比叡山坂本駅から比叡山(大比叡)

- GPS
- 02:38
- 距離
- 7.1km
- 登り
- 824m
- 下り
- 262m
コースタイム
- 山行
- 2:18
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 2:38
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年12月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
ゆきは、JR湖西線比叡山坂本駅から歩き。 かえりは、坂本ケーブル+江若パス利用で比叡山坂本駅に帰還。 <ゆき> 小杉541━628金沢702━824福井830━922敦賀1020━1144比叡山坂本 <かえり> ケーブル延暦寺1430━1441ケーブル坂本1450=1456比叡山坂本1459━1615敦賀1620━1712福井1716━1838金沢1845━1933小杉 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
道じたいはしっかりしてるけど、案内標識が少ない。 |
写真
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
アームウォーマー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
ライター
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
時計
携帯
タオル
スパッツ
サングラス
携帯トイレ
クマ忌避剤
|
|---|
感想
12月7日日曜日に、湖西線の比叡山坂本駅から比叡山(大比叡)に登って来た。ホントはマキノ高原付近を狙ってたんだけど、先日の寒波で雪が降って無雪期装備では厳しくなったので、断念…。比叡山に登るのは、9年前にファミリーハイクで、弟子(妻)、ポッポ(当時小5)、リンちゃん(当時小3)と一緒に歩いた時(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1021535.html)以来。あの時はクルマでケーブル坂本駅の近くまで来てから歩き始めたけど、今回は電車で来て、JR湖西線の比叡山坂本駅からの歩き。『キャラメルハウス』(自宅)出発直前にザックのなかのサーモスのお湯が漏れてることに気付き、後始末のため出発が遅れるハメとなったけど、無事5:41発の列車に乗車。
天気予報では晴れといってたけど、晴れと呼ぶにはほど遠い曇天の車窓が朝から続き、敦賀で乗り換えた新快速に至っては運転席のワイパーが動いてるくらい。どーなるかと思ったけど、電車が南に進むにつれ天候は回復して、晴れ間も覗くようになった。比叡山坂本駅には11:44に到着。駅前のラーメン屋の脇から横断歩道を渡り、日吉大社のほうへ向かう。道に沿って坂本の商店街が並んでるけど、現在道の拡幅工事中のようで、工事完了の暁には風情が変わってしまうのだろうか?
駅からずっと比叡山高校の学生らしき男女に追い立てられるようにして歩いてたけど(苦笑)彼らは途中で校舎のほうに曲がっていったので、自分のペースで歩けるようになった。すでに紅葉シーズンは終わりに近いと思うけど、観光客の姿がチラホラ。駅からの参道のドン突きで石段に入る。ここから先はほぼ山ヤさんの領域で、同好の士の兄ちゃんひとりが荷物を整理中。私がクマ忌避剤装着にモタついてる間に、兄ちゃんはさっさと先に石段を登っていって、すぐに姿がみえなくなった…。石段を歩く者は少ないけど、すぐ左側は比叡山高校のグラウンドなので若人の声が響いてくる。石段を登り切ると、ケーブル坂本駅からの道と合流。ここから先は、9年前に歩いたルートとなる。すでに正午を廻ってるので、下山のハイカーとたくさんすれ違う。前回は南善坊の石段を登ったけど、下りてくるハイカーの姿をみて歩道のほうを選んだ(苦笑)。展望の無い林の道が続けど、送電塔が建つ付近からは琵琶湖がみえる。
途中、歩道の落ち葉掃きをされているおじさんが居た。ちょうど十七丁の石碑が立ってたのでここで休憩したけど、落ち葉掃きの邪魔だった? 休憩後さらに道を登っていったら、延暦寺が近づいて来てるのか、建物が現れ始める。延暦寺会館の裏側から表に廻り込むように上がると、そこはもう観光客の世界(苦笑)。場違いな山ヤさんはみなさんの邪魔にならないように、東塔を目指す。前回来た時には大比叡にどう行けばいいか分からずに迷った挙句、京都府側に迷い込んだ。当時はまだ『ヤマレコ』始めて3旅目でアプリも入れてなかったから仕方ないんだろうけど、今だったら『ヤマレコMAP』があるから迷いようが無く、東塔の渡り廊下の下をくぐることもすぐに分かる。しかし、迷った挙句たどりついたうどん屋で昼御飯食べて、家族の想い出となっていることを考えると、上手くいき過ぎるのもどーかと思うけど、いかが?
中国人だらけの石段を登り切り東塔の前に出ると、今回は迷うことなく渡り廊下の下をくぐる。向こう側に抜けると観光客だらけの喧騒からは離れて、再び山ヤさんの領域。時折鳴る鐘の音を聞きながら石段を登り、さらに歩道を登ってく。帰りに使う智證大師御廟への分岐を通過すると、ひと登りで現れたのが、だだっ広いアスファルトの平面。9年前に来た時には電波塔が建ってた場所。その先で道(車道)は二手に分かれるので、左の道へ入る。読売テレビや朝日放送、関西テレビのアンテナの横を抜けた先の高みによじ登ると、そこが大比叡の頂上。13:55着。
頂上の標識はリニュウアルされており、英語表記もされている。人気の比叡山の最高峰だけあって、次から次からハイカーがやってくる。展望はほぼ皆無の頂上なので、長居するハイカーは皆無のため、回転がいい(苦笑)。帰りは坂本ケーブルで一気に下山する予定で、坂本ケーブルが毎時00分と30分発なのは予め把握済み。今の感じなら14:30発に間に合う。14:05に頂上を出発。智證大師御廟への分岐まで戻ると、後ろから元気な少年とその父親の2人組が迫り来る。智證大師の前でこの2人を遣り過ごし、マイペースで下る。頂上からは全く望めなかった琵琶湖の眺めが木々の間からチラチラ。いつの間にか車道を通るバスのエンジン音が響くようになり、足許をみると道のずっと下に車道がみえる。その差はあっという間に埋まり、車道に出た。
車道まで降りた時点で14:23になっており、14:30発のケーブルカーに間に合うかアヤしくなってる。押しボタン信号の横断歩道を渡り、ケーブル延暦寺駅へ急ぐ。智證大師御廟前で私を抜いた親子を抜き返し(笑)、14:26にケーブル延暦寺駅に到着。きっぷを自販機で購入し、改札を抜け、なんとかケーブルカーのなかのひととなった。ホントはケーブルカーに乗り込む前に取り外したかったクマ忌避剤は、ケーブルカーのなかで処理するハメに…(汗)。
ケーブル坂本駅前からは比叡山坂本駅ゆきのバスに乗る。ダイヤでは比叡山坂本駅14:56着だから、比叡山坂本14:59発の敦賀ゆき新快速にギリギリ乗れるところ、バスが駅に着いたのは14:59(汗)。だけど、乗り継ぐ先の新快速が5分遅延しており、救われた。
登山者向けの標識類が少ないのは相変わらずだけど、『ヤマレコMAP』使ってたら迷うことはない?(苦笑)。山歩きは好きだけど、下りが苦手…というひとにオススメです。












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