一人筑波山詣で(4)完

2016年12月02日(金) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 17.4km
• 登り: 968m
• 下り: 955m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:43
• 休憩: 1:27
• 合計: 7:10

8:55 スタート地点
8:55 9:00 小田バス停
9:48 9:50 つくば道道標
10:05 10:15 晋門寺
11:00 11:20 筑波山神社
12:30 12:35 男女源流
13:10 御幸ヶ原
13:25 13:35 女体山
13:45 14:15 めをと茶屋
14:30 14:35 男体山
16:05 0:00 酒寄南バス停
16:05 ゴール地点

小田バス停ー北条ーつくば道
快晴の筑波路をR125沿いを歩き宝篋山や筑波山の麓は紅葉が残っていて美しい、北条よりつくば道に入ると道標などがめにつきます。ふもとの晋門寺は豊山派の古刹で趣もあり池に移る紅葉がきれいでした。
つくば道は思いのほかく急坂で階段にしてもおかしくない勾配です、一直線に上るので登山道よりきついかもしれません。
筑波山神社　残り紅葉がありすぎの大木とのコントラストがうつくしいです。髄神門、拝殿など江戸時代東の鬼門を治める神社としての風格が伝わってきます。
御幸ヶ原登山コース　
よく整備されたコースで歩きやすいです、ケーブル脇を登るコースで展望はありませんが杉の大木の中を歩きます、平日なので登山者も少なく静かでした。
御幸ヶ原ー女体山ー御幸ヶ原（食事処）
女体山までは往復25分、遥か宝篋山の麓からここまで歩いてきた道のりが感慨深いです。食事床でビールとつくばそばで鋭気を養いました。
男体山ー薬王院コース
御幸ヶ原からは15分で山頂です、風も収まりのどかです。上部の下りは落ち葉で登山道がわかりにくいところがあります。麓近くはミヤマキシミや狂い咲きのツツジも見られましたミカン園に気を取られて薬王院の入り口を見落として酒寄までおりてきてしまいました。

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往路　JR土浦駅ー関鉄バスー小田バス停
復路　つくバス酒寄南バス停―筑波山口乗り継ぎーTXつくばセンター駅

コース状況／危険箇所等

御幸ヶ原コースはよく整備されているので危険なところはありません。
薬王院コースは上部は急坂で落ち葉でコースがわかりずらい。

写真

筑波山の麓には蓮根畑が沢山ありました。農家も高齢化で放置されている蓮田もあります。
夏にはこんな感じで筑波山が見えるのではないでしょうか！200x400黒タイルサンドブラスト彫刻

前回の終着、小田バス停から出発です

筑波山がはっきり見えます。コンビニで水とビールを仕入れます。

紅葉がきれいな宝篋山

葦の原と筑波山

北条よりつくば道に入る、道端に残る二十三夜塔

？神社

つくば道道標

つくば道由来

豊山派の古刹、晋門寺

晋門寺

紅葉映る庭園

つくば道の鳥居の横にある市営の駐車場

正岡子規の歌碑

階段にするほどの急坂です

筑波福来みかん保存会
ちょけい3�僂砲睨�たない小さなミカンですが甘みも、酸味もある一人前のみかんです。
皮は七味唐辛子に使うちんぴとして貴重な存在です。

つくば神社の綺麗なモミジが残っていました

髄神門、神仏習合の時代は金剛力士像が祀られていましたが現在は「日本武尊」と「豊木入彦乃尊」の像が祀られています。

筑波山神社拝殿、大きな鈴が珍しい

樹齢800年といわれる大杉

ケーブル乗り場横から御幸ヶ原コースの登山口です

登山道はよく整備されています

男女側源流表示

この岩の下から湧き出しています

女体山への途中にある小さな社

イザナミノミコトを祀る女体山神社
良い出会いがありますように！

女体山頂上にて

筑波山ロープウェイ
奥に見える宝篋山の麓から歩いてきました

加波山

つつじヶ丘ロープウェイ駅

御幸ヶ原、「めをと茶屋」ここでビールと筑波うどんを堪能しました

筑波山ケーブル、筑波山駅

イサナギノミコトを祀る男体山神社

男体山にて

ミヤマシキミ、有毒なので鳥からも守られている

ヤマツツジの狂い咲き

日当たりのよい筑波山の南麓ではミカンの栽培が盛んにやられている

つくバス酒寄南バス停、山岳詣で旅第4弾「一人筑波さん詣で」完了です。

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 飲料 ヘッドランプ 筆記用具 ガイド地図（ブック） 携帯 タオル ストック カメラ

感想

hiromiyazawa

4回にわたり筑波詣での旅をしてきましたがこれで完結とします。
江戸市民がいろいろな願い事を携えて筑波山に詣でたと思います。しかしながら単に信仰や願掛けだけでなく遊興の旅でもあったようです。また幕府は東の鬼門の守護神として手厚く保護してきました。しかしながら幕末ごろより廃仏毀釈の力が強まり神仏分離が推し進められ現在の形になったとされています。自然崇拝から始まった登山も山への思いや登り方も
多種多様です、歴史をたどっての登山もまた面白いですね。