抜戸岳 雪崩敗退(2200m)

2011年03月05日(土) [日帰り]

• GPS: 06:40
• 距離: 11.2km
• 登り: 1,213m
• 下り: 1,213m

コースタイム

7:40　新穂高
9:00　わさび平小屋前
12:20　標高2200付近から撤退
14:00　左俣林道
14:20　新穂高

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

ウィンドスラブと下の層の接合があまりよくなかったようで、斜面によっては非常に不安定だった
日陰斜面は重めだがパウが楽しめた

写真

新穂高

林道

デブリーランド@左俣林道

ワサビ平小屋。ここまで先行トレースあり。

目の前で起こった自然発生雪崩

かくだい

槍ヶ岳

ジャンダルム

焼岳、乗鞍

奥の方に破断面が見える

雪崩に巻き込まれたけど事無きを得た○○さん

ストック1本なくしたのでかたっぽは木の枝

感想

xx101

下の方はさほど悪くなかったが、標高2200m付近で急に雪の状態が悪くなる。

やや南向き斜面にウィンドスラブが発達しており、自然雪崩が認められる。
このためその場所から敗退するものの、登りライン滑走のつもりがやや外れてしまい、一人が自分トリガーの雪崩で流された。
破断面は50cm程度だがさほどスラブ化していないソフトスラブアバランチ。
10mほど流されたところで止まる。
ストック一本紛失。
その後は登りラインを忠実に下る。
標高を下げたあとはスキーヤーズレフトの沢などでも遊ぶ。


○今回、雪崩らしい雪崩に初めて遭遇。
不安定な積雪面に入ったときのあの不思議な感じ。
自然発生雪崩が起こる瞬間の腹に響く音。
少しのラインミスが引き起こす雪崩。

なかなか望んでも得られない経験、勉強になった。
今後の糧とせねば。