は狭い。この点が車道と違うところだ。
2025年11月22日 11:21撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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11/22 11:21
車道跡かと思ってしまうくらいに広い幅員。流石五街道の一つ、中山道。ただ、ずっとこの幅が続く訳ではなく、狭いヶ所は狭い。この点が車道と違うところだ。
中山道は峠の直前で車道を横断。この辺の道標はあまり充実しておらず、道幅も以前の広い場所と比べると狭め。
2025年11月22日 11:45撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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11/22 11:45
中山道は峠の直前で車道を横断。この辺の道標はあまり充実しておらず、道幅も以前の広い場所と比べると狭め。
熊野皇大神社。長野県と群馬県の県境に建つ神社。その存在は随分前から知っていたが、この神社を訪れたのは今回が初めて。
2025年11月22日 11:54撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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11/22 11:54
熊野皇大神社。長野県と群馬県の県境に建つ神社。その存在は随分前から知っていたが、この神社を訪れたのは今回が初めて。
旧碓氷峠を越え道を辿ってゆく。幅員は広い。ただ、この道幅は中山道本来のものではないかもしれない。実はこの道、立派な車道なのだ。
2025年11月22日 12:16撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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11/22 12:16
旧碓氷峠を越え道を辿ってゆく。幅員は広い。ただ、この道幅は中山道本来のものではないかもしれない。実はこの道、立派な車道なのだ。
思婦石(おもふいし)横の石祠。新しめと思われるものから古いものまで祠が祀られていた。何が祀られているのかは不明。
2025年11月22日 12:17撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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11/22 12:17
思婦石(おもふいし)横の石祠。新しめと思われるものから古いものまで祠が祀られていた。何が祀られているのかは不明。
幅員が広く、真っすぐな道を歩くと途中で分岐が現れる。直進がメインルートのように見えるが、道標の指す中山道は左折。左折すると途端に道幅は狭くなり、そして道はそれ迄に比べて急になる。後から調べてみると、直進するルートも中山道とのこと。次に来る機会があれば、直進する中山道ルートを辿ってみたいと思う。
2025年11月22日 12:20撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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11/22 12:20
幅員が広く、真っすぐな道を歩くと途中で分岐が現れる。直進がメインルートのように見えるが、道標の指す中山道は左折。左折すると途端に道幅は狭くなり、そして道はそれ迄に比べて急になる。後から調べてみると、直進するルートも中山道とのこと。次に来る機会があれば、直進する中山道ルートを辿ってみたいと思う。
カラマツ林のなかをまっすぐ続く中山道。幅員は広め。この先、中山道は皇女和宮降嫁道と合流する。実はこの降嫁道は1970年代に車道として整備され、別荘分譲地に至る道になっていた。この幅員の広さは事によると車道であったのかもしれない。
2025年11月22日 13:03撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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11/22 13:03
カラマツ林のなかをまっすぐ続く中山道。幅員は広め。この先、中山道は皇女和宮降嫁道と合流する。実はこの降嫁道は1970年代に車道として整備され、別荘分譲地に至る道になっていた。この幅員の広さは事によると車道であったのかもしれない。
皇女和宮降嫁道との合流地点。左側の道が旧碓氷峠からの中山道、右側の道が旧碓氷峠からの皇女和宮降嫁道。一時期車道化していたので往時の痕跡は随分失われてしまっているのだろうと思う。(もっとも、まだ歩いたことは無いのだが)
2025年11月22日 13:08撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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11/22 13:08
皇女和宮降嫁道との合流地点。左側の道が旧碓氷峠からの中山道、右側の道が旧碓氷峠からの皇女和宮降嫁道。一時期車道化していたので往時の痕跡は随分失われてしまっているのだろうと思う。(もっとも、まだ歩いたことは無いのだが)
この周辺を歩いている時は中山道だから幅員が広かったんだろう…と単純に考えていたのだが、この辺は後の別荘地開発によって道が拡幅(そしておそらく道の付け替え)が為されている。旧街道筋がどんなルートを取っていたのか安中市が調べているらしいのだが、まだ結果は出ていないようだ。
2025年11月22日 13:10撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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11/22 13:10
この周辺を歩いている時は中山道だから幅員が広かったんだろう…と単純に考えていたのだが、この辺は後の別荘地開発によって道が拡幅(そしておそらく道の付け替え)が為されている。旧街道筋がどんなルートを取っていたのか安中市が調べているらしいのだが、まだ結果は出ていないようだ。
別荘分譲地にあるひと際大きな建物のある敷地入口に放置されている廃バス。以前はこのバスが通れるくらいの道であったという事だ。放置された廃バスの後ろには「見晴台 別荘分譲地」と辛うじて読み取ることができる看板があった。
