白山
コースタイム
0710 禅定道分岐
0730/0740 岩をくぐる
0800/0805 殿ヶ池小屋
0835/0845 黒ボコ岩
0900 室堂
0925/1005 白山御前峰
1025/1035 剣ヶ峰
1110/1125 大汝峰(おおなんじみね)
1155/1200 室堂
1245/1255 甚之介小屋
1355 別当出合着
過去天気図(気象庁) | 2002年08月の天気図 |
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感想
白山も6回目ともなるとただ登るだけじゃ面白くないので、荷物を軽くしてタ イムトライアルをしてみることにした。とりあえず観光新道経由で2時間以内を 目標に据える。
尾根筋に上がるまでに半時間あまりかかったが、この急登を飛ばすのはきつ かった。室堂から山頂まではさすがに足が重くなった。なんとか3時間を切る2時 間50 分で山頂に辿り着いたけど、目標には遠く及ばない。前回の観光新道経由 のときよりも30分は短縮したのだけど…、過去の自分の記録をよく見ると、観光 新道は砂防新道よりも時間かかるのかもしれない。
山頂ではまだかろうじて晴れていて、北アルプスを眺めることができた。このために来たようなもんだから、嬉しい。しかしまあ形容しがたいほど美 しい稜線だな。いつまで眺めていても飽きないんだけど、その前にガスが北アを 隠してしまった。
白山もこれが最後になるだろうから、これまで手を付けてこなかった他の峰 にも登ってみることにした。まず、主峰御前峰のすぐそばに聳える剣ヶ峰。これ エアリア・マップでは道がないことになっていて、実際に整備道はないんだけど、 まあ道らしきものはあって、ほとんど問題なく登ることができた。こっちは人が 来ないんで静かでよろしい。それから大汝峰へ。御前峰もここから見ると何とな く荒々しく男性的に見えるね。大汝峰から室堂への戻りは御前峰を巻いた。
下りはいつもの砂防新道を選んだ。夏の砂防新道の記憶があまりなくて(とく に甚之介小屋から黒ボコまで)、残雪期の道と比べながら歩いたのだが、どうも 残雪期の記憶と一致しない。ルートが若干違うのかもしれない。それにしても夏 の砂防新道はおそろしく単調だ。道に迷うことはあるけれど残雪の砂防新道のほ うがまだ面白い。下りはいつもどおりのペースにしたが、足の痛みはいつもほど 酷くはなかった。というのもたぶん、前回の山行以来両足の親指が痺れていて感 覚が麻痺しているからかもしれない。もっとも、足先の代わりに登りの影響で膝 が痛かった。下山後は白峰温泉の総湯で汗を流した。
タイムトライアルをするなら、砂防新道を登るべきだった。コース・タ イムはこちらのほうが短いようだ。しかしそれでも僕が2時間を切るのは難しいだろ う。別当出合から白山山頂まではおよそ8kmで、平地でふつうに歩いたって2時間 かかる距離なのだ。これを山でやろうとしたら、どうしたって走らないわけには いかない。走るとなると、僕にはとても対応できない。日々のトレーニン グの積み重ねが必要になるからだ。
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