コウシンソウを求めて庚申山へ

2016年06月15日(水) [日帰り]

• GPS: 07:47
• 距離: 16.5km
• 登り: 1,740m
• 下り: 1,730m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:24
• 休憩: 0:23
• 合計: 7:47

距離 16.5km 登り 1,740m 下り 1,748m

6:49 スタート地点
7:40 一の鳥居
7:45 7:46 庚申七滝
8:55 9:01 庚申山荘
10:34 10:50 庚申山
13:48 庚申七滝
13:51 一の鳥居
14:36 ゴール地点

天候

曇り・霧、時々小雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国民宿舎かじか荘の約300m先の林道ゲート手前に駐車場がある。5,6台のスペースがある。

コース状況／危険箇所等

道標、マーク、ペンキなどがあり、道迷いの心配はない。
鎖場、ハシゴや細い登山道、岩場などが多いので 、慎重に行動する必要がある。

写真

6/14 18:44

前泊した国民宿舎かじか荘の夕食。

6/15 6:47

林道ゲート前の駐車場には先行車が1台あった。

6/15 7:11

霧がかかる林道をひたすら歩く。

6/15 7:29

同じような大きさの石が林道まで押し寄せている天狗の投石。

6/15 7:49

一の鳥居を過ぎ、庚申七滝の入口からは登山道を歩く。

6/15 7:51

登山道沿いの水ノ面沢は雨上がりで美しい。

6/15 8:07

百丁目の丁目石。説明板によると巌裂神社から庚申山（猿田彦神社跡）まで114丁あるそうだ。

6/15 8:15

父娘の悲話伝説がある巨大な鏡岩。

6/15 8:25

巨岩、奇岩が多く現れるが、これは夫婦蛙岩。

6/15 8:35

庚申山の守護神、仁王岩を通り抜ける。

6/15 8:50

旧猿田彦神社の跡。ここから庚申山荘を経由して庚申山へ向かう。

6/15 8:51

猿田彦神社跡にある案内板によると、名称のついたスポットが多数あるが、ほとんど気が付かなかった。

6/15 8:58

霧の中にひっそり建つ庚申山荘。

6/15 9:00

山荘の脇にはクリンソウの群落があった。

6/15 9:00

紅紫色の花がひと際あざやかだ。

6/15 9:04

霧に包まれて幻想的なクリンソウ。登山道は花に囲まれている。

6/15 9:12

小さな花が可憐なツクバネソウ。

6/15 9:19

ヒメウツギがあちこちの岩壁に咲いている。

6/15 9:30

初の門からハシゴが現れる。

6/15 9:38

雨に濡れて咲くカラマツソウ。

6/15 9:42

岩壁に咲く可憐なコウシンコザクラ（ユキワリソウ）。

6/15 9:44

コウシンコザクラが数多く咲いている。

6/15 9:46

クサリ場やハシゴなど気の抜けない所が連続する。

6/15 9:49

一の門。下の石はかえるの番人とか・・・。

6/15 9:51

下山ルートのお山巡りのコースを右に分け、左の庚申山へ向かう。

6/15 9:55

足場が刻んである岩壁を慎重にへつる。

6/15 10:31

山頂部は原生林の中の平坦な道になる。

6/15 10:50

山頂はガスに煙っていた。

6/15 11:19

お山巡りコースの最初は、パステルカラーの巨岩の下を回り込む。

6/15 11:22

登山道の脇にヤマオダマキが咲いていた。

6/15 11:26

登山道からクサリのついた岩棚を進むと庚申の岩戸がある。

6/15 11:41

登山道から少し離れた岩場でやっと見つけたコウシンソウ。葉には捕食した昆虫が付いていた。

6/15 11:43

別の一株。この岩場では2株しか咲いていなかった。

6/15 11:40

花が終わったコウシンソウが目についた。時期が少し遅かったようだ。

6/15 11:56

花が咲き始めたミネウスユキソウ。

6/15 11:59

霧でレンズが曇った（？）メガネ岩。

6/15 12:10

鬼の耳こすり。鬼が通ると耳がこすれる（？）ほど狭い岩溝を通る。

6/15 12:12

霧が湧き上る岩峰は山水画のようだ。

6/15 12:36

岩に張り付くコウシンソウ。虫を捕食する必要性が分かるような気がする。

6/15 12:37

4株が並んで咲いている姿は可憐で美しい。

6/15 12:39

岩壁一面に咲くコウシンコザクラ。

6/15 12:51

1600m付近まで下りると、シロヤシオの木が多くある。花の時期は見事だと思う。

6/15 12:43

根元にはシロヤシオの花びらがまだ残っていた。

6/15 12:50

雨滴で蜘蛛の巣が美しい模様を作っている。

6/15 12:51

木陰にひっそりと咲くギンリョウソウ。

6/15 12:56

釣鐘型の花が可愛らしいサラサドウダン。

6/15 13:01

霧に霞む静寂な山道を下りる。

6/15 13:50

一の鳥居に到着。ここからは林道歩きとなる。

6/15 14:05

林道沿いに咲くコアジサイ。

6/15 14:34

林道を45分歩き、やっと駐車場に到着した。

撮影機器：

Canon EOS Kiss X5 Canon

感想

ayanao

庚申山は36年前に皇海山に登る途中で通過したが、コウシンソウのことは知らなかった。最近、コウシンソウが特別天然記念物で絶滅危惧種であることを知り、見に行きたいと思った。あわせて、クリンソウやコウシンコザクラも見たいと思った。
クリンソウやコウシンコザクラは群落で咲いていたので容易に見つけることができたが、コウシンソウはなかなか見つからなかった。
お山巡りのコースで出会った登山者の方に聞いた場所と、かじか山荘で教えてもらった場所で、やっと見つけることができた。もう時期が遅いためか花数は少なかったが、岩壁に咲く小さな花に巡り合うことができ、小雨のなか登った甲斐があった。

コメント

akagera02

コウシンソウ
　おはようございます。akagera02といいます。
コウシンソウ、とても可憐な品のある花ですね。自分はまだちゃんと見たことないので、機会を見つけてトライしたいと思います。
　自分、庚申山を歩いた時は、半分力ずくという感じだったので、今度は心に余裕を持ちたいと思います。それから、霧の中の山歩きも素敵ですね！！

ayanao

Re: コウシンソウ
akagera02さん、コメント有難うございます。
コウシンソウを探すのに苦労したので、見つけた時の感激はひとしおでした。
機会があれば、ぜひ見に行くことをお勧めします。
霧の山、特に霧の樹林帯は幻想的で、私の好きな光景です。
霧に浮かぶツツジやシャクナゲは、晴れた日とは違った趣があると思います。
ネパールの光景ですが、霧のシャクナゲの写真がありますので、よかったらご覧ください。

http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-846464.html

akagera02

ayanaoさん、すごいです。
　日本百名山を歩き、国外にもいらしてるんですね。うらやましい！！
自分、時間、資金、技術どれもあまりないので、栃木県内メインです。でも、自分のそんな山歩きもいい感じを自分に与えてくれます。
　っで、宝くじ当たったら、�狷�本百名山、一筆書きするぞ”が夢です。