阿蘇 外輪山 雪の俵山
- GPS
- 03:50
- 距離
- 7.2km
- 登り
- 800m
- 下り
- 796m
コースタイム
天候 | 曇 時々晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
元旦未明からの雪で阿蘇山は積雪40cmを超え、途中の道も通行止めかチェーン規制でした。時間がないので俵山峠まで行こうとしましたが、萌の里から先は危険地帯と化していました。すぐUターンしました。 |
写真
感想
急に午後から時間が空いた。阿蘇の積雪が40cmを超えたニュースを聞いていたので、速攻で山の準備。こんな時は忘れ物が多い。5時に帰らなくては、家族から大ヒンシュクなので、時間は5時間、一番お手軽雪山満喫は、草千里まで車で行き、近くを2時間ほど散策。処が「チェーン規制」という情報で却下。往復の時間が一番短時間の俵山に決定。さらに一番お手軽な俵山峠まで車が登ればいいが…。はるか手前で無理でした。ということで、萌の里から俵山へ。往復5時間としてギリギリ、雪の状況次第では6時間かかるかも…。さらに雨量計方面に下り、ウインドファームのルートで戻ってくる、という「道なき道」設定。この雪の中、ルートもわからないのでGPS持参。
こんな日にこんな近くで雪を満喫できるなんて! しかし、時間がない。5時に帰ってくる、なら頂上ピストンで精一杯だろう、それも危ない。そうだな、865mポイントから、樹林帯の中のハッキリしない尾根を下る、これが一番可能性が高い、さらに北側の林道がどこまで通じているか確認すれば、ちょうど3時間くらいになる、なんて思いながらゆっくり歩いていたら、後ろから追い越された。「こんな時間から登るやつは俺ぐらいだろう…。」と思っていたものでびっくりした。「山頂まで?」と聞くと「時間次第で行けるとこまで。」と返事。「そうでしょ〜。」と同じ考えに妙に納得。装備の安全面では、バタバタ家を出てきたのでヘッドランプを忘れ、非常食もない。5時半を超えると日没になるし、雪は深いしちょっと不安はある。
「まあ、この人について行けばいいか。」と道しるべを見つけたような安心感があった。自分の戻る時間の最大設定を2時と決定し、そこからは引き返すことになる。2段の坂を登りきった後、その人が消える。相当追いかけたので、相当な速さだ。どこに行ったのだろう???道しるべを見失った気分…。
まあ、さらに追いかける、時間との競争もあるので。ルートは、雪の重量で木々の枝が下まで垂れ下がり、それをくぐるように歩く、枝に触れると雪がどっと落ちて来る。雪は適当に踏み固められているが、アイゼンをしてないので、結構滑る。
目標は、山頂2時を設定したが1時50分に到着、標高290mから1100mまで約2時間(正確には2時間10分)で到着できた。結局誰もいない、あの人はどこに行ったのだろう???
下りは簡易アイゼンを装着、2時スタート。頂上付近は40cm程の雪が適度に踏み固められ、アイゼンも効いて非常に歩きやすい。標高100m下る毎に約10分というスピード。そんなスピード下山なら、到着が3時半になってしまう。
途中から本道を外れ、樹林帯の尾根道へ。踏み跡が弱く時々迷うが、気温が高くなり時々滑るが、無事林道着。ここからは眺めがいい。
613mポイントから標高差300mを100m当たり10分で下ればいいが、ここでアイゼンをはずしたので、スピードダウン。少し雪が溶けている。萌の里の草原で雪遊びをしている子供たちの歓声が、山の斜面を上がってくる。
まあ、予定通り下山できた。6台ほどあった車もほとんどない。
思いもかけない雪山のプレゼントを満喫した半日でした。
今年の雪山は、「1月上旬のあと1回」のみを予定しています。寂しいですが…。
コメント
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> 後で下って来た人たちを見てその謎が解けた。
スノーシューを履いた人たちでしょうか?
仲間と釣りに行くのか、釣りに行かなければ、
私も週末このコース行って見たいなと思いました。
幅、30cmは、その形から、たぶん「草そり」(青いやつです)と思いました。でも不思議に思ったのは、そりで何を運んでいたんだろう???頂上で宴会する道具を運んでいるのかな?と思ったくらいです。
次に幅5cmは、最初「ストックで雪の上に線を引いたのでは…。」と思っていたのですが、足跡から3mも離れた所にも付いているので「違うなあ〜。」と思いました。
下山しているグループを見て、一瞬で
5cmは、なんと犬の足跡、ほぼ一直線の足跡になるってしまうのです。
そして草そりの方は、子供達のグループが持っていたので、山登りのため、というより「途中で遊ぶために持ってきた。」ようです。
野生動物の足跡もよく見ますが、雪の痕跡は、色々な推理が楽しいですね
でも申し訳ありません こんな話題で引っ張ってしまって…。恐縮です
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