硫黄岳 〜風強く、赤岩の頭手前で撤退〜
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 923m
- 下り
- 923m
コースタイム
天候 | 曇り、稜線では強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
美濃戸口から赤岳山荘駐車場までは、雪がいい具合にしまっており、 軽の4駆(スタッドレス)でも、無雪期より未舗装路面の デコボコが平滑になっているため走りやすい気がしました。 三連休とはいえ、駐車場が、ほぼ満車であったのにはビックリ! |
コース状況/ 危険箇所等 |
赤岳鉱泉まではアイゼンがなくても、雪がよくしまっており、 ダブルストックで歩きやすかった。 赤岳鉱泉でアイゼン装着。 |
写真
感想
11月8日はヤマレコでみても、八ヶ岳の山々は超快晴でよかったですね。
羨ましい!
9日もdocomoに登録してある、気象協会の登山天気予報では
ずっと晴れの予報。
美濃戸口へ向かう途中も晴れていて期待は高まっていました。
風は赤岳鉱泉までは弱く、気温も昨日は
-20℃まで下がったそうですが、
それほどは寒さを感じませんでした。
でも、遠くの上空を見上げると、ガスが寒そうにかかっていて、
急激に天候が回復するミラクルは期待できそうもありません。
そして、下山してくる方々は、疲れきっているのでしょうか、
表情は険しく、厳しい山行を想像させられました。
挨拶をしても、ほとんどの方が、返す気力もないという感じでした。
そこで、赤岳鉱泉で、休憩がてら、何人かの人に話しを聞くと、
「稜線上は強風が吹き荒れ、危険!」ということでした。
中には、地蔵の頭の直下で赤岳登頂を断念して、
戻ってきたという人もいました。
そんな中、アイゼンを装着し、
「赤岩の頭まで行って判断しよう」と
勇んで赤岳鉱泉を後にしたものの、
「強風が吹き荒れている」と下山してくる方々に
アドバイスをされれば、
もう雪山初心者の私たちは撤退するしかありません。
せめて、稜線の端っこくらい立ちたかったのですが、
カミサンの心はすでに折れていたため、
まだ、「明日もあるさ」とそそくさと撤退しました。
今日(10日)も下界は快晴。
ですが、天気予報では、やはり風が強いようで、
リベンジはあきらめ、カミサンの要望もあり、
快晴の清里でスキーをしました。
赤岳、権現岳がくっきり見え、「あー、行けばよかった…」
と何度もリフトで登っていく際に見える八ヶ岳の絶景に
ため息が出ました。
でも、晴れていても、強風だったのではないでしょうか?
ヤマレコの記録を見るのが楽しみです。
今度は、天気のよい日に、硫黄岳か、天狗岳に登りたいです。
コメント
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強風と寒さには勝てませんよね
撤退やむなし! また次がありますよ
硫黄岳お疲れ様です。
どなたの言葉か忘れましたが、
「勇気を持って挑め。でも撤退判断は常に正しい」
ということでしょうね。
私もその近辺に展望が良い日に行きたいです。
でも私は悪天率が高いんですよね。
私も9日に赤岳敗退しました;;
稜線に出たら立ってられませんでした。
次は好天に恵まれるといいですよね^^
コメントありがとうございます。
撤退は富士山、剣岳など結構あるんですよ。
この時は、両方とも、後日、遭難者が出たことを知りました。
山の天気はわからないですね。
これからも、安全第一で山に向かおう思います。
コメントありがとうございます。
今回も、気象条件による撤退なので、やむを得ません。
昨年の夏休みに剣岳を目指したのですが、雨と視界不良のため、前剣で断念した時は、結構へこみました。
日程的に3日休みが取れるのは、限られているので。
でも、MATSUさんは日帰り山行ですよね。
それは無理にしても、MATSUさんの記録には勇気づけられます。
GARMINのFORERUNNER110
(心拍計付)をゲットしました。
今後の山行に活用しようと思います。
コメントありがとうございます。
私たちは、八ヶ岳は一番よく行く山ですが、積雪期ははじめてでした。
赤岳を目指すなんて、すごいですね。
いつかは、トライしたいです。
95パーセントの人が折り返していた、と書かれていたのには驚きました。
正直なところ、私たちは強風の洗礼を受ける前に撤退してしまったので、どれほどの強風であったかは実感がありませんでした。
でも、95パーセントという数字が何より気象の険しさが分かります。
今後とも、よろしくおねがいします。
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