根子岳と四阿山 お手軽な百名山ハイキング
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 937m
- 下り
- 948m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
入山料として200円/人 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はありません |
写真
感想
今回はのんびり登山で、四阿山と根子岳に登りました。
私は一度、四阿山〜根子岳周りで登ったことがあるので、今回は逆コースにしてみました。
毎度のことながらkenboさんが寝坊したので出発が遅くなり、7:30菅平牧場をスタート。
のどかな牧場の風景を眺めながら、まずは花の百名山「根子岳」へ向かいます。
緩やかな登りですが、階段が続くので地味にツライ…
汗だくになりながらしばらく階段を登ると、15分ほどで東屋に到着しました。
天気が良ければ北アルプスが見えるらしいのですが、あいにく雲が多く見えなかったので、休憩せずに先に進みます。
牧場脇から樹林帯へ入ると、ぽつりぽつりと可愛いお花の姿が…
花の種類は詳しくないので名前はわかりませんが、さすが花の百名山だけあって色々咲いていました。
しばらく花を愛でながら進んで樹林帯を抜けると、ゴロゴロとした石の多い登りになり、さらに進むと根子岳山頂に到着。
山頂に着く頃にはガスも晴れて、雲海の向こうに北アルプスが見えていました。
根子岳と四阿山の間は、天気が良いと大変気持ちの良い道です。
以前歩いた時も感じましたが、今日は特に青空と笹原が映えてキレイでした。
高山の雄大な景色も魅力的ですが、こういったのどかな風景も楽しいな〜
根子岳山頂から鞍部までだいぶ下ってから、今度は四阿山まで登り返します。
ぬかるんで歩きづらい道をぐんぐん登って、四阿山山頂への分岐に到着。
ここからはなだらかで歩きやすい道です。
しばらく進むと木道があり、それを越えると四阿山山頂です。
百名山だけあって、狭い山頂は多くの人で賑わっていました。
山頂では記念写真を撮って、少し休憩。
残念ながら雲が上がってきてしまい、展望はあまりありませんでしたが、根子岳方面は辛うじて見えたので良しとします。
時間的にまだ早いので、お昼ご飯は食べずに下山することになりました。
しばらく順調に下っていると、下の方から賑やかな声が…
200人以上の中学生が登ってきていて、途中の道が狭い所ではすれ違い渋滞が発生。
立ち止まって先に行ってもらったり、逆に待ってもらったりしながらなんとか行列を抜け、滑りやすい粘土状の土の道を転ばないように気を付けながら下りました。
樹林帯から抜けると、牧場の脇に出て、しばらく道路を進むとゴールの駐車場に着きました。
牧場なので、下山後のお楽しみはもちろんソフトクリームと牛乳です♪
とっても濃厚でうまし!でした。
kenboさんも売店で山バッジを購入してご満悦の様子。
今回は珍しくゆるゆるコースでしたが、お手軽に変化に富んだ景色や花をのんびり楽しめる楽しいコースでした。
この日はのんびりと野球観戦でもしようと思っていましたが、まさかのチケット完売。7/16に登った富士山は、酸素が薄いだけで特に疲れることがなかったので、トレーニングを兼ねて急遽登山に変更しました。
とは言うものの、疲れを残さないように軽めにすることとし、以前からkazuruさんが仰っていた「四阿山は天気が良いときに登りたい」を思い出し、挑戦することにしました。第90回山行記念でもあります。
今回も寝坊してしまい、6:00スタートは困難な状況に。7:00頃に菅平牧場に到着して準備を済ませていると、都内の某国立中学校の生徒さんを乗せたバスが到着。生徒さんがトイレに向かい始めたので、行列ができる前に慌てて済ませました。
私たちが予定しているのは、根子岳からの時計回り。生徒さんは四阿山方面に向かうらしいので、どこかで渋滞が発生するな…。覚悟して出発です。
牧場脇に続く階段を15分くらい登ると、東屋がありました。いきなりの階段続きで汗が噴き出てしまいましたが、東屋から見えるはずの北アルプスが雲に覆われていて見えなかったので、「あちらは天気が悪いのかな?」と思いながら休憩せずに先に進みます。
