燕岳〜大天井岳 ソロテン泊デビュー💓
- GPS
- --:--
- 距離
- 18.9km
- 登り
- 2,060m
- 下り
- 2,048m
コースタイム
10月2日
燕岳登山口 6:30
第1ベンチ 6:57
第2ベンチ 7:22
第3ベンチ 7:48
富士見ベンチ 8:19
合戦小屋 8:51
燕山荘 9:51
燕岳 10:25
北燕岳 10:39
燕山荘 11:10
大下りの頭 12:15
喜作レリーフ 13:20
大天荘 14:00(テント設営)
大天井岳 14:43
大天荘(泊)14:47
10月3日 6:15分出発
喜作レリーフ 6:34
大下りの頭 7:40
燕山荘 8:30〜10:30(ケーキフェア参加)
合戦小屋
富士見ベンチ 11:25
第3ベンチ 11:39
第2ベンチ 11:54
燕岳登山口 12:30
天候 | 雨のち曇りのち晴れ! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
wanikoは、入山日の午前2時45分くらいに第1駐車場着。 第1駐車場が満車になったのは朝の6時頃だった。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
中房温泉登山口にポストあり(届出書と鉛筆あり)。 雨の樹林帯は、木の根が滑るので注意。 稜線の砂地は、雨で砂が流れ道が狭い箇所あり。 |
その他周辺情報 | 中房温泉 700円 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
携帯
時計
タオル
テント
テントマット
シェラフ
|
---|---|
備考 | 《持って行くと良いもの》 フランスパン 銀シート ちょっとのお酒 寂しくならない心 |
感想
ソロテン泊デビュ〜(∩´∀`)∩
今回は、下記条件を満たす燕岳〜大天井岳の縦走路を選んだ。
・一度通った道。
・人が多いお山。
・悪条件を経験したお山。
・途中に諦められるポイントがあるお山。
・テン場を知ってるお山。
・宿題が残ってるお山。
本来は、土曜日〜月曜まで仲間とテント泊の予定だった。
が、その予定は土曜の午前に中止となった。
とは言え、やはりお山が恋しい。
有休をとり会社の後輩に「山登り楽しんで〜」と見送られ、関係者に断りを入れてきた。故に、お天気が許すのであれば登ろうと仲間との中止が決まった直後に決断した。
決断したものの、初めての一人テン泊は不安であった。
不安を少しでも解消できるよう、お山選びの基準に上記条件を挙げた。
中房温泉駐車場は、夜が明けきらないうちに満車になると念頭に置き、午前に2時45分に駐車場に着くようにした。
残り数台しか置けないだろうと思っていたが、駐車場はガラガラ。
雨だし日曜の朝だし、流石に登る人も少ないかな?
適当に車を停め、6時頃には雨が上がってることを祈りつつ、仮眠。
5時に目が覚め、外を見ると雨が降り続いてた。
「うーん。行こうか行くまいか。。。寝ながら考えよう」と一眠り。
目が覚めると、5:45分であった。寝坊だ。
もちろん、寝ながら考えられるわけもなく、朝御飯を食べながら再度迷う。
が、迷ってても仕方ない、駄目だと判断したところで引き返そう!とwanikoは決めた。
レインを着て、6時20分に登山開始。
wanikoは、雨の中歩くことが嫌いではない。むしろ、雨の時しか見られない物事があるから好きである。
雨登山を堪能し、以前に歩いた時のことを思い出しながら歩く。ここで涙流したなぁ、ここでこんな写真撮っなぁと。
その時、急に背後から足音がした。しかも、すぐ近くに。
「熊かも?!」と驚きの声をあげ、振り返る。
が、そこに居たのは男性だった。
私の驚きに男性も驚いてしまった。。。
「驚かせて、ごめんなさい?熊かと思って(..)」と謝り、道を譲る。
合戦小屋に着く頃には、雲はなくなっていた。青空に喜びを感じレインを脱ぐ。
チョコチップスティックメロンパンを頬張り、燕山荘に向け再出発。
