残雪の八方ヶ岳・鍋倉森
- GPS
- 04:52
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 932m
- 下り
- 848m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
4月30日、岩木川源流大川左岸の尾根を歩いて八方ヶ岳、大割沢のボッチ、鍋倉森を経て大川堰堤上流に降りて大川を渡り大川林道を歩いて戻りました。
このコースは4月10日にもスノーシューで挑戦したのですがやせ尾根を急登するときに深いツリーホールがあると怖くて1時間も歩かないで敗退しました。それでつぼ足で歩けるように雪が硬くなるのを待っていたのです。雪の上の歩行は快適でした。平地では走ることだってできます。でも日当たりのよい所は雪が消えてしまって藪こぎになりました。
30分ぐらい歩くと何か動く気配がしてよく見ると「かもしか」でした。後ろ向きですが首だけ曲げてこちらを見る例のポーズです。「かもしか」に会うのは三回目ですが写真を撮らせてくれたのは初めてでした。私のカメラの性能では大きく撮れないので少し近づこうと動いた途端、素早く崖を降りて見えなくなりました。
八方ヶ岳が近づくと真っ直ぐ頂上を急登するか、一旦なだらかな北側のピークを登ってから頂上を目指すか迷いましたが初めてのコースなのでゆるい方を選びました。登り終わって右を見ると雨量観測所がありました。
大割沢のボッチに着いて鍋倉森経由して大川に降りるか暗門方面に向かうか迷いました。鍋倉森を目指すと大川を渡る必要があります。雪解け水で増水しているので渡れるか不安でした。でも結局最初の計画通り鍋倉森に向かいました。雪解け水が多いだろうけど雨で増水しているわけではないので何とかなるだろうという判断です。
大割沢のボッチを過ぎてよく見ると二人ほどの足跡が見えます。私とは反対、鍋倉森方面からの足跡です。ちょっと心細くなっていたのでああこの時期、この場所を歩いている人もいるんだと思うと何だかほっとしました。
判然としない鍋倉森頂上から降りました。かなり急な降りがあって怖かったところもありました。途中でかつらの大きな木を見つけましたが、そんなに大きくないで、いわゆる鍋倉のかつらの巨木ではないでしょう。
大川は想像通りの水量でした。川幅が広く4つに分流している場所を選びました。濡れるのは嫌だったのでズボンと登山靴だけ脱いでタイツを太ももまでずり上げました。雪解け水は猛烈に冷たく押しも強かったですができる限り急いで渡りました。冷た過ぎて一刻も早く水から上がりたかったのです。こういうときは昔、釣りバカで川を走り回った経験が役に立ちます。
最後の大川林道はまだ雪が深かったですがゆっくりのんびり歩いて無事大川橋付近に置いた車に着きました。
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