長閑な雰囲気のユガテ
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 593m
- 下り
- 562m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
東吾野駅〜高麗駅 西武池袋線 (現金:180円、IC:174円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はありません |
写真
感想
今回はkenboさんのリクエストで、奥武蔵のユガテへ行ってきました!
コースは、日和田山〜物見山〜北向き地蔵〜スカリ山〜ユガテ〜東吾野駅。
帰りは東吾野駅から電車で2駅の高麗駅まで戻り、高麗駅から日和田山の駐車場まで歩きました。
このコースは私が山登りを始めた頃によく歩いていたコースで、4時間程度のハイキングの割にはちょっとした縦走気分を味わえるのでお気に入りなのです。
日和田山の有料駐車場に車を停めて出発。
登りは男坂がおススメ。
ちょっとした岩場があって急登ですが、あっという間に金毘羅神社に到着。
金毘羅神社は山頂よりも見晴らしが良く、曼珠沙華や菜の花の季節には、鮮やかな色に染まった巾着田を眺めることが出来ます。
金毘羅神社から日和田山山頂経由で高指山方面へ。
山道から舗装路へ出ると高指山山頂はすぐですが、電波塔が建っていて立ち入り禁止になっています。
舗装路を下って駒高集落へ入ると、茶屋や公衆トイレあり、道沿いの東屋では大人数のグループが休憩していました。
舗装路から再び山道へ入ると、物見山に向かってゆるゆると登っていきます。
針葉樹の中をのんびり登っていくと物見山山頂。
ここは名前の割に見晴らしは良くないので、休憩せずに先へ進みました。
物見山からも歩きやすい山道を歩いて、北向き地蔵へ到着。
北向き地蔵からユガテへ下る道もありますが、せっかくなので見晴らしの良いスカリ山経由で向かうことにしました。
舗装路をしばらく歩くと右手に「スカリ山入口」の看板があるので、そこから山道へ入ります。
以前はこの登り口にピンクのテープしか目印がなかったのですが、何年かぶりに訪れたらもの凄く立派な標識が立っていていました。
結構急な道を登ると、ピークっぽい場所に着きますがここは山頂ではありません。
一回下ってもう一度登ると、こじんまりとした山頂へ到着。
ここは北側が開けていて眺望抜群。
先客が御一人いましたが、ここは見晴らしが良い割にいつも静かな山頂なのでお気に入りです。
しかしスカリ山から下る道は、結構急な上にザレているので、滑らないように注意して下りました。
ユガテへの分岐の標識まで下ってきたら、標識の示す通りにユガテ方面へ向かったのですが…
ここで道を間違えてしまい、舗装路へ出てしまいました。
本当は舗装路へ出る前にユガテへ下る山道があり、そこを通ればユガテの手前まで下れたハズでした。
何年か前の記憶ではピンクテープを辿って下ったと思ったのですが、見落として踏み跡のある舗装路の方へ行ってしまいました。
kenboさんには申し訳なかったですが、舗装路を通ってもユガテへ行けるようなので、そのまま舗装路をしばらく歩きユガテへ。
ここは山の中なのに人の住んでいる家が何軒かあり、とてものどかな場所です。
公衆トイレとベンチがあるので、たくさんの人がお昼を食べていました。
今の季節は柚が実っていましたが、春は梅や桜が咲いて綺麗なんだとか。(春は花粉症がひどいので行ったことはありませんが)
ユガテからは飛脚古道を通って、吾那神社経由で東吾野駅へ。
電車はちょうど行ってしまった後で、30分程待って高麗駅へ戻りました。
このコースは全体を通して歩きやすく、休憩所やトイレもあるので山歩き初心者の方にもおススメです。
もう少しガッツリ歩きたい人は、スカリ山から顔振峠方面へ行くのも良いかもしれません。