喜びを感じレインを脱いだはずが、空は悲しげに。
京都から来たというテン泊装備風のおじ様と「またガスってきましたね。。お天気予報ではもう少し良いはずだったのに」と話ながら歩く。おじさんは、常念まで行くと言っていたため大天井岳までは一緒だと思うと、とても心強く思えた。
ガスの中歩いてると下山してきた方が「稜線に出たら晴れてるから!頑張って!」と元気付けてくださった。このような一言が心に沁みる。
稜線に出ると見事に晴れてた。
山並みがとても美しかった。
登って良かった!と写真撮影していると、お姉さん3人が「明日のケーキフェアのために登ってきたの?テント泊?」と声をかけてきた。「ケーキフェアとは何ですか?」とwanikoはさっぱり分からず。確認すると【10月3日から7日までケーキセットを950円で購入、その後のケーキのおかわりは200円でOK】というものであった。甘いものが好きなwnikoは、即参加決定。翌日がとても楽しみになった。
燕山荘で今後の天気を確認し、燕山荘泊まりにするか大天荘泊まりにするか最終判断をする。風が強くなるのであれば、大天井まで行くのは危ないので止めようと登る前からずっと考えていた。
燕山荘で掲示していた予報は3日の6時時点で風速10メートル程度で12時になるともう少し強まる予報だった。が、3日は午前のうちに稜線歩きを終わらせれば問題ないと思い、大天井へ足を進める。
大天井に向かう稜線ですれ違ったのは2人だけ。日曜の午後になると表銀座も人が少ないようだ。
心配していた風もさほど強くなく、心地よく歩けた。
燕山荘から二時間程度で大天荘に着いた。
風の通り道の大天荘、テン場の強風を心配していたが、こちらも問題なかった。前日は一人でテントを張ることができないくらい、吹いてたらしい。そして、ポールが折れた人も出たというテン場。。。
風向きを考えて、方角を確認して。。。キレイにテントを張ることができた。
さてさて、前回はピークを踏めなかった大天井岳に行きますか!とテン場を離れる。テン場から大天井岳は、何度でも往復したくなるほど近い。wanikoは、1往復しかしなかったけど。。。
テン場に戻り、一人でテン場を眺めながらビールを飲む。そのうちにテントも増えてテン場も賑わうだろうと思っていた。
が、4時になってもテントは4張りだけ。これ以上増えることはなかった。
初めてのソロテン泊が寂しげなテン場。
一人で夜を過ごし慣れてないwanikoは、夜が怖くなった(笑)。
ご飯を食べると、だんだん日が沈み、やることがなくなった。
眠りに着くと19時には目が覚めてしまった。
寂しくなったので、小屋に入りコーヒーとケーキを頼む。明日の天気予報が更新されてたので再度確認。近くにいたお姉さんと「明日は午前中に勝負ですね〜」と話しつつお互いのお山登りの話になった。
ちゃきちゃきした感じのお姉さんは冬山も登るそう。そんなこんな山の話で盛り上がり、互いの体験談について共感しあった。そういえば昼間にお姉さんは、相方さんの呼吸方法について叱咤激励をしてたなぁと思い出した。昼間の雰囲気とは全然違いとても親しみやすいお姉さんだった。
20時になり、小屋のスタッフさんに「おやすみなさい〜」と声をかけ、テントに戻った。
最後に温かいお茶を飲んだため、体はポカポカ。すぐに眠りにつけた。が、暑くなりすぐに目が覚めた。
なんてったって上は4枚着てダウン。下は暖かタイツと足首にはホカロン。そして手袋。それは暑いわと思い、手袋を外した。
だが、一度目が覚めると、一人の初テン泊の緊張と風の音、足音のような音、テントのチャック開ける音で寝付けない。そして、なぜ夜中に足音が聞こえるのか分からず怖くなった。
あー、どこでも眠れるようになったはずのwaniko、違ったか〜と思いつつウトウト。
4時半に目が覚め、身の回りを片付ける。
テントは30分もかからず撤収できた。少しずつ慣れてきたかなと自分の成長を感じた(笑)
大天荘にお礼と別れを告げ、燕山荘へ出発!
心はすでにケーキフェア。何個食べようか。二個は必ず食べよう!と足取りは軽い軽い!
