丹沢山
![情報量の目安: B](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_B2.png)
コースタイム
見晴茶屋 0645
駒止茶屋 0710/0720
花立山荘 0805
塔ノ岳 0825/0845
丹沢山 0925/0945
塔ノ岳 1035/1100
花立山荘 1115
見晴茶屋 1215
大倉 1230
過去天気図(気象庁) | 2013年02月の天気図 |
---|
写真
装備
個人装備 |
靴:シリオP.F.301
|
---|
感想
ふと思い立って、雪の丹沢へ行ってきた。2/6に雪が降ったはずなので、まだそれなりに雪が残っていることを期待して。雪山用の装備をまったく持ってないので、ヒートテックとジャンパーという、ほとんど下界の普段着で臨んだ。着の身着のままで行けるのが丹沢の良いところだ。(いや、本当はそれではいかんのだろうけど)
夜明けとともに出発し、バカ尾根を行く。花立までの道は霜でがちがちに固まっていた。花立山荘の上から積雪。金冷しから上では小規模な樹氷が見られた。塔ノ岳山頂も10cmくらいの雪で覆われていた。午前8時の時点で、それほど寒くない。1月に来たときより明らかに暖かい。風が殆どないからかもしれない。何気に2時間強で登頂できたのはなかなか。
時間もあるしせっかくなので丹沢山へも行ってみた。夏用の山靴でアイゼンもないのでちょっと不安はあったが、行ってみればどうということはなかった。暖かくて、雪が柔らかいのだ。おかげで上り下りもキックステップでまったく問題なし。吹き溜まりでは積雪は50cmというところか。周辺のアイゼン装着率はかなり高くて、見た限りでは丹沢山まで行く人は100%装着していたようだ。塔ノ岳でも95%くらいか。日が昇るにつれて樹氷からはらはらと氷が舞い落ちてダイヤモンドダストのように綺麗だった。樹氷は9時くらいまでには消えてしまった。
丹沢山も20年ぶりくらい。何もないイメージがあるんだけど、やっぱり何もなかった。みやま山荘の前に雪原が広がっているだけだ。山頂こんなに広かったんだなあ。帰り道はほとんど春のような暖かさで、暑いのでジャンパーも脱いで綿シャツだけになった。
塔ノ岳へ戻ると、山頂は人で埋まっていた。百人はゆうに超えている。カップヌードルを食べている人多数。僕が下っているときにも老若男女が次から次へと登ってくる。この頃には花立から下の道は霜が融けてもうドロドロのぐちゃぐちゃ。雪道よりも気を使う。それでも慎重かつ大胆に急いで1.5時間で下りた。
プチ雪山気分を味わえてよい気分転換になった。雪を踏むあのキュッキュという音と何だか片栗粉踏み締めてるような感触が新鮮でいいです。今日の丹沢だったら、ふつうにスキー場歩いてるのと同じようなものか。そろそろ軽アイゼンくらいほしいなあ、でもお金ない。
いいねした人