家族で赤岩尾根から鹿島槍ヶ岳往復
- GPS
- --:--
- 距離
- 17.3km
- 登り
- 1,984m
- 下り
- 1,972m
コースタイム
- 山行
- 7:21
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 7:44
天候 | 快晴(ただし、前日に降雪あり) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
前日に降雪があったので、若干雪の不安はあった。 |
写真
感想
目覚ましにセットしておいたラジオが鳴っているなと思ったら、寝過ごした。子どもたち、勿論起きていない!息子2人の名を呼ぶが、起きる気配なし。自分一人で行こうかとも思ったが、やっぱりそれはと思い、三男の頭をごっ突いてたたき起こす。二男も起きてきた。
家を出たのが6時。あーあ、やっちまったよ。黒戸尾根、2時間睡眠で登ったから、今回5時間も寝れれば十分という考えが甘かった。やっぱ起きないね。(ある程度予想していたことだけど)これからは、黒戸尾根、七倉のときと同じく、夜中に発って、登山口で仮眠というパターンにしよう!
家の近くのコンビニで朝食と本日の行動食兼昼食を買う。朝食は3人ともパン。行動食は
おにぎり1ヶ、カロリーメイト1箱、カップヌードル
非常食にスニッカーズチョコ1個、ミニアンパン5個
(アンパン以外は一人分)コンビニで購入するくらいだから、カーボショッツとかその類はなし。せめて、ハイドレの中に3人のうち一人くらいはハイポトニックの類とも思ったが、みんな水にした。ただし、自分と三男には塩(岩塩の粒)を持たせた。
しばらく大冷川の左岸の林道をいく。林道から鹿島槍ヶ岳南峰が見える。雪が被っているなあ、でもあのくらいなら多分問題ないだろうと推測する。
斜度のないところはゆっくり走る。ラップ37分で西俣出会に。
沢の水量がそんなにないので、対岸へ渡渉も出来そうだけど、せっかく、↑こんな標識があるのでトンネルを↓ どうやら砂防ダムの下にこんな工夫がされているようだ。
戻るように南下し(登山道は登っています)右(方角的に西)に折り返して赤岩尾根の登りに。至る所に金属の梯子がかけられています。
西俣出合から1時間10分で高千穂平に。山頂から降りてきた4人がのんびり写真を撮っていました。我々は休むことなく、どんどん行きます。
標高2200mぐらいから日陰に雪が残っています。しかし日陰は寒い。高千穂平から54分で稜線へ。立山、剣岳がバーンと見えます。そして風が強い。そして当たり前だが寒い。でも結局、鹿島槍ヶ岳山頂までこの格好でしたね。
懐かしい思い出の場所に来た。二男が小3、三男が幼稚園年長のとき(このとき長男も一緒にいて小5)2泊3日で扇沢から爺が岳経由で鹿島槍ヶ岳をめざしていたのだが、この場所辺りで、無理をせずに折り返した場所。
来た道を振り返ると、爺が岳が白い。この辺のほぼ平なところでは走る。父が先頭、三男、二男の順だが、三男は走って付いてくる。走ったのは、行き帰りの林道と
行き帰りのこの↓の写真の付近くらいでした。
布引山付近はちょっと雪が多かったかな。危ないほどの積雪量ではないが、アイゼンの跡もあった。
山の空気は気持ちいい、登山者も少ないのがいい。冷池小屋からの登りで、降りてくる登山者4人くらいということは、山頂に着くと、自分たちだけでした。
山頂着 11:47 登りだしてから4時間ちょっと。
鹿島槍北峰とそこへ通じる登山道を見ると、北斜面のせいか雪が結構ありそう。
誰かの歩いた跡も見えなかった。われらはトレランシューズだから(三男は結構磨り減ったランシュー)、北峰は危険と判断しました。
山頂でULジャケットを着る。手袋は自転車用ので指が出ているやつなんだけど、
寒くて寒くて・・・・でもロング持ってきてない。子どもたちは、・・・持ってきていた。えらい!くだりは勿論着けさせた。
二男に「お父さんの下(ズボンのこと)とっても寒そうだよ」と言われたが、
別に問題なかった。それよりも第2関節までの指、寒いーー。
山頂で24分も休んで(おにぎり食べる)とっとと下る。しかし、走らない。
本当は走りたいけど、二男がゆっくり降りると言うので合わせた。布引山をちょっと降りたところ、鹿島槍の山頂から高度で300m位降りただけなのに、吹く風の温度が違う。とても暖かく感じる。急にぽかぽかしてくると、今度は血行がよくなって指がむずむず。
本当は山頂でラーメンを食べるはずだった。寒さはツェルトを被ればなんとかなるが、下からガスが沸いてきたので、不安を感じ、食べずに降り、高千穂平で食べようと言っていたのだが、冷池小屋の前でラーメンを食べることにしました。
稜線と分かれて、赤岩尾根に2箇所ほどトラバースするところがあり、こういうところでは、まず音に注意・・・・と言っていると、カランカラン と落石が小さい石ですが、当たれば怪我は間違いなし。一人ずつ通過させます。
赤岩尾根から西沢を見下ろすと、スキー場の斜面のよう。横からの雪崩は間違いなし。雪崩が起きれば真っ直ぐ直線だから止まらんだろうね。でも、そんな危険がなかったら滑り降りたい。
落下防止用ネットが1箇所だけありました。そんな、登山道踏み外したらまっさかさまーなんて所はどこでもあるだろうに、何故ここだけネットあるのか?と思っちゃいました。ま、別にいいんだけどさ。
この頃思うんだけど、昔と比べると、登山道はかなり整備されていますね。梯子も多い。この赤岩尾根も多いな。
西俣出合に着いて、今日は走らないぞと思っていましたが、気付くと走り出していました。早く歩くより、ゆっくりジョギングペースで走ったほうが楽。ふっと振り返ると、いつの間に三男が。そして、二男も走っていたようです。そんなに待つことなく2人も無事下山。
下りで走らなかったから、そんなに疲れていないかと思ったが、やっぱそれなりに足は痛いです。三男、陸上部で走っているだけのことはあるな。下りではまだ降り方をマスターできていないけど、危険じゃないようなところだと、三男の足音が気になりました。後何年後かは、立場は逆転しそうです。
「親父、おっせえんだよー」なんてね。そうならないよう、鍛えますが。
大谷原7:30−西俣出合8:06−高千穂平9:16ー稜線10:10−鹿島槍ヶ岳山頂11:47
山頂で24分休憩ー12:10山頂発ー冷池小屋13:07(31分休憩)13:49発ー高千穂平14:30−西俣出合15:44−登山口15:14
登り 4:17
下り 3:04(カップラーメン休憩30分含む)
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