出張を含めて休日出勤が続き、振休を取ろうにもタイミングが合わず、体力的にきつくなってきました。どこかでドカンと睡眠をとろうか…と考えつつも、身体を動かしておきたい。というわけで、以前からkazuruさんが「雰囲気が好き」と仰っていたユガテを選択しました。
前日が弾丸日帰り出張であったため、疲れから早くに起床できず、日和田山下の駐車場に到着したのは10:00前。こんな時間では、私たちが最後のスタートかな?と思っていましたが、次々に車がやってきます。また、高麗駅方面から歩いて来る登山者も多く、少し驚きました。
岩場遊びをするため男坂を選択して、金毘羅神社で眺望を楽しみ、日和田山山頂へ。ちょうど男子校の生徒さん?の団体が休憩中で、写真をとるのに精一杯。山頂をそそくさと後にして、先に進みました。
緩やかな道を進んで、電波塔のある高指山はスルー。途中にあるふじみやでも休憩せず、ゆるゆる登って物見山山頂へ。名前の割にはほぼ何も見えないに等しく、ここも足早に通過しました。
再び緩やかな道を進んで、北向地蔵に到着。ここからユガテに進むことをkazuruさんに提案されましたが、これではなんだかあっさりと終了してしまいそうなので、スカリ山を越えてエビガ坂から進むことにしていただきました。
途中で出会ったハンターのおじさんたちと少しお話をして、何もない山頂(スカリ山と間違えないように!)を通過し、スカリ山へ。武甲山が綺麗に見え、武甲山好きのkazuruさんはご満悦でした。スカリ山からエビガ坂まではザレた下りなので、少し注意して進みました。
エビガ坂から「ユガテ 東吾野」と示された左斜め後ろ方向へ進みます。踏み跡が薄いな…この道は人気がないのかな?と進むと、舗装路に合流しました。ここでkazuruさんが「あれ?道が違う気がする」と仰ります。「前に一度歩いたのでしょう?」と尋ねると「もう何年も前だから、詳しいことは覚えていないよ。でも、こんなにすぐに舗装路には出なかった気がする…」と曖昧な返事でした。
登山道を舗装路を交互に歩くのは奥武蔵らしさであるし、舗装路を歩いていれば、最悪でも迷子になることはない。ユガテへの方角も間違えてないし、このまま舗装路を下ることにしました。
途中ですれ違ったおじさんに「このまま進めばユガテに行くことはできますか?」と尋ねると「ユガテに行くには、北向地蔵から下るんだ」と、ごもっともなお返事。すれ違うということは、ここに来るまでにユガテ方面への分岐とかを見ているかな?と期待して尋ねたのになぁ。このままあれこれ尋ねても期待した情報を得ることは難しそうなので、お別れしました。
kazuruさんが「私はこの辺りを何度も歩いているから、地図はいらない」と仰っていたので、信じていたのでした。「地図を持参すべきでしたね」と言うと、なぜかキレられてしまいました。そのまま沈黙が続いて気まずい雰囲気の中、ユガテ方面を指す標識がありました。ここでホッとひと安心。
数件の民家があり、この敷地を通り抜けるような感じでユガテに到着。12月とは思えないポカポカ陽気の下、年配の団体さんが賑やかに昼食していました。確かに長閑な雰囲気で、時間がのんびりと流れてるような錯覚に陥りました。ひまわり畑があり、夏にはひまわりが咲いて綺麗だろうな…なんて想像しつつ、夏にここに来ることはないだろうと現実的なことを考えてみたり。
福徳寺ではなく、吾那神社方面を選択して、東吾野駅に到着。車を回収するために電車で高麗駅に戻り、日和田山下の駐車場まで歩きました。
今回は、地図を持参することの重要性を再認識した山行となりました。何度も歩いてある程度の地形を把握していたとしても、見知らぬ人から道を尋ねられて地図を見せながら案内したこともあったので、これからは手抜き・過信しないようにしようと心に誓いました。
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