冬道できたって！横岳 杣添尾根↑↓驚愕の完全無風！

2016年12月21日(水) [日帰り]

• GPS: 07:00
• 距離: 9.1km
• 登り: 1,117m
• 下り: 1,115m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:46
• 休憩: 1:14
• 合計: 7:00

7:42 海ノ口自然郷 横岳登山口
11:30 11:30 横岳（三叉峰）
11:47 13:01 横岳（奥ノ院）
13:13 13:13 横岳（三叉峰）
14:42 海ノ口自然郷 横岳登山口

山頂で昼食・無線運用。快晴・無風・貸切でのんびりできました。

天候

終日快晴　午前中微風〜山頂滞在時は完全無風！

アクセス

利用交通機関：

自家用車

海ノ口横岳登山口駐車場

コース状況／危険箇所等

駐車場手前の道路は、轍は深くはないがガチガチ凍結。4WD＋スタッドレスで通行支障なし。
登山道下部は凍結箇所あり。駐車場からチェーンアイゼンで行きましたが、なくても石や根が出ているので問題ない（と思う）。
森林限界上は尾根筋の冬道。ボコボコ陥没ありで歩きにくいが助かる。踏み抜くと膝上、場所によっては股下まで落ちるが、新雪ではないのでワカンが必要なほどではなかった。
三叉峰直下の急登は、まだ凍結しておらずアイゼンがよく効いた。

写真

駐車場の写真は撮り忘れ。駐車場前は除雪されていました。
途中でつけるのはめんどくさいので、最初からチェーンアイゼンで、別荘地の車道歩き。ガチガチに凍結しています。

東屋手前、途中は雪がない箇所あり。下山時は東屋の前を直進した。どちらも大差なし。

東屋。雪はまだ少ないし、池も凍結していない。

橋を渡って取り付き。

登山道下部　凍結してますが、石や根が出ているのでチェーンアイゼンなしでも歩けそう。ソフトシェルも脱ぎ、アンダー＋長袖シャツで行動。

登山道中腹　ようやく雪を踏めるようになってきました。

森林限界手前　空が近くなってきました。あとちょいで好展望が待っている。

森林限界まで上がってきました。赤岳ののっぺり感がいい。山頂でのんびりしたいので、赤岳までは無理か。

富士山は山座固定の基本＾＾；。杣添尾根からの富士山は好き。

この手前で「ストック＋チェーンアイゼン」から「アイゼン＋ピッケル」へトランスフォーム。ようやく横岳を捉えました。

尾根筋の冬道はボコボコだが、夏道を行くことを思えば助かります。トレースを外すと踏み抜きます。

稜線との角度が浅くなってきた。

三叉峰道標　ここの急登は春先ツルツルに凍結し、危険な滑り台になる。

冬季用のグローブで操作していたら、WBがめちゃくちゃに！

遠くに富士山　周囲の山々に雪は少ない・・・というか雪ない。

金峰山には少し雪あるのかな・・・

お隣は無名峰・その先が奥ノ院。無名峰も好きなんだが。

横岳山頂には誰もいない。途中のハシゴは2つとも完全に出てました。

完全無風で日差し強烈！ソフトシェルすらいらない。ダウンやアウターなんか出る幕なし。

ここからの赤岳・中岳・阿弥陀岳はお約束。

硫黄岳への稜線にも誰もいない。

北アルプスまで眺望全開！
無風なので飛行機雲がそのままの形でずっと残ってました。

ここにしか雪がないように見える。

のんびり昼食と無線遊びを楽しんだので、そろそろ帰ることにします。最後まで誰も来なかった。

三叉峰から杣添尾根。

下山中　雪が緩んでもっと踏み抜くかと思っていたが、そうでもなくてよかった。森林限界まで下ったらツボ足＋ストックでいいや。

富士山も見納め、さようなら。

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター マフラー ネックウォーマー 毛帽子 靴 ザック アイゼン 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒（保温性） 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ ワカン チェーンアイゼン ピッケル 無線機２台

感想

km117

シーズン最初の雪山はどこにしようか迷いましたが、レコで杣添尾根の冬道開通を拝見したので行ってみました。3シーズンぶりでしたが、思ったより雪も多く楽しめました。
ここは降雪直後は相当大変なはずで、最初に冬道トレースをつけて頂いた方には感謝です。
冬山とは思えない好条件、まるで春山のような雰囲気で、早くも今冬の運を使いきってしまったのではないかと思えるような山行でした。次が-15℃風速15mだと、相当ショックを受けそうで今から怖いです。