途中、猿に会いビビるも何事もなく、やり過ごすことができた。
燕山荘から歩いてきたご夫婦に「Good morning」 と挨拶された。あれ?お山での挨拶は英語になったのか?最近変わり始めたのかな?と思いつつ、wanikoも英語で挨拶する。
さて、次は日本語が出てくるだろうと思ってたが二言目は、「どこから来た?」と英語だった。あ!日本の方じゃない!とその時初めてわかった。
「どこから来た?」と言う回答として、「神奈川県」と言う答えをご夫婦は日本人の私に望んだないだろうと思い、「大天井岳から来ました」と答えた。あなたたちは?とwanikoが聞くと「台湾から来たー!」と。wanikoは、「えー!!!!!!!なんで?!」と聞いてしまった。「山を登りに」とご夫婦。「ひぇー!」と再びwanikoは、驚く。色々と話を聞きたかったが、wanikoの言葉もつたなく、ご夫婦も急いでるご様子だったので、「気をつけてねー!」と別れた。
その後は沖縄から来たご夫婦に九州から来たご夫婦、大天荘のテン場でポールが折れたお兄さん。たくさんの方が話しかけてくださった。
もはやソロとは思えないほど。とても嬉しかった。
燕山荘に着いたもののケーキフェアは、10時から。。。一時間半、待つことになった。食堂で待っていたのはwaniko含め5人。
みんなで談笑しながら待つ。まず1つ目はどのケーキにするか。いくつ食べるか。などなど、もちろん、お山の話も。そこで知り合ったのが、今年冬山デビュー予定のおじ様。私もデビューしたいです!と申し出ると、「では、誘いますね!」と。ケーキフェアで山仲間ができると思ってもいなかった。
そして、お母さんと娘さんで登山していた方。お母さんはベテランの登山家で、娘さんは初登山とのこと。娘さんに「初登山でお山が好きになりました?」と聞くと「はいー(*´∀`)ノ」との回答が返って来た。お山が大好きなwanikoとしては、その返事が本当に本当に嬉しかった!wanikoまで
「お母さん、娘さんを連れてきてくれてありがと!」と言いたくなった。
さてさてケーキは目標の2つは、食べられた。3つ目にいきたいが、どうも口が甘すぎる、3つ食べたら下山できないかも。。。でもまだ食べたい。。。
半分こしませんか?冬山デビューのおじ様をお誘いすると、快諾いただけた\(^-^)/
二人で半分こして、wanikoは、2.5個のケーキを食べることができた。来年は3個を目指そう!
燕山荘の外を見ると雨が降りそうな雲が来ていた。ケーキフェアに満足し、山荘をあとにした。
ここからは、雨と下山の戦い。
大した休憩を挟むことなく、燕山荘から二時間で下山できた。
初ソロテン泊、楽しみでもあったが、緊張と不安も少なからずあった。だが、無事に下山できたことに感謝。
そして、話しかけてくださった皆さんに感謝です。
合戦小屋で出会った槍を目指してたテン泊お兄さん、立山まで行くという巨大な荷物のお兄さん、京都から来ていたおじ様、奈良の親子さん。みんなみんな無事に下山できたかな。
またどこかで会えると嬉しいな✨
今回は、人との出会いが多かったお山行きでした。
ありがとうございました。
笑顔がステキ過ぎるぞ
skiposさん、いやいや〜
ありがとうございます!
どうやら、お山とケーキを目の前にするとニヤニヤが止まらないみたいです(* ̄ー ̄)
wanikoさん、
初ソロテント、やりましたね!
僕もいつかはやってみたい。
登山にケーキフェアって、
なかなか持ってますね!
始めての方と自然に会話できるのが、
登山の魅力ですかね?
ORUTOさん、初めまして〜!
コメントありがとうございます!!
初のソロテントは、少々怖かったですよ(笑)!
けれども、ソロもなかなかお勧めです!是非デビューして下さい(*´∀`)ノ
そうなんです!
知らない方とでも、お山という共通の話題で自然と盛り上がれるのが登山の魅力の1つだと思います😁💡
もちろん、中には静かな時間を過ごしたい方もいるので、いつもそうではないのですが(^_^;)
お帰りなさい♪
初ソロテン泊だったのですね!
一人とは思えないほどの素敵な笑顔!
無事に帰ってこられ、良かったです。
お疲れ様でした(*´ノ∀`)オツカレサ──ン
Olive-moreさん、ただいま〜!
コメントありがとうございます‼
他の登山者に恵まれ、ソロでも楽しいお山歩きができました❤
ご苦労様でした。レポートを見て、あれっ?もしかして?と、読み進めていくと、確信しました!
我々は、お隣で、オレンジ色のテント張ってましたよ〜。あの夜は、結構風が吹いていましたので、怖くなかったですか? 笑顔の素敵な人だったと私のツレが言ってましたよ😊
また、どこかでお会いできることを、楽しみにしてます。
gakusaitoさん、コメントありがとうございます!!
わわ!覚えています!奥に張ってらした大きなオレンジテントですね!
張り終えて、気持ちよさそうに外でお昼寝されてましたよね
はい、あの夜は風に飛ばされるかと怖かったです。。。自分には「前来たときはもっと強かった。予報も風速9メートル程度だから大丈夫」と言い聞かせてたのですが…笑。
私もまたどこかで、お会いできることを楽しみにしています!!
私もwanikoさんみたいにいつかはテント泊したいな〜
tabibambiさん、見つけてくれてありがと〜❤
テント泊も楽しいからぜひぜひ!(*´∀`)ノ
テントgetできたら、一緒にテン泊しましょ🎵
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