美ヶ原三城牧場ルート
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 671m
- 下り
- 670m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年01月の天気図 |
アクセス |
往路;6:20スワンガーデン6:30-7:20三城牧場 復路;三城牧場14:30-浅間温泉・みやま荘・入浴後スワンガーデンへ |
コース状況/ 危険箇所等 |
特にない 百曲コース・・暑くなるとアイゼン団子が出来る。 |
感想
王ヶ鼻・王ヶ頭・・・,境界線会員,初心者対象の雪山講習ハイキング。
ハンドルを握る手が冷たくしびれて痛い。無風快晴,朝の気温は前日,前々日からさらに下がって-14℃。
三城牧場の登山口を7:40出発,はじめからアイゼンを履いて歩き始める。10分でカラマツの樹林帯に入り、小刻みに先頭を交代しながらゆっくり登る。風がないので20分歩けば厚着をしている人は1枚脱ぐことになる。
8:22林道着。オーバーヤッケをザックにしまい込む。同37,林道終点の第1標識から登山道に入る。傾斜がきつくなるが、5分で2つ目の指導標を見てさらにひと登りでキツツキの館に着く。意外なことに戸は自由に開けて入ることが出来、中もきれいに片づいていて現役の小屋らしかった。
9:00出発。シラビソの林を左にトラバースし、前日の到達点よりやや上部の1800mを越えた辺りで小休止して乗鞍,御岳,中・南ア方面の展望を楽しむ。
そこから今度は逆に右に斜上する長い直線を登って石切り場からの道を合わせる。樹高がどんどん縮んで50cmにも満たない苗木のようなカラマツが現れようになると、そこは王ヶ頭のアンテナ群の直下である。
10:07,王ヶ頭のすぐ下で王ヶ鼻に向かうトレースを追って左折,10分で林道に出る。林道は王ヶ鼻のアンテナまで伸びており、そこから200mの散策路を辿って10:41,王ヶ鼻に着く。
王ヶ鼻は美ヶ原の台上から松本平に向けて、まさに鼻のように突き出た小ピークで、北アルプスを望む絶好の展望台になっている。王ヶ頭ホテルが松本市内から送迎バスで客を運んでくれるので冬でも訪れる人が多いが、歩いて登ってくる登山者は十指に満たないものと思われる。
風がなく天気がいいので展望を楽しみながら弁当を食べ、11:15発,王ヶ頭に向かう。11:40王ヶ頭着。写真を撮ってすぐに塩くれ場に向かう。
広大な原には柵に囲まれた遊歩道が延々と伸びていて、はるか先に塩くれ場の看板とトイレがぽつんと見えており、美しの塔さらにその先である。夏場は入ることの出来ない美ヶ原牧場の柵の中にもスノーシューやスキーで歩いた跡があり、また何人かの人達が歩いている姿も見られる。
正午を過ぎて浅間山や志賀高原から妙高・日本海方面の山に雲がかかり始めたが、行く手の正面から照りつける太陽は眩しく熱いほどで、氷点下と言えども歩いている限り寒さは感じられない。
12:20,塩くれ場手前の倉庫で休憩の後、柵を越えてショートカットし百曲コースに入る。12:37茶臼山分岐,同46,百曲『広木場へ1.0km』の指導標通過。ここから細かいジグザグを繰り返しながらどんどんと下る。南西方向に下るので陽光をまともに浴びて額が暑く、雪面の照り返しが目に痛い。
13:16広木場着。指導標から30分で降りた。『水神の森・広木場園』は美ヶ原県民の森キャンプ場の一番奥に当たり、茶臼山から下って来る道との出合いでもある。
13:30発。小さな沢沿いの道を急ぎ足で下る途中,ふいにパラパラッと音がしてカラ類の巡回に囲まれる。現れたのはシジュウカラ,エナガ,ヒガラ,ハシブトガラ等,中でもエナガのしぐさが愛らしくしばらくはせわしなく動きまわる姿に見とれる。
13:47登山口着,アイゼンを外すと幾分靴の締めつけが和らぐ。王ヶ頭コースの登山口へは車道を歩いて20分で14:10着。
参加者:土岐,谷地,古志郎,木偶
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