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Yamareco

記録ID: 1016004
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ハイキング
富士・御坂

富士山を眺めに天子ヶ岳〜長者岳

2016年11月26日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:00
距離
12.1km
登り
981m
下り
974m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:05
休憩
0:41
合計
7:46
6:51
66
7:57
8:14
71
9:25
9:36
23
9:59
9:59
28
10:27
10:39
139
12:58
12:59
98
14:37
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
スタート時点から富士山どん(み)
7
スタート時点から富士山どん(み)
田貫湖で日の出を迎えます(み)
9
田貫湖で日の出を迎えます(み)
これから登る長者ヶ岳と天子ヶ岳。たぶん(み)
1
これから登る長者ヶ岳と天子ヶ岳。たぶん(み)
登山口に入るところで富士山とはしばらくお別れ(も)
6
登山口に入るところで富士山とはしばらくお別れ(も)
ゆるやかで歩きやすい植林帯。
治山工事のお知らせが登山口に(も)
1
ゆるやかで歩きやすい植林帯。
治山工事のお知らせが登山口に(も)
展望台で富士山休憩(も)
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展望台で富士山休憩(も)
この辺はちょこっと木に雪がついてる程度(も)
1
この辺はちょこっと木に雪がついてる程度(も)
直線的(み)
山頂付近はうっすらと(も)
1
山頂付近はうっすらと(も)
長者ヶ岳からの富士山(み)
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長者ヶ岳からの富士山(み)
初めまして長者さん(も)
1
初めまして長者さん(も)
冠雪富士山、やっぱり素敵(も)
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冠雪富士山、やっぱり素敵(も)
天子ヶ岳へ向かいます(も)
天子ヶ岳へ向かいます(も)
上の方は風がなくて暖かいけど気温は低いようで雪は溶けてない感じ(も)
上の方は風がなくて暖かいけど気温は低いようで雪は溶けてない感じ(も)
GPS地図だと山頂の位置違う、山頂標識はここに(も)
2
GPS地図だと山頂の位置違う、山頂標識はここに(も)
展望台より(も)
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展望台より(も)
天子ヶ岳の瓔珞つつじ(み)
天子ヶ岳の瓔珞つつじ(み)
下りでは顔を上げると富士山(も)
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下りでは顔を上げると富士山(も)
下山途中、ハンググライダーの発着場。妙に青空(み)
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下山途中、ハンググライダーの発着場。妙に青空(み)
帰ってくるとまた富士山どん(み)
2
帰ってくるとまた富士山どん(み)
田貫湖自然塾、素晴らしい施設。
ちびっ子達大喜びね(も)
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田貫湖自然塾、素晴らしい施設。
ちびっ子達大喜びね(も)
白珍
焼そばもいいけどここもオススメ!
おいしかったぁ(*´∀`)
5
白珍
焼そばもいいけどここもオススメ!
おいしかったぁ(*´∀`)

感想

誰もが納得できる「日本一の山」は、やはり富士山であろう。
高さ、規模、見た目の美しさ、いずれの点でも「日本一」の風格がある。

山登りをしていると、しばしば「富士山を間近に見に行くか」という気分になることがある。
例えるなら、普段はイヤホンで音楽を楽しんでいる人が「たまにはライブに行くか」と思ったり、普段は回転寿司で赤身を食べている人が「今日は回らないとこでトロ食うか」と思うようなものだろう。
イヤホン音楽にしても回る赤身にしても、それなりの魅力や楽しさがあって、不満なのではない。
その逆に、ライブや回らないトロにも、なんらかの不満があって、至高というわけでもない。
金色や銀色の皿に乗ってるからといって、何よりも美味しいとは限らない。
チープな皿に乗っていても「これ美味しい!」と感じるものはたくさんある。
私はカニカマの寿司が好きだ。トロよりも好きだ。
しかし、カニカマは「どうぞ、お子様向けです」とでも言いたげなピンクのチープな皿に乗ってやってくる。
トロの方は黒字に金という、いかにもなカラーリングの皿に鎮座している。
格上という意味ではカニカマよりも赤身、赤身よりもトロであるのだ。
山の世界ではそれが富士山であり、やはりたまには見に行きたくなる、誰もが認める日本一の山であるのだ。


ここまで書き連ねてきたことを一言で言うなら、
「富士山を見に行った」
このことである。

これまで登った山のうち、ベスト富士山ビューを得られたのは竜ヶ岳であった。
その南に位置する毛無山もまずまずと言ったところ。
ではさらに南に下ってみてはどうか?
ということで長者ヶ岳である。

