赤岳・横岳・硫黄岳/阿弥陀岳(テント泊)
コースタイム
- 山行
- 4:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 4:00
2日目:5:40行者小屋テント場→7:25赤岳(小休憩)→展望山荘(小休憩)→10:37横岳→11:22硫黄岳山荘(小休憩)→12:00硫黄岳(休憩)→13:55板橋→14:30赤岳鉱泉(*15:00〜15:40立寄湯)→16:00頃:行者小屋テント場
3日目:朝食・行動前に撤収(小屋のヘリ都合)→7:00行者小屋→8:00中岳のコル→8:45阿弥陀岳(休憩)9:25→中岳のコル→11:00行者小屋(阿弥陀岳への登りの切り立ったスリルに思わずコースタイム超過...)/荷物をまとめて、11:15行者小屋→14:20美濃戸口
天候 | 晴れ・雲り(午後一時雨) |
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過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
自分にとって、赤岳〜横岳〜硫黄岳の縦走は、慎重に行けばなんとか。文三郎コースの登りは階段続きだが、見晴らしが良いので乗り切れた。2日目の阿弥陀岳の斜面がもっともスリリングだった。 |
その他周辺情報 | 茅野駅直結の物産売店が、甘味から塩系まで硬軟取り揃えていて◎。赤岳鉱泉のお風呂はこの日は15時〜。 |
写真
装備
個人装備 |
薄いシェルのミトン(前回大雨での教訓)
新シュラフ
新マット
新アルコールストーブ
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備考 | *忘れ物:食器のスプーン(ただしアルファ米付属のスプーンで全てまかなえた)、カメラの記録メディア、携帯バッテリーの「接続コード」 *持って行って良かった:ソーラーパフ(LED)、顔用ウェットティッシュ *不要だった:マウススプレー(目詰まりして使えず)、ボディスプレー(1人で寝たし...)、くつろぎ着(のうち半袖T←長袖TのみでOK)、化粧品類(UV1種、UVリップ1、小分けワセリンのほかは不要だった)、着替えは手ぬぐいとパンツが多すぎた(着用以外は各1で良いという教訓) |
感想
登山をはじめて5年来、北八ヶ岳にしか行ったことがなく、今回が初&待望の南八ヶ岳。テン泊二年目にして、寝袋・マットもようやく購入。メンバーは、テン泊何年目かのベテラン、今回揃えた1年生、そして2年生の自分の3人。天気図・予報に悩みつつも、直前の予報が晴れか曇りということで決行。
まず、全装備を背負う1日目に相当疲れてビックリ(標準コースタイムではまったく歩けない)。今までテントを担いでだと、1時間ほどしか歩いたことがなかった。脚力をつけるのも大事だが、無駄なものを省く工夫がいっそう必要。土曜の午後遅めに着いたテント場はかなりの混雑。ただ、友人がいい場所を見つけてくれたので良かった。疲れたので夕食後気づいたら寝入ってしまったのだけれど、1時半にWCに行った時の星空がきれいだった。
2日目。薄暗い中にアルコールストーブで作ったラーメンを啜り、いよいよ目的の赤岳に身軽に出発。ああ、軽いって自由。文三郎コースの階段続きの前情報にビビっていたが、見晴らしがよくて、1段ごとに高度を稼げるのが嬉しくサクサク登ることができた。振り返ると、茶色い小型イタチを見かけたのでオコジョ(のはず)!と喜ぶ(ただし写真なし)。八ヶ岳の最高峰・赤岳はピークを越えて振り返ると実にカッコ良かった。途中高度があってビビるも、登山道は明瞭だったような。硫黄岳山荘までは展望がよく、天気がもったことに感謝。帰りの途中で入れた赤岳鉱泉のお湯は実に気持ちよかった。小雨の中テント場に戻るが、夕食までにはまた晴れてくれた。
3日目。びっくりするくらいの晴れ。パスタとスープの朝食後、ヘリ運搬の都合で行動前にテントを撤収。とはいえ、身軽にして中岳のコル経由で阿弥陀岳へ。暑いくらいの晴れ間に、コルからの見晴らしが素晴らしい。そして阿弥陀岳山頂の見晴らしも◎。しかし、コルから阿弥陀岳山頂への岩場が自分にはかなりのスリルであった(特に中盤でコース取りを間違えたか「行けなくもないが安全ではない」ところを歩いた気がする...。時間がかかったので、コルからテント場までも戻りは巻き。ワチャッとパッキングして美濃戸口まで、歩く。バス停に付いたところで小雨が降り出した。
多少の雨を覚悟していたものの、行動時間中の天気には本当に恵まれて気持ちよく歩けた。メンバーが歩きながら「アッ!あれもこれも忘れ物!」と笑い合いながらも、時に助け合いつつ、無事に山旅を終えられてなにより、の3日間だった。
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