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Yamareco

記録ID: 1010610
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無雪期ピークハント/縦走
甲信越

【三角点探訪02】梨子野山(昼神温泉から尾根歩き)15年ぶりの発見?

2016年11月20日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:54
距離
12.9km
登り
985m
下り
1,064m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:43
休憩
1:12
合計
5:55
距離 12.9km 登り 986m 下り 1,068m
9:13
47
スタート地点
10:00
10:08
52
四等三角点「深沢」
11:00
11:05
41
三等三角点「兎沢」
11:46
18
12:04
12:44
36
13:20
13:27
33
14:00
14:12
56
15:08
昼神温泉郷
梨子野山から梨子野峠までの下山が36分もかかっているのは、途中で忘れ物に気づいて梨子野山まで登り返したためです。(普通は10〜15分)
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2016年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
前半はメジャーコースではありません。目印なし、踏み跡不明瞭。
下山コースは明瞭な踏み跡がありますが、入山者の少ないコースです。
ここから登っていきます。
(入口は踏み跡が見えていましたが、10mほどで途切れてしまいました。)
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ここから登っていきます。
(入口は踏み跡が見えていましたが、10mほどで途切れてしまいました。)
先週の夜烏山に似た尾根歩き。
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先週の夜烏山に似た尾根歩き。
最初の山頂。
四等三角点「深沢」。
標高1,034m
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四等三角点「深沢」。
標高1,034m
謎のワイヤーロープがありました。
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謎のワイヤーロープがありました。
2つめの三角点への道は、途中からヤブこぎに。
背丈ほどの高さがありますが、踏み跡ははっきりしてました。
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2つめの三角点への道は、途中からヤブこぎに。
背丈ほどの高さがありますが、踏み跡ははっきりしてました。
三等三角点「兎沢」。
標高1,139m
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三等三角点「兎沢」。
標高1,139m
兎沢から先ははっきりとした道・・・と思いきや、このあと1時間近くヤブこぎをするハメに・・・。
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兎沢から先ははっきりとした道・・・と思いきや、このあと1時間近くヤブこぎをするハメに・・・。
笹ヤブと格闘して出た先は、清内路から梨子野峠へと登る道。
想定よりずっと下ってしまっていたようです。
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笹ヤブと格闘して出た先は、清内路から梨子野峠へと登る道。
想定よりずっと下ってしまっていたようです。
梨子野峠。
ここに直接出てきたかった・・・。
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梨子野峠。
ここに直接出てきたかった・・・。
峠からは普通の登山道を歩いて、梨子野山に到着。
ここいらでお昼。
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峠からは普通の登山道を歩いて、梨子野山に到着。
ここいらでお昼。
今日こそは、と意気込んで、ついに梨子野山の三角点を発見!!
今日いちばん嬉しかった出来事。
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今日こそは、と意気込んで、ついに梨子野山の三角点を発見!!
今日いちばん嬉しかった出来事。
登山道から見た三角点。
私の赤いザックのところにありました。
こりゃ見つかるわけがない。
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登山道から見た三角点。
私の赤いザックのところにありました。
こりゃ見つかるわけがない。
梨子野峠から今回は青木集落方面に下ります。
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梨子野峠から今回は青木集落方面に下ります。
なんて平和な道。
3
なんて平和な道。
最後は林道歩き。
林道脇には動物の罠がたくさんありました。
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最後は林道歩き。
林道脇には動物の罠がたくさんありました。
無事、昼神温泉に戻ってきました。
当然ひとっ風呂!
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無事、昼神温泉に戻ってきました。
当然ひとっ風呂!

装備

個人装備
長靴 防寒着 行動食 非常食 飲料 タオル 帽子 地形図or登山地図 シルバコンパス ナイフ 山行記録メモ 時計 携帯電話 カメラ ヘッドランプ 救急医療セット ザックカバー
備考 登山靴でなく長靴を使用したのは、ー身が長靴で山を歩き慣れている。雨上がりで山道のぬかるみが予想された。4箴譴覆鼻爪先に体重をかけなければならない箇所がないという確信があった。という理由からです。

感想

今回の目的は未知なる尾根歩きと三角点探し。

最初の取付では登り出してすぐに踏み跡がなくなってしまったものの、わかりやすい尾根だったことと、ヤブらしいヤブが無かったことから、そのまま上を目指しました。

先週の夜烏山と同じく、大したヤブがないのが幸いして、最初の四等三角点まではすんなり登れました。

そこから次の三角点までは合計8つの小ピークが。そのうち5番目のピークが地図を一見しただけでは気付かない隠れピーク。恥ずかしながら全く気付くことなく(すなわち計7ピークだと思っていた)、7つめのピークに到達して「さて三角点はどこだ?」と探すも見つからず、GPSの画面をみてはじめて気付くという有様でした。

また、4つめのピークへの登りからササが茂ってきて、踏み跡ははっきり判るもののなかなか難儀。

そんなこんなで2つめの三角点をなんとか発見。
そのあとは踏み跡が明瞭になり、こりゃ楽だと思いきや、途中で踏み跡は途切れ、完全なるヤブこぎに突入・・・。梨子野峠に至るまで1時間近く格闘しました。

梨子野峠までの最後のピークを巻こうとしたのが失敗で(ピークの先には道があった)、清内路側の登山道に出てしまい、最後は見慣れた道を歩いて梨子野峠に到着。その先は予定通りそのまま登山道を歩き、12時過ぎに梨子野山に着きました。

ですがそのあと、今日こそはと意気込んで探しにかかった梨子野山の四等三角点「大平」をついに発見!

1時間くらいは探し回る覚悟でいましたが、こちらの情報( http://alps.raindrop.jp/Report/Ina/20011118Takatoyayama/Top.htm )を参考に探すこと約10分、「なんか変なものを踏んだな〜」と思ったら、それがまさかの三角点の標石でした。
ほんとに運がよかったです。

インターネット上では上記のサイト以外、この三角点を見つけたという情報が一切なく、15年近くずっと誰の目にも触れられていなかったようです。なんかタイムカプセルみたいですね。

帰りは梨子野峠から青木への道をまっすぐ下り、30分ほどで青木集落へ。
当初はここからもうひと尾根越えるつもりでしたが、たまたま出会った地元の方に道を聞くと「入口はわかるがその先は行ったことないからわからん」とのこと。(まぁ当然の反応ですが。)ここで無理に入って、よけいな心配をかけるのもアレなので、おとなしく林道を下ることにしました。
でも入口はわかったし、出口も心当たりがあるので、日をあらためて挑戦してみようと思っています。

去り際、道を聞いた地元の方(だいこん農家)から「だいこん持ってく?」の一言。
いや〜ビックリしましたね。
ありがたく頂戴し、帰りはだいこん4本背負ってちょっとしたトレーニングとなりました。

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コメント

埋もれていた三角点
執念で、ついに見つけましたね。
やった! きっと小躍りしたでしょうね。
精力的に、清内路界隈を探索されていて関心しきりです。
2016/11/23 19:22
Re: 埋もれていた三角点
このあたりが最も通いやすいので、雪が降るまでもう少し三角点探訪が続きそうです。
2016/11/23 20:58
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技術レベル
1/5
体力レベル
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