富士山 (富士宮口〜お鉢巡り〜御殿場ルート〜宝永山〜富士宮口)


- GPS
- 10:07
- 距離
- 15.3km
- 登り
- 1,612m
- 下り
- 1,604m
コースタイム
- 山行
- 7:00
- 休憩
- 3:03
- 合計
- 10:03
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
<残雪状況> 九合五勺の上に雪渓あり。 ・ブル道を行けば雪は回避できるが詰まらなそう。 ・岩場を行って雪渓を回避することも可能そうではあるが、かえって大変そう ・雪渓は雪が緩いので、見た目は危険そうだが、意外に歩きやすい。 ・4本爪のアイゼンで十分に感じた。ここだけのために重い6本はチョット... お鉢巡りで、剣ヶ峰の下に雪渓あり。 ・こちらの方がちょっと怖かったが、仮に滑っても止まりそう。 ・アイゼン無しでも大丈夫と思われるが、つけた方が安心。 <コース状況> 富士宮ルートは吉田ルートに比べると、道幅が狭い上に、登り下り相互通行のところが多く、擦れ違いができないので、山開き後で登山者が多くなると大変そう。 道も、石がごろごろしていたり、段差が多く、歩き難い感じがした。 御殿場ルートは、頂上から八合目までは石がゴロゴロで、非常に歩きにくかった。山開き前だからまだ整備されていないのかと思った。八合目から下は、普通に歩きやすかった。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
予備電池
GPS
ガイド地図(ブック)
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
|
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感想
GWに吉田口馬返しから七合目まで偵察に行ったが、このときは、馬返しから6合目までを歩くことが目的で、6合目より上は時間の許す範囲で行って雪の状況を確かめた。その結果、今年の富士山は雪が少なく、6月になれば夏装備でも十分行けると思い、天気のいい週末を狙っていた。
当初は、下見した吉田ルートを考えていたが、どうせなら行ったことのない富士宮ルートにと予定を変更し、ついでに、宝永山を経由して下山すれば、御殿場ルートも一部ではあるが行くことができる。これで、4つのメジャールートを一応歩いたことになった。
吉田ルート(3往復)、須走ルート(1往復)、富士宮ルート(登り1回)、御殿場ルート(頂上〜6合目下り1回)となった。吉田ルートは最盛期をはずし、須走と今回は山開き期間外の人の少ない時期に行っている。山登りで数珠繋ぎの渋滞は耐えられないので。
全ルートをとりあえず行っての個人的感想は、
吉田ルート:
・山小屋が多い
・道が広くて段差も少なく歩きやすい(岩場もあるが)
・上り下りが別々で、すれ違いがほとんどない。
須走ルート:
・最大の特徴は6合目あたりまで樹林帯で、7合目(大陽館付近)まで緑があること。
・大きな石がゴロゴロしてたり、岩で段差のあるところもなく、全体的に歩きやすい。
・上り下りが別々で、すれ違いがほとんどない。(下りの砂走りは気持ちがいい)
・標高差は御殿場ルートの次にあるが(2000m〜3700m)、長さを感じなかった。
(たぶん、はじめに樹林帯があるから単調さを紛らわしているように思う)
富士宮ルート:
・前2ルートと比べ、石ゴロゴロだったり、段差があったりで歩きにくいと思った。
・道幅も狭く、一人しか通れない凹状になったところが数箇所あり、そこが上り下り共通のようで、山開き後の登山者が多くなると、想像したくない状況になりそうな気がした。
・山開き前だというのに、他の3ルートに比べ、圧倒的に人が多いと思われた。
雲取や金峰より多いと思った。ひょっとすると塔ノ岳より多いかも。
下りを御殿場ルートにしてよかったと思った。(抜かすのが大変そう)
・確かに距離は一番短いが、歩き難さを考えると個人的には吉田ルートのほうが好き。
御殿場ルート:
・頂上から8合目までは一番荒れていた。そこから下は歩きやすい。
・6合目から下がわからないので、全体的な評価ができない。
・地図にないブル道がたくさんあるように思われ、山開き前は道標が少ないため、迷いそうになった。GPSで現在位置を確認しながら下りた。
現状では、一番好きなルートは須走ルートになる。歩きやすくて、下に樹林帯があるのがいい。
でも、やはりどこを行っても富士山は、登った時の満足感が違う。
おまけの宝永山は、ガスがかかっていて十分に見渡すことができなかった。下山を始めたころ、やっと少し晴れてきた状況だった。
また、天気のいい時に再訪し、富士山最大の火口をしっくり眺めてみたいと思った。
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