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記録ID: 98312
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雪山ハイキング
槍・穂高・乗鞍

上高地テント泊 〜霧氷とモルゲンロート

2011年02月05日(土) ~ 2011年02月06日(日)
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Tad その他1人
GPS
24:20
距離
18.9km
登り
93m
下り
103m

コースタイム

5日:釜トンネル - 大正池 - 小梨平(テント設営) - 明神池 - 小梨平(泊)
6日:小梨平 - 田代橋 - 田代池 - 大正池 - 釜トンネル
天候 5日:曇り時々雪
6日:晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2011年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 タクシー 自家用車
往路:松本駅でピックアップ 沢渡まで車、沢渡から釜トンネル入口までタクシー
復路:釜トンネルから沢渡までタクシー(2,800円)沢渡から新島々まで車
   新島々から松本電鉄で松本へ
コース状況/
危険箇所等
■登山ポスト:釜トンネル入口の中の湯事務所前にあり

■道の状況:
釜トンネル出口付近から大正池までの区間で雪崩は起きていない様子
河童橋までバス道路や大正池、田代池を通る道も含めてかなり踏み固められており、ツボ足でも危険はない。
(釜トンネル入口の部分のアスファルトが凍って滑りやすいのが最も危険かも)
積雪量は場所により50cm〜1mくらいと思う
冬期は休業の帝国ホテル
2011年02月07日 00:25撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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冬期は休業の帝国ホテル
凍結して使用禁止になっている水場の屋根の下に設営
2011年02月07日 00:25撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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凍結して使用禁止になっている水場の屋根の下に設営
小梨平の猿 20頭くらい周囲にいて葉っぱを食べていた
2011年02月07日 00:25撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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小梨平の猿 20頭くらい周囲にいて葉っぱを食べていた
明神へ向かううちに雪になってきた
2011年02月07日 00:25撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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明神へ向かううちに雪になってきた
岩魚の嘉門次小屋の看板も辛うじて顔を出す
2011年02月07日 00:25撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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岩魚の嘉門次小屋の看板も辛うじて顔を出す
明神池
2011年02月07日 00:25撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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明神池
六百山も雲に隠れてしまった
2011年02月07日 00:25撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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六百山も雲に隠れてしまった
二日目の朝、見事に赤く染まった雪の穂高
2011年02月07日 07:16撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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二日目の朝、見事に赤く染まった雪の穂高
奥穂の頂上に雪煙が上がる
2011年02月07日 00:26撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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奥穂の頂上に雪煙が上がる
焼岳にも日が当たり始めた
2011年02月07日 00:26撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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焼岳にも日が当たり始めた
小梨平近くの梓川の堤から 向う岸の霧氷の林にも日が差してきた
2011年02月07日 00:26撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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小梨平近くの梓川の堤から 向う岸の霧氷の林にも日が差してきた
2011年02月07日 00:26撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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同じ場所から焼岳 頂上付近から噴煙が出ている
2011年02月07日 00:26撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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同じ場所から焼岳 頂上付近から噴煙が出ている
10張りくらいのテントが設営されていた
2011年02月07日 00:26撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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10張りくらいのテントが設営されていた
帰路、梓川の堤から もうだいぶん雲が多くなってきた
2011年02月07日 00:26撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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帰路、梓川の堤から もうだいぶん雲が多くなってきた
田代池付近は水蒸気量が多いからか霧氷が見事
2011年02月07日 00:26撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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田代池付近は水蒸気量が多いからか霧氷が見事
大正池へ向かう途中の木々の影
2011年02月07日 00:26撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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大正池へ向かう途中の木々の影
薄氷の大正池に焼岳の姿が映る
2011年02月07日 00:26撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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薄氷の大正池に焼岳の姿が映る
最後に穂高が見える場所から
2011年02月07日 00:26撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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最後に穂高が見える場所から
撮影機器:

感想

一度見てみたかった真冬の上高地へ。
日帰りでは難しい夜明けの写真を撮りたいので、唯一小梨平テント泊のツアーを募集していた信州ガイド「やまたみ」に申し込んだ。
結果的に申し込んだのは一人だけだったらしいのだが催行してくれて、ガイドさんと二人だけのキャンプになった。

