秋葉山〜仏岩山(西上州)

2011年02月20日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 6.9km
• 登り: 653m
• 下り: 647m

コースタイム

Ⓟ0800〜0830不動明王像〜0850千人詰め〜1000秋葉山1010〜1100仏岩山1150〜1300一本岩が南に見える岩稜〜1310木々岩峠分岐〜1345道祖神〜1430Ⓟ

天候

ほぼ晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

馬居沢の路肩

コース状況／危険箇所等

一般的な登山道ではありません。
踏み跡は不明瞭、マーキングが頼りです。

秋葉山への登りは急なガレ場。
北側斜面には雪が10�冂�ありました。

ルートは参考までに。。。

写真

2/20 8:15

あれが秋葉山かな〜

2/20 8:33

ブロック小屋の不動明王像

2/20 8:48

千人詰め
石仏と石碑があります

2/20 8:51

ガレ場です(汗

2/20 8:52

いくつのも岩洞があります

2/20 8:57

羅多羅童子(あらたらどうじ)
計三十六童子あるとのこと

2/20 9:59

秋葉山頂
バックに仏岩山

2/20 9:59

山頂から物語山と浅間

2/20 10:02

妙義方面

2/20 10:32

仏岩山への尾根

2/20 10:59

仏岩山頂
奥に十一面観音

2/20 11:52

荒船山〜物語山

2/20 11:53

鹿岳

2/20 12:21

切り通し

2/20 12:58

一本岩

2/20 13:46

道祖神

撮影機器：

COOLPIX S600 NIKON

感想

lilio

ある所の資料によると、
『秋葉山は正式には「あきはさん」と称し、馬居沢の人達は愛情を込めて「あきやさん」と呼んでいます。
仏岩山「ごしゅうざん」と共に、西上州の山岳信仰・民間信仰の代表的な山です。』
とあります。

馬居沢から車道を上がって行くと、右にブロック小屋の不動明王像。
ここから左の馬居沢川を渡り、秋葉山の山腹にとりつきます。
少し登ると、光網勝童子の石碑。
またしばらく登ると、大岩の基部に岩洞(岩屋)があり、
中に普寛行者の石仏と石碑(ここが千人詰め)。
この辺り一帯、岩洞と童子石碑が沢山あります。
ただ、急なガレ場なので落石に注意。

登り上げると見晴の良い尾根、物語山が綺麗に見えます。
マーキングを辿って、トラバース気味に登って行くと鞍部。
すぐに「秋葉山」(861m)です。
山頂には、石仏・石碑・石祠がいくつもあります。
展望も良く、気持ちの良い山頂です。

一旦鞍部に下りて、南の尾根を仏岩山へ。
この尾根上にも石仏・石碑がピークごとに祀られています。
雪の残った尾根道には、獣の踏み跡。
やがて境界石があらわれ東へ進むと「仏岩山」(950m)。

仏岩山頂には、石祠と十一面観音像。
こちらも展望が良く、陽だまりでランチ。

木々岩峠へは南の尾根を下りますが、急なザレ場です。
一部広い尾根になりますが、境界杭やマーキングを探して下れば、
迷う事は無いと思います。

途中、林道の切り通しで大きく迂回、
既存の尾根に復帰して東へ進むと木々岩峠。
この「木々岩峠」というプレートの標識は2か所ありました。
どちらが本物かな??

一本岩を拝みに寄り道をして、仏岩山側の木々岩峠から北の谷方向に下山。
北側は雪が深くアイゼンを装着。
沢沿いを下り、道祖神〜林道〜馬居沢へと戻りました。


終始雪の上には、まるで私達の行く手を指し示すかのように、獣の足跡だけがどこまでも延びていました。
今となっては、訪れる人も少ない山岳信仰の山を巡る山行でした。