こんどこそ!の権現岳 観音平から甲斐大泉駅
- GPS
- 26:29
- 距離
- 15.2km
- 登り
- 1,371m
- 下り
- 1,764m
コースタイム
- 山行
- 3:31
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 3:58
- 山行
- 5:32
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 6:34
天候 | 1日目 曇りのち雨 2日目 曇りのち時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
小淵沢駅〜観音平 ¥3,340 |
コース状況/ 危険箇所等 |
権現岳の直下は岩場が続きます。 特に難しくはありませんが、慎重に行動しましょう。 |
その他周辺情報 | 青年小屋 幕営料 ¥600 甲斐大泉温泉 パノラマの湯 ¥820 |
写真
感想
私にとっての八ヶ岳の権現岳は2012年キレットを越えて赤岳に向かった際に、分岐を示す道標の地点を山頂と勘違いしてしまいピークを踏み損なった山でした。
その権現岳に登ることを木曜日の秋分の日の夜にあまりにもヒマでボーっとしているうちに急に思い付いたのでした。
いや、登り損ねた権現岳にはいつかは登りに行かないといけないなぁと思っていましたよ。
そんな権現岳を何故このタイミングで登りに出掛ける気になったかと申し上げますと、年内にあと一回、本格的な寒さがやって来る前にテント泊がしたいなぁという衝動と岩っぽい山に登りたいなぁという衝動が突然一度に襲ってきたからなのでした。
でも、疲れるのは嫌だし、気軽に登れるそんな都合のいい山はないよなぁ…
と、ボーっと考えていたのですが…
いや、そんな気楽に登れる都合のいい山があるんです!
それが権現岳です!
と、この山の存在を思い出した次第でございます。
先週は雨に濡れるのがイヤ!、アレもイヤ!、これもイヤ!ということで遠く青森まで出掛けたのですが、今回は濡れることは覚悟のうえで、しかもテント泊です。
自分でも何か矛盾を感じるのですが、今回あくまでもテント泊に拘ったのには理由があるのです。
至って単純な理由で、この夏にヘリテイシのクロスオーバードームを買ったからです。
本来ならば夏休みの南アルプスでご披露するはずだった、というか、その為にこの軽いテント、いやシェルター?を購入したのですか、あのような結果になって、結局出番がないまま今日に至ったのでした。
クロスオーバードームは厳密にいうとテントではないようです。
シェルターと言えばばいいのでしょうか。
自立するのでツェルトよりは使いやすいはずです。
このクロスオーバードームはシングルウォールで、基本的にといいますか、普通、一般的にはシングルのまま使うのものなのですが、私はどうしても前室が欲しかったのでヘリテイシさんに頼んでフライシートが付けられるように改造してもらいました。
今回、幸か不幸か設営後に雨が降ってきたので、やっぱり前室があって良かったなぁ、と実感したのでした。
けれども、今まで使っていたプロモンテのVL23と比べるとやはり狭いです。
たかだか短辺20cm程度なのですが、圧倒に狭く感じます。
まぁこれは整理整頓をきちんとやらない自分自身にも問題はあるとは思いますけど…。
そんな訳でただでさえ狭いのですが、強い風が吹くと薄い生地が内側に押し寄せてくるのでますます狭くなってしまうのです。
困ったものです。
それから結露がスゴいんです。
シングルウォールなら当たり前、常識です、と言われてしまえばきっとそうなんでしょう。
フライをつけたことにより、ベンチレーション機能が損なわれたこともその原因のひとつだと思います。
ヘリテイシさんにフライシートを付けられるように改造を依頼した際も換気の機能が低下しますので注意して下さいと言われたような気がします。
つまり、狭さも結露も原因の一端は自分自身にあるということです。
それでも、今回のように雨に降られた時は前室があるほう使い勝手はいいんですよね。
でも、やはり快適なテント生活を求めるならば今まで使ってきたプロモンテの方が圧倒的にいいです。プロモンテの圧勝です。
けれども、今回使用したクロスオーバードームは軽さとコンパクトさがやっぱり魅力的ですね。
このシェルターでいかに快適的に過ごすか、その工夫が今後の課題ですが、クロスオーバードームを使い続けるのか、やっぱりプロモンテに戻ってしまうのか今後の動向に目が離せません!
さて、権現岳までの岩場は前回の印象とちょっと違っていて、意外と手応えのあるしっかりとした岩場でした。
人間の記憶は曖昧なんです。
初日、小淵沢駅では小雨が降っていましたが、登山口の観音平では雨が上がていました。
けれどもやっぱり編笠山も霧の中、2日目の権現岳も霧の中。
しかし、権現岳を過ぎたころ南アルプスの山並みは見てることができ、楽しい稜線歩きとなりました。
テント泊もできましたし、岩っぽい登山道も歩けたし、申し分のない山歩きでした。
今回歩いたコースは山歩きの魅力がコンパクトに凝縮されているとても素晴らしいコースだと思います。
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