鹿島槍ヶ岳東尾根

2024年04月05日(金) ~ 2024年04月06日(土)

• GPS: 19:28
• 距離: 15.7km
• 登り: 2,092m
• 下り: 2,071m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:43
• 休憩: 0:20
• 合計: 9:03

距離 5.7km 登り 1,432m 下り 98m

5:52 大谷原 登山口
10:00 10:19 一ノ沢ノ頭
14:55 宿泊地

2日目

• 山行: 9:01
• 休憩: 1:23
• 合計: 10:24

距離 10.0km 登り 660m 下り 1,998m

5:10 宿泊地
8:19 8:24 鹿島槍ヶ岳北峰
9:22 9:25 鹿島槍ヶ岳
9:59 10:02 布引山
10:38 冷池山荘テント場
10:44 11:19 冷池山荘
11:38 11:39 冷乗越
12:07 12:26 白樺平
13:02 13:22 高千穂平
15:36 大谷原 登山口

天候

はれ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

大谷原駐車場から

コース状況／危険箇所等

気温が高く昼からは雪がグズグズ

写真

4/5 5:52

大谷原から出発

4/5 7:31

典型的な切株更新

4/5 7:50

東尾根の末端付近は巨木の森

4/5 9:29

結構ガス

4/5 10:11

一ノ沢の頭から

4/5 11:19

ニノ沢の頭手前は灌木に乗った雪が不安定に見えて怖い

4/5 13:46

第一岩峰に向かう雪壁
雪が緩くなかなか進まない

4/5 16:53

第一岩峰基部にイグルー泊
姿は見えないが雷鳥の鳴き声
夜は風が強いが室内は快適

4/6 5:11

朝

4/6 5:11

爺ヶ岳

4/6 5:10

第一岩峰
出だしから急で緊張
そして以外と長い登りでふくらはぎが死ぬ

4/6 6:32

第二岩峰

4/6 6:39

全体的に高度感があって緊張
チョックストーンは左手の壁を、細かいスタンスと腕力でよじ登る

4/6 6:32

長い東尾根

4/6 6:33

爺ヶ岳
谷筋からは雪崩の音が響く

4/6 7:22

最後の登りと双耳峰

4/6 8:20

北峰からの東尾根

4/6 8:21

五竜

4/6 8:22

南峰と剱岳
南峰の登りは北向き斜面で硬く締まっている
最後まで気の抜けない登りでヘロヘロ

4/6 9:21

南峰

4/6 9:22

爺ヶ岳方面

4/6 9:23

雪庇すごい

4/6 11:37

赤岩尾根へのトラバース

4/6 14:39

地獄の踏み抜きを終えて赤岩尾根の末端に

撮影機器：

iPhone XS Apple

感想

Km

気温が高く難所の通過は午前中が勝負となった。第一岩峰までにも雪壁や痩せ尾根など、雪の状態によっては難しい箇所がある。
トレースは何日か前のものがあったりなかったり。
第一岩峰基部で泊。今回の米山式イグルーは会心の出来でよろこぶ。軽量化のため3シーズン用の寝袋にしたため寒い。
翌朝は快晴で、夜半までの強風も止みベストコンディション。
第一岩峰はいきなりの急登。固い雪と緩んだ雪が混在していて難しい。そして長い。
第二岩峰は短い痩せ尾根から一歩のトラバースを経て、核心のチョックストーンはほぼ腕力。
空荷での登り返しを想定してロープも持って行ったが、結局重荷のまま通過できた。足元の雪が残っており、比較的高い位置から離陸できたのも良かった。
難易度はともかく高度感が強くて緊張する。

あとは楽勝かと油断していたら南峰の登りがシリアスな雪壁でダブルアックスが手放せない。
冷池へ降り始めてようやく登山者と遭遇。
スキーを背負った人もいてすごい。
下りは西沢に降りようかと考えていたが、昼の時点でデブリが複数観察できたため赤岩尾根に。腰まではまりまくってツラい下山となった。
冷池で一泊すれば朝の西沢をシリセードで超速下山できただろう。
高千穂平からは北俣本谷を落ちる大規模な雪崩が観察できた。
金曜に休みをとって行ったため東尾根を1人でぜいたくに楽しめた。