記録ID: 931903
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ハイキング
中国
風呂ヶ谷山 登山口が分からなかった山
2016年08月04日(木) [日帰り]
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- GPS
- --:--
- 距離
- 1.5km
- 登り
- 193m
- 下り
- 176m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 0:57
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 0:57
9:45
57分
スタート地点
10:42
ゴール地点
標高の高い割には簡単に登れる山。ただ登山口が分かりにくい。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口の分からなかった風呂ヶ谷山 日時:2016年8月4日(木) 天気:晴れ 場所:広島市安佐北区白木町 コース:白木町栃谷〜神社跡〜風呂ヶ谷山(642.9)〜西尾根〜鞍部〜栃谷出発点 「あさきた里山いちばん」(安佐北区役所が出版しているハイキングガイド)で始めて知った山。 登山口の栃谷までたどり着くのが大変だった。おまけに栃谷に着いても山の案内標識は一切見あたらずどこから登っていいのかまたどの山なのかさぱり分からなかった。 ともあれ栃谷という集落は広島市にもこんな所があるのかと思われるくらい秘境というか仙境の地である。周辺の集落から孤立し、戸数はわずか10数戸。しかしどの集落よりも高いところにあってしかも日当たりは良い。まさに桃源郷と言った感じがしないでもない。10数戸のうちどれだけの人が住んでいるのか不明だが、訪れても人の気配を感じる事がない。 地理院の地形図には点線路があちこち走っているものの現地に赴いても読み取り不可能。一体どこからどのように取っ付いていいのかさっぱり分からない。どうすれば良いのか思案に暮れている時、一台の軽トラが道路脇に駐まっているのが目についた。すぐ下には民家もある。すかさず民家まで下り、「お早うございます」と声を掛けると老婆が出て来られ、その旨を伝えた。すると「私ではよく分かりませんので外にいる主人に聞いて下さい」との返事。 それまで気がつかなかったが、家の隣の田んぼで草取りをされている老人がおられた。早速、近づいて風呂ヶ谷山について尋ねた。すると登山口や所要時間など教えて頂き、おかげで何とか山に取り付くことが出来た。 しかしそれでも聞いただけでは分からず、結局自分でルートを探しながら歩いていると地形図上の神社までたどり着く事が出来た(教えられたのは別ルートではないかと思った)。 山の中にコンクリートの立派な鳥居があり、これをくぐって3〜4分直登すると二つ古い建物があり、奥の社にはブルーシートが被されていた。おそらく手前の建物は拝殿で奥は本殿のように思われた。それにしてもこれほどの山の中に鳥居をはじめ本殿までがあるとは思いも寄らなかった。かつての集落にはそれなりの人が住んでいたのではなかろうか。 その後は歩きやすいと思われた神社の右手の尾根をどんどん登った。するとわずか20数分で山頂に達した。この間、踏み跡やテープの類は一切見られず、苔むした岩がゴロゴロする露岩帯もあったが難なく通過することが出来た。山頂は明るく切り開かれてはいたが、展望は利かなかった。 下山は踏み跡のようなものが見えたので西に伸びる尾根を使った。こちらが本来の登山道ではないかと思われる位、道もはっきりし歩きやすかった。山頂から下る事20分足らずで5〜6m位のTVアンテナに出くわし、ここから倒木を越えると鞍部に達した。 鞍部から方向を左(南)に変え、小谷を右手に見ながら小谷にそって下った。部分的には狭い道もあったが踏み跡はずっと付いていた。 最後に小尾根を下りきると杉と杉との間にあるコンクリートの電柱に出くわす。このあたりから草の生えた短い横手道を歩くと右手に一本の柿の木がありここで登ったときに使った舗装された小径と出合った。その後舗装路をわずかに下ると出発点の道路脇の駐車スペースに戻った。 (参考タイム) 上り 出発点〜神社跡〜風呂ヶ谷山 約40分 下り 風呂ヶ谷山〜西尾根〜鞍部〜出発点 約30分 追)山そのものは見かけより簡単に登れる。ただ初めての場合、登山口が分かりにくい (案内標識一切なし)。 踏み跡のしっかりしてる西尾根コースを往復するより、上りは神社の右手(東)の尾根 を使い下りは西尾根を使った方が変化に富む。露岩帯があったりアベマキ(ではないか と思う)の多い自然林も見物(みもの)。 |
写真
感想
山よりも登山口の栃谷の集落が素晴らしい。ひっそりしているが、明るく日当たりがよく桃源郷と言った感じ。
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