1日目は釜トンネル入口から小梨平まで歩いた後、テントを設営してから明神池までスノーシューで出かける。
天気はパッとせず、山は雲の中で明神池では雪も降り始めた。
2日目に期待して、日没前からガイドさんと色々話しながら沢山食べ、飲んで、7時には寝てしまった。

2日目の朝、テントから顔を出して見てみると真っ青な空。
夜明け前に食事を済ませ、片づけをガイドさんにお願いして河童橋まで穂高の撮影に走る。
木々には良い具合に霧氷が付いて写真の前景を務めてくれる。

昨晩小梨平には10張りくらいのテントが張られたが、やはり写真目当てに泊った人も何人かいたらしく同じ場所に三脚を立てた人と挨拶を交わす。
20分程撮ってからテントへ戻り、撤収してから小梨平近くの河原に行ってさらに撮影。

8時過ぎに小梨平を発ち、梓川沿いに歩いて、田代池、大正池を経由して撮影しながら釜トンネルへ戻る。
田代池には10人ほどのグループが岸ギリギリに三脚を並べ、霧氷の着いた木々に霞沢岳の稜線から太陽の光が差す瞬間を待っていた。

以前は冬の上高地と言えばほとんど人の入らない神秘の世界を想像していたのだが、意外なほどに人が多い。
主要な通り路はすっかり踏み固められ、数十人規模のツアーと少なくとも3組はすれ違った。

ガイドさんによると年々冬に入る人が増えており、恐らく今年は昨年の3倍くらいの人数が入っているとのこと。
タクシーのドライバーの話では、週末にバスが10台くらい来たこともあるそうだ。
そういう事情もあり、現在の雪の状態は河童橋近辺まではスノーシューなどの道具なしに歩いて行ける。

8時半くらいには上空に雲が出てきてしまい青空ではなくなったが、白樺に着いた霧氷、薄氷の張った大正池などを見ることができて面白い2日間だった。

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コメント

上高地テン泊
Tadさん、こんにちは。

はじめまして。
(リハビリ中で身体的にはまだまだ無理ですが、笑)今、一番行って
みたい場所です。レポを拝見すると、タイミング(好天 + 踏み跡 etc)
を揃えれば、そんなにハードルは高くないようですね
2011/2/7 10:42
冬の上高地
pokopenさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。

そうですね、私も思ったより気楽に入れると感じました。
降雪の直後はスノーシューなどがあったら良いと思いますが、それを除けば、単独の場合に真っ暗な釜トンネルを独りで歩けるか、が最大のハードルではないでしょうか?
(私は無理だと思いました…
2011/2/7 15:14
そうでしたね。
こんばんわ。

なるほど、そうでしたね。
私には、釜トンネルと言えば、未だに旧釜のイメージしか持てなくて・・・。
凍てた中、たとえ1.3kmでも、チキンの私には無理っぽいなァ〜
他の事も考えると、ツアー参加が賢明ですね
2011/2/7 20:25
上高地テント泊 〜霧氷とモルゲンロート
pokopenさんコンバンワです。
そうですか、冬の上高地は雪崩と背中合わせのコースで滅多に人が入る事は無い場所でしたが、やはり新鎌トンネルのお陰なのですかね。
今年は是非行ってみたいと思っています。
2011/2/7 20:30
冬の上高地
Tadさん、こんにちは。

場所を拝借して失礼します。


  kintakunteさん、こんにちは。

  今シーズンに行かれるんですか。
  レポを楽しみにしておきます
  確か、トンネルを出た辺りが特に危ないんですよね。
  十分にお気をつけて、楽しい山行を〜

 
気になって、「釜トンネル」で検索してみたら・・・、新釜の冬季トンネル照明を巡っては、当局も色々考えているようですね。

=> 信毎web のサイト:http://www.shinmai.co.jp/ から「信州山小屋ネット」
=> 2008年12月24日の記事
 
2011/2/8 12:01
釜トンネル
pokopenさん、kitakunteさん、

こんばんは。

入山する人を減らすために照明を消してる、という噂はきいたことがありましたが、ほんとうだったんですね。

話は変わりますが、釜トンネルのゲートの近くには駐車場がないので車の人は要注意です。
我々が帰って来る直前に車を止めたままトンネルに入っていった人がいるらしく、警察が呼ばれてレッカー移動の準備中でした。
2011/2/8 23:51
プロフィール画像
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