雲の平、鷲羽岳
- GPS
- 80:00
- 距離
- 43.3km
- 登り
- 3,081m
- 下り
- 3,081m
天候 | 17日:雨 18日:曇りのち雨 19日:晴れのち曇り 20日:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
どの道もよく整備されていました。 |
その他周辺情報 | 温泉は、ひがくの湯に入りました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ナイフ
カメラ
ポール
テントマット
シェラフ
|
---|---|
共同装備 |
テント
|
感想
前日
16日夕方、明日以降の北アルプス天気を確認すると、芳しくない。
ameoに伺いを立てると、「予定通り決行!」
おお、予想外。止める気満々だったのに、余計な真似を・・・
ということで、出発!
17日2時半に新穂高駐車場着。
17日
5時起床の6時出発。
空は曇天模様(たま風)。
わさび平に着く頃には雨が降り始めており、カッパを着る。
そこからテン場の双六小屋まで弱い雨が降り続く。
そして、この道程は全く記憶にございません。。。
心を無にして歩いてましたわ。
テントを張った後で雨が上がり、夕方には鷲羽様の雄姿を拝めました。
夕飯は鍋キューブ。
夕飯時、バーナーが不調に陥り、その後山行中ずっと火がつきませんでした・・・
18日
2時起床の3時半出発。テン場でも一番かな。
今日は雲の平まで。
曇り空で景色に期待できないため、双六と三俣蓮華は登らず巻道で三俣山荘へ。
雲の平方面へ下って、黒部水源地の石碑を見る。
どこが源流かはわからんが、黒部の産声を聞いた気がします。
この道は水に全く苦労しませんね。
祖父岳方面、日本庭園(???)まで登り返す。
雲の平山荘とテン場を見下ろすが、回り込むような登山道にうんざり。
雲の平はテン場と小屋が離れているため、ひとまずテン場へ。
昼食を摂り、テントを張ると雨が。
午後いっぱい使ってゆっくり散策の予定が(涙)
ひとまず小屋への受付は後回しにして、お昼寝タイム。
小一時間ほど寝て起きると、かなりの雨。
テントを出てみると・・・テントが水没しかけとる!!!
雲の平のテン場は粘土質で水を透過しにくく、さらに快適性重視で平坦地を選択したため、雨水が溜まってしまっている!
慌てて二人で治水工事に取り掛かる。
「そこ掘れ!石どけろ!」
「高低差意識!」
「石でダム作るか」
「テント下の水たまりから支線作って本線へ流せ!」
「上からくる水の流れを何とか変えたいな」etc.
小一時間ほどガテン仕事を進め、何とか水はけが改善された。
程よい疲労感と充実感を漂わせながら隣のサイトを見ると・・・
めっちゃ水はけ良いやん!
治水工事に熱中するあまり(案外楽しかった)、周囲の状況を全く確認していなかった。
「どうする?ここまでやっといてなぁ・・・」
「うーん、中の荷物まとめて出すのも面倒やし・・・」
しばしの逡巡後・・・移動。。。
しかも荷物入れたままテント持ち上げて移動という荒業を駆使!
こうして治水工事は典型的な公共事業ばりの無駄骨と終わったのであった。。。
(さらに、1時間後には雨上がっとるし。。。)
皆さん、お役所仕事とか馬鹿にしちゃダメですよ。
いざというとき、結構舞い上がっちゃいますからね。
ということで、雲の平は散策ゼロ、泥遊びして終わりました。
その後、小屋受付に行くと、暖かいストーブの前で半袖半ズボン姿の人を見ると
なんだか泣けてきました。
夜はマーボー春雨。ここでも雨か。
山に居て、ここまで下界が恋しいと思ったことは無かったです。
19日
今日も2時起床。
月も星も見える!晴れている!やった!
テン場のトイレがかなり怖いので、大をするため小屋まで一人移動。
漆黒の闇夜の中、雲の平を一人移動ってむちゃくちゃ怖かったです。
何度引き返そうかと思ったことか。ってトイレ後に引き返さなあかんかったけど。
1時間ほど歩いて祖父岳へ。
水晶、鷲羽、黒部五郎、槍穂etc.やっと見られた!
しかも岩苔乗越越しに日の出も!感動しました。
ワリモ岳を経由して、念願の鷲羽様へ!
頂上ではガスで展望は無かったけど、満足しました。
ブロッケンも見られたし。久々の毒ガス攻撃(キン肉マン世代)。
私、天気に恵まれないおかげか、ブロッケンとの相性がいいんですよね。
これで3~4回目です。
三俣山荘ー三俣蓮華ー双六経由して、双六小屋テン場着。
夕飯は無印のカレー。ちょっと贅沢。
これを贅沢と思える自分がちと悲しい。
20日
2時起床。激晴れ!
下山日に絶好の登山日和とは、我々らしい。
鏡池で槍穂の雄姿を満喫し、秩父沢の冷水で顔と心を禊ぎ、
無事下山しました。
しかし、毎回、わさび平ー新穂高の林道が苦痛でならん。
林道歩き(下山時)、大嫌いです。。。
風呂はひがくの湯で。
今回の教訓
・無駄な公共事業と憤ることなかれ。
・やっぱり山登りに適度なアクセントは必要。
・いつまでテント山行続けるかなぁ。。。
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