鳥海山(鉾立〜象潟口コース)
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- GPS
- 09:09
- 距離
- 15.8km
- 登り
- 1,385m
- 下り
- 1,385m
コースタイム
- 山行
- 8:20
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 9:00
天候 | おおむね晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
out 日本海東北自動車道(象潟仁賀保道路)象潟インターチェンジ 30分 |
写真
感想
■アプローチ
9月のシルバーウィークは、秋雨前線と台風の影響で、全国的に天気予報は雨がほとんど。
北東北と北海道だけが晴れの予報だったので、鳥海山へ向かいました。
酒田市内に前泊し、クルマで鉾立駐車場へ。
国道7号線から鳥海ブルーラインに入り、酒田から50分ほどで到着。
コンビニは酒田市内にはたくさんあり、吹浦の「道の駅鳥海」近くにも、右にサンクス、左にデイリーヤマザキがあります。
鉾立の駐車場は、一般用と登山用に分かれます。
鉾立山荘と稲倉山荘の周辺は一般用の駐車場ですが、ほとんどの人はこちらに停めています。
すぐ隣の登山用の駐車場はガラガラでした。
■御浜小屋
少しだけ雨がパラついていたので、レインウェアを着こんで出発。
石階段や石畳でよく整備されています。
緩やかに登っていき、1時間ほどで賽の河原。
御浜小屋が見えてくると、長坂道、吹浦口との三叉路に合流します。
右下には鳥海湖。
火山湖で、湖畔には遊歩道が付いていて、一周できます。
御浜小屋は9月11日で今夏の営業を終了しています。
扇子森に続く稜線を歩いていくと、鳥海山が正面に見えてきます。
右に外輪山が巻いていて、左に山頂の新山がそびえます。
このあたりで完全に雨はあがり、レインウェアをしまいました。
■千蛇谷
御田ヶ原分岐で鳥海湖からの道を合わせ、八丁坂を上がります。
七五三掛の先を少し上がると、ベンチがある外輪山・千蛇谷分岐。
千蛇谷へのルートはベンチがある分岐の上に、もう1つの分岐があります。
上の分岐から進むと、木の階段がしっかり整備されていました。
千蛇谷に下りると、小さな雪渓があります。
雪渓の下の岩場を伝って谷を渡りました。
ロープがたくさん張られていて、雪渓が大きい頃には雪渓の上を歩いたものと思います。
千蛇谷を渡ると、谷の右岸を詰めていきます。
大きな岩がゴロゴロと転がっていますが、歩きやすい登山道。
傾斜もきつくなく、ほどよい登りです。
■新山
最後には岩場を上がって、御室小屋に到着。
多くの建物が立ち並んでいますが、小屋は営業終了済。
周辺も平らな広場となっていて、休憩適地です。
御室小屋の左手から岩場を上がっていきます。
巨岩が折り重なっていて、白ペンキに導かれて両手を使って上がります。
岩の隙間をくぐったりすると、山頂に到着。
山頂は、5人も登ると居場所がなくなる狭い岩場です。
短い距離ですが、高度感があって楽しいコースでした。
下山は胎内くぐりを経由する別ルートから。
御室小屋の右手に戻ってきますが、帰りの方が簡単でした。
お握りと笹団子で少し休憩します。
■外輪山
帰りは外輪山を経由します。
虫穴岩で外輪山に上がり、七高山までは短いピストン。
行者岳、伏拝岳、文殊岳と小さなピークを踏んでいきます。
ときおりハシゴ場もありますが、アップダウンも少なく歩きやすい道です。
右に新山、左に大きな山麓と日本海を眺めながら歩きます。
千蛇谷分岐まで戻って、往路と同じルートに合流。
コースタイムは長くなりますが、御田ヶ原分岐から鳥海湖に向かいました。
草原の中の新しい木道を歩き、鳥海湖畔へ。
扇子森の稜線を、多くの登山者が歩いているのが見えました。
長坂道から御浜小屋に上がり、石畳を歩いて鉾立まで戻りました。
鉾立からは秋田県側の日本海東北道の象潟インターチェンジへ。
翌日の岩木山に向かって弘前まで北上しました。
■まとめ
スタートでは雨でしたが、すぐに回復して楽しい山行になりました。
今日の行程は9時間。うち休憩は40分。29,500歩でした。
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