田貫湖畔に車を停める。
湖から見上げた長者ヶ岳は目の前に立ち塞がる壁のようで、
「これを登るのは大変なのでは?」
そう感じさせる。
休暇村の裏手から登山口に入ると、広くて歩きやすい道であった。
山頂部が近づくにつれ雪が出てくるが、照りつける太陽の光にみるみる溶けて凍結もほぼない。木上の残雪もバラバラと塊で落ちてくる。
背後に富士山の姿が見えるものの、枝越しのためスッキリしない。葉の落ちているこの季節でもこれだから、夏場はほぼ見えないのであろう。
さすがに山頂からの富士山は大きくて迫力があった。が、富士山方向の木々を無理に切り開いている感があるのは否めない。
本来であれば展望のない山であろう。

続いて天子ヶ岳へ向かう。
V字型に降下して登り返すように見える。
これまた、
「登り返すのに苦労しそうだ」
と感じさせる。
しかし見た目ほどの険しさはなかった。
わずかな登り返しで平らかな天子ヶ岳に至る。
まるでインド神話に出てくる山のようだ。

見た目は極めて急峻でとても登れそうもないのに、信仰厚い者が目指すとまるで野原を散歩するかのように歩くだけで頂きに至るというナーダラッカ山。

こちらは信仰厚いわけではないが、意外に余裕で登ることができた。
ちなみに「なだらか」の語源がナーダラッカ山であることは言うまでもない。

今回のコースで最も険しかったのは天子ヶ岳からの下りだ。
溶けたベタ雪と積もった落ち葉の急下降道は気が抜けない。
下った後は林道に入り、やがて舗装道に出て、テクテク歩いて田貫湖まで戻ることになる。

たいていの人は天子ヶ岳まで来てもピストンで戻るようだ。
険しい下りと林道+舗装道を嫌ってのことか。
それはわからなくもない。

であれば、このコースは逆周りのほうが楽しめるのではないか。
最初に舗装道と林道をテクテク歩き、急登で一苦労する。
その先はナーダラッカ山のような穏やかな道のりと、富士山ビューを楽しむ。
ただし、夏場などには時間が遅くなれば富士山が雲に沈む可能性が高いため、空気が澄んでいる冬場のほうがオススメできそうだ。


下山後の立ち寄り湯は朝霧温泉風の湯へ行った。
以前立ち寄った時は大広間で無料カラオケを延々と楽しむ爺さん婆さんで賑わっていた温泉であった。
今ではカラオケは一曲100円になっており、楽しげに集う爺さん婆さんの姿は見られなくなっている。


「ここへ行こう。
ここの林道の駐車場に停めて天子ヶ岳〜長者ヶ岳を登って田貫湖で戻る。
細かい所の計画は練ってくれたまえ」
と提案するのは自分。
で、計画を練って立てるのがMiz。

林道の駐車場は地図には載っているが停められないかもしれないので自然塾からのスタート。
早朝の貫湖湖はカメラを持った人達が沢山集まる程の景色が見れるってことで外せない。
富士山の気まぐれで午前中のうちに展望が良い方の長者がいいだろうということで先にする変更に。
出来上がったのが今回の山行だ。

出会った人達は長者までのピストン、また天子まで行ってピストンという人が多かったようだ。
回るつもりで天子まで来て帰りのルートを変更するという人も何組かいたぐらい。

長者には一番最初について静かな登りと山頂を楽しめた。
すぐに続々と次のパーティがやってきたので賑やかになった。
長者と天子の間は以外と緩やかだった。
天子の下りは雪交じりでちょっと面倒。

また登るのなら天子ヶ岳〜長者ヶ岳がいいねって事になった。


アフターは焼きそばではなく中華。
このお店の中華粥が食べたかったんだけど
美味しくて色々食べてちゃった。


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コメント

やっぱり富士山はいいなぁ。
黒パグ隊さん、こんばんは。
病み上がりで残業帰りのちぃたろです。

やっぱり、大きい富士山はいいですねー。元気が貰える気がします。
我が家も今週末は富士山のご近所の山に登って、大きい富士山を拝みたいなぁ。

アフターの中華、すごく美味しそうですね。残業帰りには目の毒です…
2016/11/28 19:53
chi-taroさん(*´∀`)ノ
お仕事お疲れ様です!

お天気良くて良かったです、お天気悪くて近くで見れなかったらしょんぼりでしかないから。

中華は美味しかったぁぁ。
この日の帰り道は山の感想より中華の感想ばかりでした(*´∀`)
2016/11/29 11:31
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