焼岳へ 新中の湯コース 雨!
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- GPS
- 04:30
- 距離
- 6.5km
- 登り
- 827m
- 下り
- 819m
コースタイム
天候 | 雨→曇り→晴れ間 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
安房峠への林道 中の湯温泉 10号カーブ先 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に問題ない |
その他周辺情報 | 中の湯温泉 卜伝の湯 白骨・沢渡・乗鞍温泉等々 |
写真
感想
2016(平成28年)6月26日(日)
焼岳へ
「泥はねて 雨の焼岳 視界ゼロ」
天候の回復を願って焼岳を目指した。
家を出るときは曇り空
ところが沢渡辺りから雨が降り出した。
登山口に着くとすでに満車状態!
すでに出発した人も多く
車の中で雨の状況を見ていると思われる方もいた。
小雨だが今日の天気は晴れの予報が出ていた。
それも午前中は天気が持ちそうというものだった。
ところが現実は降り続く雨。
雨が上がれば出発しようと待機した。
9時頃になり雨が弱まった。
出発を決意した。
出発すれば後は進むだけ。
雨は上がり濡れることはないが、
登り始めると雨の影響で登山道が滑る。
ぬかるんだ道が続く。
中には水たまりもでき丸太の上を歩く部分も多い。
滑ることに注意することは当たり前なのだが
何とその丸太の一部が水たまりに浮いている状態のところが。
そんな丸太に乗ってしまった。
急にふわっと足場が動く。
この感じは落とし穴に落ちるようなものだ。
登りから平坦な登山道に入る。
晴れていれば焼岳の山容が見え出す辺りに来ると
急に雨脚が強くなった。
ズボンのカッパも履くことにする。
下堀沢出会に出てもガスがかかり山容が全く見えない。
ただ下を向き黙々と急斜面を登ることが続いた。
ただイワカガミが雨に打たれながらも可憐に咲いていた。
火口縁に出るが全く視界がなく
エメラルドグリーの火口湖も全く見えなかった。
ただいつものように硫黄のにおいが鼻を衝くようになった。
硫黄の岩肌をトラバースするように山頂への尾根へ出る。
その頃には、ガスは出ているが雨は上がっていた。
山頂付近ガスの中で、噴気孔が音を立てているのが異様だった。
その横を慎重に岩場を登り山頂に到達した。
標柱だけは見えるが360度白の世界になっていた。
写真だけ撮り、下山を始める。
他の人も長居をする人はほとんどなく登頂したという証を大切に
下山を急いでいるようだった。
下山し始めると目の前の霞沢にかかっていた雲が取れてきたのだ。
完全にとれるのではないが山頂付近の様子が見える。
また後ろを振り返ると、全く見えなかった焼岳の山肌の一部が
見え始めたではないか。
空も一部青空が覗くようになってきた。
登山道には木漏れ日も差し
天候が徐々に回復しているようだった。
もう少し待てば山頂からの展望があったのではないか。
とか穂高方面が少し雲がかかって見えたのかな。
などと思ったりして下山する自分がいた。
駐車場に着くと日が差し、蒸し暑さが増していた。
さらに虫たちが元気いっぱい!
体中にまとわりついてくるのだった。
地元にいるのだから雨の日に登らなくてもいいのにと思いつつも
雨の焼岳山行を楽しんだのだ。
ふるちゃん
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