2025年11月22日 13:17撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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11/22 13:17
別荘分譲地にあるひと際大きな建物のある敷地入口に放置されている廃バス。以前はこのバスが通れるくらいの道であったという事だ。放置された廃バスの後ろには「見晴台 別荘分譲地」と辛うじて読み取ることができる看板があった。
これがその建物。レストランであった…という話もあるが、私には宿泊施設であった建物のように感じられた。電気設備のスイッチのデザインから恐らく1970年代前半前後の建物だと思われる。周辺の道の整備状況から見るに、所謂原野商法の餌食となった分譲地販売ではなく、それなりにマジメ(?)に開発されたものであろうことが想像できる。もっとも、この別荘地開発は頓挫してしまったので実際にこの地を購入した人にとってはとんでもない事なのだが。
2025年11月22日 13:18撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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11/22 13:18
これがその建物。レストランであった…という話もあるが、私には宿泊施設であった建物のように感じられた。電気設備のスイッチのデザインから恐らく1970年代前半前後の建物だと思われる。周辺の道の整備状況から見るに、所謂原野商法の餌食となった分譲地販売ではなく、それなりにマジメ(?)に開発されたものであろうことが想像できる。もっとも、この別荘地開発は頓挫してしまったので実際にこの地を購入した人にとってはとんでもない事なのだが。
この辺は往時の雰囲気を良く残しているのではないだろうか。適切な幅員にように感じられる。狭くも無く、広くも無い。この周辺の尾根上は傾斜も緩やかで歩き易い。
2025年11月22日 13:35撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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11/22 13:35
この辺は往時の雰囲気を良く残しているのではないだろうか。適切な幅員にように感じられる。狭くも無く、広くも無い。この周辺の尾根上は傾斜も緩やかで歩き易い。
一里塚。正直なところ、周辺のどれが一里塚なのか判然としなかった。中山道よりも前の道、東山道のルートが近くを通っていたらしいのだが、その跡も今ひとつわからなかった。もう少し詳しい説明が欲しい所。
2025年11月22日 14:17撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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11/22 14:17
一里塚。正直なところ、周辺のどれが一里塚なのか判然としなかった。中山道よりも前の道、東山道のルートが近くを通っていたらしいのだが、その跡も今ひとつわからなかった。もう少し詳しい説明が欲しい所。
途中にあった見事な大岩。名前が付いていそうな岩だったがそれを示す看板や標識の類は無かった。
2025年11月22日 14:20撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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11/22 14:20
途中にあった見事な大岩。名前が付いていそうな岩だったがそれを示す看板や標識の類は無かった。
標高が下がってくると紅葉がまだ残っている場所に来た。紅葉が夕方の逆光に映えて美しい。
2025年11月22日 14:20撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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11/22 14:20
標高が下がってくると紅葉がまだ残っている場所に来た。紅葉が夕方の逆光に映えて美しい。
所々、道が崩れ落ちている場所がある。この周辺は浅間山の降下噴出物が厚く積もっている為か崩れている場所が散見される。
2025年11月22日 14:21撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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11/22 14:21
所々、道が崩れ落ちている場所がある。この周辺は浅間山の降下噴出物が厚く積もっている為か崩れている場所が散見される。
東屋の中にはノートが何冊か置かれていた。所謂”駅ノート”の登山道版。風に煽られて飛んで行かないように重石があるのだが、その重石が横川の釜飯(おぎのや)の蓋だった。なかなか地元ならではの味わいがあってよかった。
2025年11月22日 14:50撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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11/22 14:50
東屋の中にはノートが何冊か置かれていた。所謂”駅ノート”の登山道版。風に煽られて飛んで行かないように重石があるのだが、その重石が横川の釜飯(おぎのや)の蓋だった。なかなか地元ならではの味わいがあってよかった。
刎石茶屋 ( 四軒茶屋 ) 跡の石垣。当時のものがそのまま崩れずに残っている。中山道から15m程離れた場所にある。ほんの少し歩けば見ることができるので興味のある方は是非。
2025年11月22日 15:02撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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11/22 15:02
刎石茶屋 ( 四軒茶屋 ) 跡の石垣。当時のものがそのまま崩れずに残っている。中山道から15m程離れた場所にある。ほんの少し歩けば見ることができるので興味のある方は是非。
