雲取山(奥多摩小屋で初めてのテント泊)
- GPS
- 06:30
- 距離
- 18.4km
- 登り
- 1,353m
- 下り
- 1,330m
コースタイム
「1/30」奥多摩小屋幕営場9:00→9:27ブナ坂9:30→10:02七ツ石小屋11:00→11:45堂所11:45→12:10水場12:15→13:37小袖駐車場13:50→14:15鴨沢
このコースタイムは、初心者中高年者がテント泊装備を背負った時間です。
また、前半は体力がありましたが、後半は疲れにより時間は長く、休憩時間も十分含まれています。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■天候 ・天気も良く問題ありませんでした。夜間は奥多摩小屋幕営場では、テントが壊れそうなくらいの暴風でした。 そのせいでしょうか、星空がとてもきれいでした。 ・奥多摩小屋までの積雪状態は、七ツ石小屋の分岐より上で、北側に一部ありましたが、アイゼンが必要な箇所はありませんでした。 ・テント内は、常時-4度以下で最低時は-9度程になります。 ■危険箇所(私自身以下三ヶ所で滑りました) ・水場前の道2m程が完全に凍結していますので、気をつけてください。 ・七ツ石小屋分岐過ぎの橋(写真参照)の一部がアイスバーンになっています。 ・七ツ石小屋と七ツ石山の分岐点(橋の取り付け)で一部凍結しており危険です。 ■水 ・水場は水量が非常に少ないので、数メートル上方(写真参照)にある水場を利用する方が効率的です。 ・その他、水の状況はあまり良くありません。水場、七ツ石小屋又は七ツ石小屋より2分上方の水場で確実に準備することをお勧めします。 |
写真
感想
今回、奥多摩小屋でテント泊し、翌日雲取山へ行き下山予定でしたが、
睡眠が不十分なことと体力の問題もあり断念しました。
次回リベンジです。
■今回の目的
ヾ靄椶3シーズン登山を想定していますが、体力と装備を確認すること。
→食料は、すき焼きの材料、ラーメン、α米、ビール、お酒を、
水は水場で3lを携行(二人で)し、それなりの重量になりました。
体力や経験の問題もありこの位の装備が限界のようです。
⊃慶瓦靴秦備:シュラフカバー、登山用腕時計、10本アイゼンを使用すること。
→2度用のシュラフ+シュラフカバー+厚着で睡眠をと考えましたが、少し甘かったようです。
全く眠れないわけではありませんでしたが、かなり耐えながらの睡眠になりました。
→標高機能が付いた時計を携行したのですが、天候の問題もあったのでしょうか、鴨沢540mでセットし、
奥多摩小屋では100mほど上方に誤差が生じていました。
もう少し、途中で補正する必要がありそうです。
その意味でも、標識には標高の記載があれば助かります。
→アイゼンは、雲取山へ行かなかったこともあり使用しませんでした。
8什澆料備で冬の雲取山でテント泊が可能か。
→もう少し寒さ対策をし、体力を付ければ可能だとの結果になりました。
目標は、現在の装備で、鴨沢から雲取山まで、7時間30分くらいで登れるようになりたいものです。
若い方がさっそうと登っている姿は羨ましい限りです。
■テント泊その他
・デジカメ、携帯、ラジオの電池は全く持ちませんでした。
多少、充電池が古いことも有るかもしれませんが、デジカメは新しい電池と交換しても1枚も撮れない状況になります。
気温が0度程と-5度との違いは非常に大きく、使用の可否の境のように思えます。
ラジオは、鍋の蓋に載せ暖めてから使用し、デジカメはシュラフの中で暖めると、2、3枚撮れる状況です。
・夕方4時頃はほとんど風もなく、それほど意識せずに積雪のない場所を選びテントを張りました。
しかし、夜9時頃になると、テントが大きく歪むほどの暴風に見舞われ、10時過ぎに補強する羽目に。
どんな場合にもしっかり張ることの重要性を学んだ次第です。
・水はすぐにシャーベット状になります。
ペットボトルはケースに入れておくと、何とか朝まで凍らず水の状況を維持できます。
・奥多摩小屋幕営場付近で携帯電話(Docomo)は、ほとんど使用できませんが、何かの加減で偶然1本立つことがあります。
・前回は鍋でしたが、今回は簡単なすき焼きにしました。
疲れが取れるのは味の濃いすき焼きでした。
何れも重量がありますので、痛し痒しです。
・ある小屋番の方が、もう少し小屋を利用するお客様が増加して欲しく、また、トイレの利用者の半分しか利用料を払ってくれないとのことでした。