樹林帯に入りしばらく進んでいると「根子岳は花の百名山なんだから、お花の写真を撮りなよっ!」と怒られてしまいました。私はあまりお花に興味がなく、お花を見ても「綺麗だな」程度しか抱くことはなく、名前を調べてみようとか思うこともありません。しかし、kazuruさんがなぜか今日ばかりはブリプリと怒っているので、お花見つけては適当に写真を撮りました。そもそも、私のカメラでは接写とかができず、お花の撮影には不向きなのですが…。
樹林帯を抜けると、石でゴロゴロとした登りとなり、根子岳山頂に到着。この頃には北アルプス方面がきれいに見えました。また、「これから向かう四阿山方面の道は、大菩薩峠付近のように気持ち良く歩けるよ」とのkazuruさんの言葉を信じて先に進みます。
大きな岩を回り込むような感じで迂回して進むと、一気に視界がドーンと開けたそこには、確かにきれいな緑地帯に一本の道が続いていました。「ここが今日のハイライトだよ」とkazuruさん。なるほど。「天気が良いときに登りたい」の意味が理解できました。
結構下って一歩道を進みます。後ろを振り返ると、私たちと同様に後続の方から歓声が起こっていました。それだけ「気持ちが良い」ということなのでしょう。
四阿山への登りとなる樹林帯に入ると、道はちょっとした泥濘状態となり、これが分岐まで続きます。当然、木の根等も滑りやすいので、注意して登りました。
根子岳からは相当な登り返しに見えましたが、根子岳への登りよりもはるかに楽に分岐に到着。幸い、生徒さんたちはまだ到着していないようで、山頂が大混雑することを避けるために先を急ぎます。ここから先は、乾燥したなだらかな道が続きます。少し進むと、木道(階段)が現れ、これを超えて四阿山山頂に到着。
そんなに広くはない山頂は、記念撮影に順番待ちが発生するくらい混んでいました。多くの方が食事休憩をされていて、さすが百名山といったところでしょうか。ちょうどガスが発生してきてしまい、根子岳方面が見えないこともあり、私たちはとっとと下山することにしました。
分岐まで戻って、菅平牧場方面へ少し下ると、下方遠くから賑やかな声が聞こえてきました。そろそろすれ違いかな?さらに進むと、先頭集団とご対面。引率の方が「200人以上いるのでご迷惑をおかけします」と平謝り状態でした。
生徒さんは、登山者を先に通そうと「伝達、左に寄って」と伝言ゲームのように伝えていますが、そもそも道幅が狭く、生徒さんが左に寄ってもすれ違えないこと、左に寄るために無理な体勢となって危ないこと、を考慮して、可能ならば先に進んでもらいました。他にも登山者がおり、その方たちにも生徒さんに先に通過してもらうことを提案し、しばしその場で待機。結局、200人以上が通過するのに15分程度かかりました。
そのすれ違いの時間は退屈しませんでした。先生が「登りながら1句作って」と、知的な課題を出しました。生徒さんは「疲れているのに無理だよー」とか文句を言っていましたが、その中の男子が「四阿山 よ○おと一緒に 笑ってる」と、ちびまる子ちゃんの「友蔵 心の俳句」のような発表をして得意げでした。私に似てお調子者だな、あの有名な国立中の頭脳も大したことはないのかな?なんて思ってしまいました。
ところが、やはり偏差値の高い生徒さん。「季語がねぇーぞ」とか「それだと俳句じゃなくて川柳だ」と知的なツッコミを入れ始めます。私が中学生の時に、このようなツッコミはできなかったことでしょう(今でも俳句と川柳の違いを明確に説明できません)。
ぐんぐん下山すると、ガスがなくなって根子岳方面がきれいに見えました。あそこを歩いてきたんだなぁと少し満足。樹林帯に突入し、段々と暑くなってきた頃に樹林帯を抜けると牧場が現れて道路にぶつかりました。ここを右折すると一般観光客の姿がチラホラしてきて、ゴールとなりました。
高原だからもっと涼しいことを期待していたことに反して汗をたくさんかいたため、牧場の売店でソフトクリームと牛乳を購入。どちらも濃厚で、下山後にはちょうど良いご褒美となりました。
その後、うさぎさんと羊さんと戯れました。小さなお子さんに交じって、羊さんに牧草を与えるkazuruさん。そう言えば、昨年末の羊山公園でも同様に羊さんと戯れていたな…。大好きなソフトクリームを食べることができたこともあり、kazuruさんはとてもご満悦そうでした。
花の百名山と呼ばれる割には、根子岳にはお花の種類は少なかったような…?来た時期が悪かったのでしょうか。しかしながら、お手軽に登ることができる百名山の四阿山とセットで、違う時期に登ってみたいと思いました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する