この緑色の道標は軽井沢の外れから要所要所で見かける。県をまたいで同様の標識が使われていたので恐らく私設若しくは任意団体の設置したものなのだろう。そしてこの道標によく出てくる”近道”の表示。今回は中山道をなるべく忠実に辿る為に”近道”はしなかったが、何時か歩いてみても良いかも。
2025年11月22日 15:04撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
1
11/22 15:04
この緑色の道標は軽井沢の外れから要所要所で見かける。県をまたいで同様の標識が使われていたので恐らく私設若しくは任意団体の設置したものなのだろう。そしてこの道標によく出てくる”近道”の表示。今回は中山道をなるべく忠実に辿る為に”近道”はしなかったが、何時か歩いてみても良いかも。
2025年11月22日 15:08撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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11/22 15:08
2025年11月22日 15:10撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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11/22 15:10
覗(のぞき)から見下ろす坂本宿。昔の宿場町の形状が良く残っていることがわかる。
2025年11月22日 15:11撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
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11/22 15:11
覗(のぞき)から見下ろす坂本宿。昔の宿場町の形状が良く残っていることがわかる。
刎石坂(はねいしざか)にある大日尊(だいにちそん、だいにちにょらい)。この場所には他にもいくつか石碑があった。
2025年11月22日 15:17撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
2
11/22 15:17
刎石坂(はねいしざか)にある大日尊(だいにちそん、だいにちにょらい)。この場所には他にもいくつか石碑があった。
かなり標高が低くなり、そして陽が傾いてきた。そのため、日の当たる場所では写真のような美しい景色となった。
2025年11月22日 15:38撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
6
11/22 15:38
かなり標高が低くなり、そして陽が傾いてきた。そのため、日の当たる場所では写真のような美しい景色となった。
坂本宿の中を通る道は国道18号線。碓井バイパス開通以前はこちらの道がメインルートだった。「食堂 峠路」この食堂はその頃営業していた食堂なのだろう。1970年代のレトロな雰囲気を色濃く残している。その後このルートが寂れてしまった為閉店以降店舗・敷地を他に利用することが無かったのだろう。
2025年11月22日 16:01撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
4
11/22 16:01
坂本宿の中を通る道は国道18号線。碓井バイパス開通以前はこちらの道がメインルートだった。「食堂 峠路」この食堂はその頃営業していた食堂なのだろう。1970年代のレトロな雰囲気を色濃く残している。その後このルートが寂れてしまった為閉店以降店舗・敷地を他に利用することが無かったのだろう。
横川駅近くの中山道沿いにあった以前旅籠であったと思われる建物。このような建物を幾つか目にすることができる。
2025年11月22日 16:39撮影 by  NIKON Z 6, NIKON CORPORATION
2
11/22 16:39
横川駅近くの中山道沿いにあった以前旅籠であったと思われる建物。このような建物を幾つか目にすることができる。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 雨具 ザック ザックカバー 行動食 ハイドレーション 地図(地形図) ヘッドランプ GPS 携帯 時計 タオル ストック カメラ

感想

前回に引き続き中山道を辿ってみた。
可能なら前回碓氷峠迄行きたかったのだが出発時刻が遅く、かつ、歩みものろいので叶わず。もっとも、旧軽井沢以降の中山道の道筋が判然としない箇所があることを考えると日を改めて正解だった。
軽井沢宿から旧碓氷峠迄の区間は歩く人も少ないのだろう、群馬県側と比べ、道はあまり歩かれている感じは無かった。もっとも、酷い藪になっている訳ではなく、そして、道跡と思しき所はしっかりと見極めれば割と判りやすいので初心者向けの道だと感じた。それでも、北聖沢から空峠(聖沢の馬頭観音群周辺)までの間は中山道跡と思しきルートが幾つかあり、実際にあるいてみたものの往時の中山道を辿れた自信は無い。
よくよく考えてみれば、軽井沢宿ー坂本宿間は浅間山の降下噴出物によって埋まりやすそう。近年はそれ程火山活動は活発ではないが、天明の大爆発前後はかなりの降灰に苦しめられたという。とすると、降灰で埋まりやすく、またそんな土地は浸食も受けやすいであろう。中山道がそのままのルートを維持していたと考えるより、幾度かルートの付け替えがあったと考えるのが自然なように感じる。実際、北聖沢から空峠の間は道跡らしき凹地が幾筋かあるように感じた。
歩く人も多い群馬県側に比べ、長野県側は整備もされず忘れ去多れた道になっているように思った。
群馬県側は長野県側に比べると道はしっかりしており、旧街道歩きを楽しめる…と言いたいところだが、どうやらルートはすべて旧街道という訳でも無いようだった。途中に廃棄された別荘分譲地があり、その開発の為に車道が整備されていた時期がある。この車道整備の為に旧中山道は寸断されてしまったようだ。1970年代の恐らくオイルショック直前頃の別荘地に感じたのだが、それ程昔の話ではない筈なのだがそれ以前には存在した旧中山道が失われてしまい、知る人も少なくなってしまったのは残念。
道を歩いていると、旧道?廃道?と思われる凹地が所々に現れる。これらの道はルート変更前の中山道だったり、更に昔の東山道だったりするのだろう。確証は全くないのだが。
歴史が長いだけあって少し調べたり歩いたりしただけでその歴史の奥深さを感じさせる道だった。

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