私達は小屋を目標にし、その存在に安心感を持ち登山しています。
水など設備の維持もありますから、ゆとりある運営を行って欲しいと思っています。
もっと利用を心がけようと反省です。
・朝、テントを撤収しようとしていると、自転車を携行し雲取山から下山中の若い方と挨拶を。
積雪のない季節での自転車登山は聞いていたのですが、この時期にチャレンジするとは、どこで利用するのでしょうか。
でも、もっとも幸せなことは、他人に迷惑をかけずに自分の好きなことをやることです。
・一般カセットコンロ用のバーナー・ランタンを使用しましたが、-9度下でもライターで点火すれば十分利用することができました。すき焼き、コーヒー、カップラーメンとランタンは朝まで小さく灯した状態でしたが、1本で十分足りました。
・余ったお湯は真空ステンレスマグに取っておくと効率的です。
・寒さを少しでも凌ごうと思い、500mlペットボトルにお湯をいれ、シュラフの中で抱いて寝ました。
calliopeさん、はじめまして。
昨日、私もはじめての奥多摩でちょうど雲取山を登っておりました。記録の写真や情報を読んで「そうそう」と思いながら読んでいました。
私の記録の時間と比較して、もしかしたら昨日の午後小袖の空き地駐車場の横でお2人で休憩されていた方とすれ違ったので、もしかしたら・・と思ってました(私の記録はカメラの時間をもとにしているので全体的に10分くらい早い時間になっています)
登るときに奥多摩小屋でテント貼っていた方を見て、場所的にはちょうどよさそうなところだなと思い見ていましたが風が結構強いんですね。あそこで風吹き付けたらこの時期だとちょっとつらいかもしれません。でもそんな寒さの中で食べるすき焼きはおいしそうですね
また、記録を読みつつ、改めてマナーはしっかりしておきたいなと思っています。
テント泊お疲れ様でした!
zucchi
zucchi さん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
小袖駐車場で休んでいるとき
何人かの方とすれ違いましたが、
どの方かなあとおもいながら読みました
氷点下でのテント泊はさすがに・・・・
でも、不思議ですね。
これに懲りる訳でもなく、
また、行きたくなってしまうのですよね。
山の魔力でしょうか・・・
また、どこかでお会いできることを祈りつつ^^
calliopeさん、こんばんは。
冬山でのテン泊はかなり寒そうですね。
私、日帰り山行しかしたことないので、テント泊に憧れています。
とってもステキです。
山でのすき焼き、、、いいですね。
家でのすき焼きとはちょっと違った味?だったのではないでしょうか?
それにしても、寒そうですね。
この日は、山に行くのを諦めドライブしていたのですが、午後3時頃、青梅街道の柳沢峠で−7℃でしたよ。
ここの標高が1450程度なので、奥多摩小屋の朝の気温はもっと低かったのでは???
次回の、雲取山リベンジも楽しい山行になると良いですね。
aotty
こんにちわ!初めまして
雲取テン泊お疲れ様でした。
今回は山頂までは行けなかったにしろ良い経験になりましたね お疲れ様でした
きっと次はバッチリ行けますよ
そんな私はいつも用意万端と思いつつも何か1つ忘れがちなおバカなんですよ
でわまた。。
straycatsさん
こんばんは^^
コメントありがとうございます。
雲取山山頂は諦めましたが、
良い体験をしました。
これに懲りず
行ける限り、いろいろな山に挑戦してみたいと思っています。
これからもよろしくです
感想の奥多摩小屋の話、並びに装備、テント泊の記録、
参考になりました。
私も直前の2010年の12月29、30日に
テン泊デビューでした。
場所は同じく鴨沢から登り、雲取避難小屋脇で幕営。
気温は朝方に−11℃。
なので、この記録も臨場感を伴って読ませていただきました。
いよいよ、この冬は八ヶ岳で幕営しようと考えています。
ありがとうございました。
masoumasouさん
コメントありがとうございます。
テント泊を快適にと思うと重量が増しますので、痛し痒しです。最近、軽量化に努めているのですが、それでも私には装備は軽くありません。
もう少し暖かいシュラフが欲しいと思っています。女性の方が男性より5℃程寒さに弱いと言われていますので、同じ装備では駄目なようです。
八ヶ岳での幕営山行記録楽しみにしています。
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