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記録ID: 991799
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ハイキング
甲信越

歴史と神秘の感動山旅――要害山〜深草観音〜大蔵経寺山

2016年10月02日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
12.3km
登り
734m
下り
942m

コースタイム

日帰り
山行
5:50
休憩
1:30
合計
7:20
8:00
60
10:20
11:00
10
11:10
40
11:50
12:30
80
大岩園地分岐
13:50
80
天候 くもり
過去天気図(気象庁) 2016年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
JR甲府駅から路線バスに乗り、積翠寺バス停で下車。下山後は石和温泉駅まで歩きました。
積翠寺バス停から登山口へ。
2016年10月02日 07:59撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
10/2 7:59
積翠寺バス停から登山口へ。
登山口近くの公衆トイレ。ボットン和式です。手洗い場はあります。
2016年10月02日 08:08撮影 by  ,
10/2 8:08
登山口近くの公衆トイレ。ボットン和式です。手洗い場はあります。
林道から登山道に入りました。舗装されていますが、いきなり結構な急登。
2016年10月02日 08:14撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
10/2 8:14
林道から登山道に入りました。舗装されていますが、いきなり結構な急登。
苔むした立木。
2016年10月02日 08:32撮影 by  ,
10/2 8:32
苔むした立木。
赤松の森にもやがかかる。
2016年10月02日 08:33撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
10/2 8:33
赤松の森にもやがかかる。
もしゃもしゃキノコ。ホウキタケの一種?
2016年10月02日 08:48撮影 by  ,
10/2 8:48
もしゃもしゃキノコ。ホウキタケの一種?
くりりんっキノコ。
2016年10月02日 08:48撮影 by  ,
10/2 8:48
くりりんっキノコ。
要害山城の曲輪のひとつ、不動曲輪。お不動さんが祀られていました。
2016年10月02日 08:49撮影 by  ,
10/2 8:49
要害山城の曲輪のひとつ、不動曲輪。お不動さんが祀られていました。
いくつかの門跡を経て、いよいよ要害山の頂上へ。
2016年10月02日 08:59撮影 by  ,
10/2 8:59
いくつかの門跡を経て、いよいよ要害山の頂上へ。
霧に包まれた要害山頂。石碑があります。
2016年10月02日 09:00撮影 by  ,
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霧に包まれた要害山頂。石碑があります。
「武田信玄公誕生之地」!!
2016年10月02日 09:00撮影 by  ,
10/2 9:00
「武田信玄公誕生之地」!!
頂上は広場のようになっていました。ここが要害山城の中心。どんな建物が建っていたのでしょう。
2016年10月02日 09:07撮影 by  ,
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頂上は広場のようになっていました。ここが要害山城の中心。どんな建物が建っていたのでしょう。
反対側を下ります。竪堀跡。たしかに道の両側が谷で、堀になっています。
2016年10月02日 09:13撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
10/2 9:13
反対側を下ります。竪堀跡。たしかに道の両側が谷で、堀になっています。
苔の美しい場所。
2016年10月02日 09:39撮影 by  ,
10/2 9:39
苔の美しい場所。
「国鉄 日本交通公社」――昭和を感じます。
2016年10月02日 10:05撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
10/2 10:05
「国鉄 日本交通公社」――昭和を感じます。
巨大な岩が現れました。
2016年10月02日 10:15撮影 by  ,
10/2 10:15
巨大な岩が現れました。
巨岩の下に石仏が祀られているので、見に行ってみましょう。
2016年10月02日 10:18撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
10/2 10:18
巨岩の下に石仏が祀られているので、見に行ってみましょう。
何体もの石仏がひっそりと祀られていました。
2016年10月02日 10:20撮影 by  ,
10/2 10:20
何体もの石仏がひっそりと祀られていました。
神聖な雰囲気。ここが深草観音のようです。上の方に参道が続いています。
2016年10月02日 10:25撮影 by  ,
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10/2 10:25
神聖な雰囲気。ここが深草観音のようです。上の方に参道が続いています。
年月を感じます。
2016年10月02日 10:26撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
10/2 10:26
年月を感じます。
参道の千手観音像。
2016年10月02日 10:27撮影 by  ,
10/2 10:27
参道の千手観音像。
ここにも、何体もの仏様が。奥にはハシゴがかかっています。
2016年10月02日 10:30撮影 by  ,
10/2 10:30
ここにも、何体もの仏様が。奥にはハシゴがかかっています。
素朴で柔和な石仏です。
2016年10月02日 10:31撮影 by  ,
10/2 10:31
素朴で柔和な石仏です。
急峻なハシゴ。こりゃすごい。
2016年10月02日 10:32撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
10/2 10:32
急峻なハシゴ。こりゃすごい。
ハシゴの銘板。昭和三年に奉納されたもののようです。
2016年10月02日 10:32撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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10/2 10:32
ハシゴの銘板。昭和三年に奉納されたもののようです。
ハシゴは怖いので登らず、別の道を上がってきました。
2016年10月02日 10:43撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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10/2 10:43
ハシゴは怖いので登らず、別の道を上がってきました。
なんと! こんな場所にたどり着きました。ここが深草観音のお堂ですか。
2016年10月02日 10:51撮影 by  ,
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10/2 10:51
なんと! こんな場所にたどり着きました。ここが深草観音のお堂ですか。
上から見た先ほどのハシゴ。やっぱりこれは怖いです。
2016年10月02日 10:47撮影 by  ,
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10/2 10:47
上から見た先ほどのハシゴ。やっぱりこれは怖いです。
迂回路を戻りました。それにしてもすごい所です。
2016年10月02日 10:55撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
10/2 10:55
迂回路を戻りました。それにしてもすごい所です。
大蔵経寺山へ。途中、栗がたくさん落ちていました。
2016年10月02日 11:40撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
10/2 11:40
大蔵経寺山へ。途中、栗がたくさん落ちていました。
稜線から甲府の街が見下ろせました。
2016年10月02日 13:20撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
10/2 13:20
稜線から甲府の街が見下ろせました。
赤ずきんの妖精。
2016年10月02日 13:35撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
10/2 13:35
赤ずきんの妖精。
緩やかな下りに現れた大蔵経寺山の三角点。頂上という感じではないですね。
2016年10月02日 13:45撮影 by  ,
10/2 13:45
緩やかな下りに現れた大蔵経寺山の三角点。頂上という感じではないですね。
展望台より。石和の街が近づいてきました。
2016年10月02日 14:49撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
10/2 14:49
展望台より。石和の街が近づいてきました。
無事に大蔵経寺まで下山しました。
2016年10月02日 15:09撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
10/2 15:09
無事に大蔵経寺まで下山しました。
石和温泉駅に到着です。
2016年10月02日 15:20撮影 by  ,
10/2 15:20
石和温泉駅に到着です。
正午の天気図(気象庁より)。甲信地方は気圧の谷で雲が広がりやすい天気でした。
正午の天気図(気象庁より)。甲信地方は気圧の谷で雲が広がりやすい天気でした。
撮影機器:

感想

 武田氏ゆかりの山、要害山。かつてそこには城が築かれ、かの武田信玄はこの地で生まれたという。
 そんな歴史へのちょっとした興味から、要害山を今回の行き先に選んでみました。実は、元々は2泊3日で白峰三山縦走を計画していたのですが、悪天候のためにそれを諦め、近場の日帰りで登れる山ということで選んだ次第です。
 この日は日曜日でしたが、じめじめとした曇天のせいか、道中で会ったのは一人のみ。とても静かな山歩きとなりました。
 要害山城は、門跡や曲輪跡、堀跡といった遺構が残されています。往時のことを想像しながら歩きました。山頂に着くと、そこは広場のように平らになっていました。かつて館があったはずで、ここで生まれたのが一人の子が、後の武田信玄ということです。一角に、信玄生誕の地を示す碑がひっそりと立っていました。当時の武士やその家族たちは、ここでどんな暮らしをしていたのでしょう。多くの年月を経て、その同じ場に自分が立っていることにロマンを感じずにはいられませんでした。
 山頂を後にして向かったのは深草観音。山の中に厳かな雰囲気の場所が忽然と現れました。多数の石仏を拝しつつ岩場を登ります。たどり着いたのは岩窟の祠でした。巨大な岩と、苔や木々などの自然。それらと石仏が一体化した空間。想像を超える神秘に満ちた、感動的な場所でした。
 そこからは長い尾根道を緩やかに下りました。大蔵経寺山の三角点は、そんな下りの途中にありました。特に際立ったピークというわけではなく、見通しもきかないので、山頂標がなければ気づかなかったでしょう。
 山の名前になっている大蔵経寺まで下りたら、石和温泉駅まで歩いてゴール。
 歴史探訪、秘境探検の気分に満ちたすばらしい山旅でした。

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